ワシントン州シアトル市。別名「エメラルドシティー」。日本人選手も所属するメジャーリーグの本拠地として、また、人気コーヒーショップの発祥の地として、日本でも多くの人に知られている街ですね。そんなシアトルですが、アメリカでは健康や環境に敏感な人々、つまりヘルスコンシャス(健康指向者)やエココンシャス(環境指向者)と呼ばれる人々が多く集まる街としても知られています。そういった人たちを引き寄せる魅力とは、一体どんなところにあるのでしょうか?
健康・環境分野の先進都市・シアトル
北米大陸の北西部に位置する、水と緑に囲まれたこのシアトルは「アメリカ人が住みたい街・トップ10」に毎年ランクインしているほどの人気を誇っています。シアトルという街に、健康や環境に対する認識が高い人々が集まってくるのは、シアトルの街の教育水準の高さもひとつの理由としてあげられると思います。驚くべきことに、この街の成人人口の約半分が修士号以上を取得しており、まさしく教育水準の高い人たちの集まる街なのです。彼らが自らの健康にかける時間やお金がこの街の健康志向を支えているのだと思います。もちろん、海や湖、山といった大自然に恵まれた環境も、人気の大きな理由であることは間違いありません。
ニューヨークやロサンゼルスといった大都市と比較しても、シアトルは自然食品や健康食品、自然化粧品、オーガニックコットン、オーガニックカフェやレストラン……と、食品から日用品までのあらゆる分野で、健康や環境への対応が進んでいます。また、農家が近隣に多数点在するという条件もあり、農家から直接オーガニック野菜を購入することもできますし、シアトル市内に数多く存在するファーマーズマーケットには、無農薬の新鮮な野菜や果物が美味しそうに売られています。ここに住んでいるというだけで、健康や環境への意識も自然に高まっていきそうです。
自然と触れ合い、自然を守るシアトル市民
シアトルは緯度の高い位置にあるため、夏は比較的短く、雨が多いのが特徴です。その証拠に、別名「Rainy City」とも呼ばれています。まるで“避暑地”のように居心地が良い夏を過ぎた10月頃から、翌年の5月までは曇りや雨の日が続きます。太陽が顔を出す日も少なく、12月から2月頃は日照時間も短くなってしまいます。
そんな「Rainy City」シアトルも、7月から9月にかけての夏の3カ月間は、爽やかな心地良い風と、高い青空、暖かい太陽が顔を出す素晴らしい天候が続くのです。気候の良いこの時期の週末には、子供から大人までが参加するサイクリングのロードレースや、マラソン、大規模なトライアスロンレースなどのイベントが毎週のように開催されるのです。夏の間は、海でヨット、湖ではジェットスキー、山や川では登山やカヌー、おまけにキャンプまで。冬になると、スキーやスノーボードといった具合に、シアトルの人々はその恵まれた環境の中で、活動的な暮らしを送っているのです。
シアトルは、夏も冬も、大自然と思い切り触れ合うことができる自然豊かな街です。各地で環境汚染が問題となっているなかで、シアトルでは行政が率先してバイオディーゼルを使用したバスを導入し、市民団体によるバイオディーゼルオイルの供給などが積極的に行われています。「美しい水と緑を守るために、そして何よりも自分たちの健康のために」そんな意識で市民ひとり一人が、高い意識を持って生活している街・シアトル。皆さんも機会があれば、是非一度シアトルを訪れてみてください。健康や環境に関する何らかの気付きがあるかもしれませんよ。

関西電力グループが運営するメディカルフィットネスクラブ「Kフィット中之島 ウェスト」は、文字通り「医療とフィットネスの融合」をめざしたフィットネスクラブ。たとえば気になる「メタボ」にも、米国アスレティックトレーナー協会公認のトレーナー(ATC)と、関西電力病院、エル・スエヒロが連携し、科学的な根拠に基づきながら改善をはかります。とくにATCパーソナルトレーニングは 「姿勢改善や障害予防に最適」とご好評をいただいています。
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