ウエスト周りがカチカチの硬い状態であったり、パンパンに張っていたりするお腹は、内臓脂肪が溜まっていると考えられます。内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、代謝が良く、強度の高い(負担がかかる)運動は必要ありません。低強度の運動を長く続けること、運動の頻度を上げることがより重要になります。
永田ATCのエクササイズ
腰椎と大腿骨を結ぶ「腸腰筋」が衰えると、便秘がちになります。ハンドプッシュで腸腰筋を鍛えて、便秘とお腹の張りを解消しましょう。
- スコーピオン
- うつぶせになり、手を体の横に広げ、手のひらは床に向けます。
- 息を吸いながら、左の股関節から足を大きく持ち上げ、息を吐きながら右へ倒します。
- 息を吐ききったら、ゆっくりと足を元に戻し、反対側でも同じように行います。
左右1セットを3回行いましょう。
- ハンドプッシュ
- ひざを立ててあお向けの姿勢になります。
息を吐きながらお腹をへこませて胸を開きます。
腰の下に手のひらが入るくらいの隙間をキープしましょう。
- ひざと股関節が90度になるように両足持ち上げ、ひじを伸ばして両ひざに手を当てます。
- 息を吐きながら右のひざで手のひらを押します。ひじが曲がらないように、手にも適度な力を入れます。3秒間キープして力を抜き、左の足でも同じように行います。
左右1セットを5回行いましょう。
- サイドクランチ
- 左側を下にして横になります。ひじを肩の真下に置いて体を支えます。しっかりとひじで床を押しましょう。両ひざはそろえて軽く体の前で曲げます。
- 息を吸いながら右手を耳の後ろに添えて、息を吐きながら右ひじと右足のかかとを近付けます。息を吸いながら足をもとに戻します。
この動作を5回繰り返したら、体の向きを変えて反対側でも5回行いましょう。
監修・指導:メディカルフィットネスクラブ「Kフィット」中之島ウェスト

関西電力グループが運営するメディカルフィットネスクラブ「Kフィット中之島 ウェスト」は、文字通り「医療とフィットネスの融合」をめざしたフィットネスクラブ。たとえば気になる「メタボ」にも、米国アスレティックトレーナー協会公認のトレーナー(ATC)と、関西電力病院、エル・スエヒロが連携し、科学的な根拠に基づきながら改善をはかります。とくにATCパーソナルトレーニングは 「姿勢改善や障害予防に最適」とご好評をいただいています。
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