eonet.jp > 健康 > 病気症状と予防 > なんとかしたい!いびきの原因と改善法

知って得する ヘルスケア

      なんとかしたい!いびきの原因と改善法

      トップページへ戻る
      なんとかしたい!いびきの原因と改善法

      睡眠時に「いびき」をかく人は少なくありません。
      なぜ人は「いびき」をかくのでしょう?音は身体のどこから出るのでしょう?
      「いびき」ぐらいと軽視していると、身体に様々な弊害を起こします。予防や改善のために「いびき」の原因と改善法について知っておきましょう。

      いびきのメカニズム

      いびきは呼吸によって空気が通るときに、「上気道」=「のど(咽頭)や鼻(鼻腔)」の中の粘膜が振動して音が鳴る現象です。
      睡眠時に全身の筋肉が緩むと同時に、のどや鼻の筋肉が緩むことによって、上気道が狭くなり、「抵抗音や振動音」の“いびき音”が発生しやすくなります。
      さらに上気道は、アルコール、肥満、疲労、病気、薬剤や老化など、さまざまな原因によってより狭くなります。このため、空気抵抗がさらに大きくなり、粘膜の振動も増していびき音も大きくなることになります。

      いびきの原因

      いびきの原因は多岐にわたります。個人差がありますし、同じ人でも日によって違います。また、複数の原因が重なり合っていびきをかく場合も多いようです。
      いびきをかきやすい人には、以下のような特徴があります。 自分に当てはまる原因がないかチェックしてみましょう。

      1. 肥満気味である
      2. 口呼吸の習慣がある
      3. 仰向けで寝ている
      4. 鼻炎の症状がある
      5. 疲れている、ストレスが溜まっている
      6. 寝る前にお酒を飲む
      7. 睡眠薬、精神安定剤を服用している

      いびきを防止し、改善・解消するには、いびきの原因を取り除くことが基本となります。
      「自分のいびきの原因」を突き止めることが、解消への第一歩なのです。

      日常生活への影響

      いびきの弊害は睡眠時の騒音だけではありません。普段の生活にも深い影響があるのです。

      • 家族など周囲の人の睡眠を妨げる原因に
        周囲の迷惑になることから、人間関係に影響することも考えられます。
      • 疲労感が取れない
        いびきをかくと、眠りが浅く熟睡できないため、眠ったあとも疲労感が残りすっきりしないことが多くなります。
      • 睡眠不足による能力の低下
        慢性的な睡眠不足によって昼間の脳の働きが鈍くなり、集中力や記憶力・判断力が低下します。
        その結果、交通事故などを起こす危険性が高まることも。

      いびきと病気の関係

      いびきは生活の質を低下させるだけではなく、様々な病気にも関係しています。

      • 睡眠時無呼吸症候群
        睡眠時の呼吸停止、昼間の強い眠気などの症状があり、しばしば激しいいびきを伴います。
        ドクター’sコラム「睡眠時無呼吸症候群」
      • 高血圧や糖尿病
        いびきをかいているときは呼吸が不十分で酸素不足に陥っている状態です。その状態が長く続くと高血圧や糖尿病などの生活習慣病になりやすくなるとされています。
      • 心臓疾患や脳疾患
        同様に、酸素不足が続くことで不整脈・心不全・心筋梗塞などの心臓疾患、脳卒中や脳梗塞などの脳疾患が引き起こされる危険性もあります。

      いびきの改善法

      いびきを改善するには、生活習慣を改めることが必須です。
      自身のいびきの原因と照らし合わせ、生活習慣を見直しましょう。

      ダイエットをする

      喉付近や口の中などに脂肪がつくと上気道が狭くなりますので、肥満気味の場合はダイエットをしましょう。
      ただし、急激なダイエットはかえって体調を崩し、疲労やストレスからいびきをかきやすくなることもありますので、無理は禁物です。

      鼻呼吸を行う

      寝ている間だけではなく、普段から鼻呼吸を行うように心がけて生活します。
      鼻炎など鼻の疾患がある場合、口呼吸になってしまうことが多いので、病気の治療を行いましょう。

      横向きで寝る習慣をつける

      仰向けで寝ると、舌が喉の方に沈み上気道を狭くする原因になるため、横向きで寝る習慣をつけましょう。
      習慣付けが難しい場合は、抱き枕を使うと横向きに眠りやすくなります。

      枕などの寝具を変える

      高さが合っていない枕は首が曲がって上気道を狭くします。同じように柔らかすぎる敷布団やマットレスも、体が深く沈み込むことで首が曲がり、上気道を狭くする原因になります。
      自分に合った高さや硬さの寝具を選び、快く眠れる環境を整える工夫が大切です。

      眠る前の飲酒は控える

      アルコールを摂取すると喉や口の中の筋肉がゆるみ、上気道が狭くなってしまいます。
      眠る前にはお酒を控えるようにしましょう。

      いびきの症状が激しく、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、耳鼻咽喉科や睡眠障害の専門医で診察を受けることをおすすめします。 場合によっては治療や手術が必要となることもあります。
      早めに専門医に相談し、自分に合った解決・改善策を導き出して、自分や周りもいびきに悩まされることのない快適な生活リズムを取り戻しましょう。

      監修:にしむら耳鼻咽喉科院長 西村明子

      日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医。奈良県立医科大学卒業後、奈良県立医科大学付属病院耳鼻咽喉科入局。奈良県立医科大学附属病院 救急救命科、友紘会病院、阪和住吉総合病院勤務を経て、平成11年にしむら耳鼻咽喉科開院。
      いびき、睡眠時無呼吸症候群治療のスペシャリストとして、これまでに数千人のいびき、無呼吸患者の診療を実施。大阪府内でも有数の睡眠時無呼吸症候群治療の施設として、いびき・睡眠時無呼吸症候群外来には多くの患者が訪れる。

      にしむら耳鼻咽喉科
      〒581-0085 大阪府八尾市安中町3-7-6
      TEL: 072-990-6565 公式サイト:http://ibiki.org/

        トップページへ戻る

        ページの先頭へ