特集:ヨガ特集 2013年8月8日、9月5日
Aヨガでは、まず立った状態から呼吸をやわらげてウォーミングアップし、さまざまなポーズを行った後寝転んでリラックスする。という一連の流れがあります。




Q. どんな格好ですればいいですか? 準備するものはありますか?
ゆったりとして、締め付けるような服装でなければOKです。素材は伸びるものがいいですね。
家でするときは、カーペットの上で行えば大丈夫ですが、すべる場合は大判のタオルを1枚敷くといいでしょう。もちろんヨガマットがあればベストですが、タオルでも十分代用できます。
Q. 時間帯はいつするのが効果的でしょうか?
時間帯はいつでもいいのですが、時間帯によっておすすめのポーズがあります。
朝、昼なら、寝ている間に固まった体を広げてたくさんの呼吸を取り込むために、覚醒させるようなポーズを。夕方から夜にかけては、内臓の位置を戻すために、少し頭を下げたり足を抱え込むポーズを、という具合です。
食後は苦しくなるので、2時間以上あけるのがいいでしょう。
Q. Aヨガをしているときに注意すべきことはありますか?
ヨガの最中はほどよく水分を摂ってください。常温のお水を口に含む程度でもいいので、こまめに摂るほうがいいでしょう。
夏の室内はエアコンで冷やしていることが多いかもしれませんが、Aヨガをするときは室温28度くらいにしましょう。じわじわと暖かいくらいがちょうどいいです。
Q. どのくらい続ければ効果を感じられますか?
肩こりや頭痛であれば、1回で違いがわかると思います。体が凝っていて眠れないという人も、1回でだいぶ体がほぐれますから、改善される方が多いですね。
ダイエットなら週1回、約3カ月は続けて欲しいです。女性の場合は、生理後にホルモンバランスが整うとお肌の調子も良くなって、体も活性化されやすくなります。そのタイミングにあわせてAヨガをやれば、効果アップも目指せると思います。
普段ほとんど運動をしない人であれば、週1回、15〜20分程度を続けることで、1カ月後には体に何らかの変化を感じられるのではないでしょうか。ただし、自分の体に対して意識が向きやすい人と、そうでない人がいるので、それによって効果を感じられるまでの期間は多少変わってくると思います。
Q. ヨガにチャレンジすべきではない、病気や怪我はありますか?
妊娠初期はできるだけ避けていただいて、安定期に入ってからがいいでしょう。
ヘルニアなど骨に支障のある人は、痛みの出ない程度であれば大丈夫です。心臓病や高血圧の人は、控えたほうがよいポーズなどはありますね。
妊娠初期の人以外であれば、基本的にはポーズを変えたりキープ時間を短くしたりなどでどんな人でもしていただいて大丈夫です。