便秘が原因の「下腹部のぽっこり」を改善するために大切なのは、ウエスト周りをしっかりと動かして腸を刺激することと、運動によって血流をアップさせ、体の芯から温まることです。それらの効果を手軽に得られるのが、ここで紹介する3つのエクササイズです。腸周辺の筋肉や腹筋を、「捻る」「引っ込める」「伸ばす」ことで、腸のマッサージ効果を狙います。エクササイズと並行して、半身浴でゆったりする時間を作り身体を温めたり、首・手首・足首の「三つの首」を冷やさないようにするとよりいっそうの効果が望めるでしょう。
永田ATCのエクササイズ
腸を刺激するためには、下腹部や腰回りをゆったり、大きく動かすことが大切です。時間を気にせず、気持ちにゆとりを持って行うことも大切です。
- ひざ抱え
- あお向けの姿勢で両ひざを立て、軽くあごをひきます。
背筋をのばし、息を吐きながらお腹をへこませます。首まわりの力を抜きましょう。
- 息を吐きながら床に腰を押し付け、基本姿勢をつくります。
- 息を吐きながらひざをお腹に引き寄せ、肩を開きます。
- 息を吸って、吐きながら頭をあげ、体を丸めます。
- 息を吸いながら元の位置に戻します。
- この動作を5回程度繰り返し、最後にお腹の力を抜きます。
- プローントーソツイスト
- うつぶせの姿勢であごの下で両手を重ねます。
- 両方のひざとかかとをつけたまま、足を90度に曲げます。肩を大きく横に開き、基本姿勢をつくります。
- 息を吐きながら両足を右側に倒します。
- 息を吸いながら元の位置に戻し、息を吐きながら反対側に倒します。
足を倒したときに太ももの前の部分がきちんと横に向くよう意識して行います。
- 左右10回ずつ20回程度繰り返し、最後に足を戻して力を抜きます。
- クラップクランチ
- あお向けの姿勢で両ひざを立て、息を吸いながら両手を上にあげます。
- 息を吐きながらお腹をへこませます。
腰をしっかりと床に押し付け、息を吸いながら上に伸び、基本姿勢をつくります。
- 息を吐きながら右足をあげ、ひざの裏で手をたたきます。
- 息を吸いながら戻します。
5回から10回程度繰り返しましょう。
- リズムよく、左右5回ずつ10回程度繰り返し、最後に手を戻して力を抜きます。
監修・指導:メディカルフィットネスクラブ「Kフィット」中之島ウェスト

関西電力グループが運営するメディカルフィットネスクラブ「Kフィット中之島 ウェスト」は、文字通り「医療とフィットネスの融合」をめざしたフィットネスクラブ。たとえば気になる「メタボ」にも、米国アスレティックトレーナー協会公認のトレーナー(ATC)と、関西電力病院、エル・スエヒロが連携し、科学的な根拠に基づきながら改善をはかります。とくにATCパーソナルトレーニングは 「姿勢改善や障害予防に最適」とご好評をいただいています。
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