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春と秋に急増!有害物質「PM2.5」から身を守る!特集:「PM2.5」特集 2014年2月6日

    タバコの煙にも含まれる「PM2.5」

    PM2.5は化石燃料を大量に燃やすと発生しますが、実は、タバコの煙の中にも非常に多く含まれています。つまり、喫煙者はもちろん、副流煙を吸っている人々もPM2.5を知らないうちに体内に吸収しているのです。

    喫煙スペースでのPM2.5濃度は北京並み!

    19の医療学会からなる「禁煙推進学術ネットワーク」が福岡市内の喫煙可能な喫茶店でPM2.5の濃度を調べたところ、平均371μg/m³を観測。また「NPO法人 日本禁煙学会」の調査でも喫煙自由の居酒屋では700μg/m³のPM2.5濃度が観測されました。これらは環境省が定める基準を大きく上回るだけでなく、北京で最も濃度の高い日と同じだそう。
    屋外に比べ、屋内は狭いスペースのためPM2.5の濃度も上がってしまいます。私たちは屋内にいる時もPM2.5の危険にさらされているのです。

    日本の様々な飲食サービス業店内(車内)のPM2.5濃度(図)

    肺がんになるリスクはさらに上がる

    PM2.5が10μg/m3増加するごとの年間死亡率の変化(図)

    PM2.5は心疾患やぜんそくを始め、さまざまな病気の原因となります。さらにタバコには約60種類の発がん性物質が含まれており、アメリカの疫学調査ではPM2.5が10μg/m³増えるとは肺がんでの死亡率は14%も増えるという結果が報告されています。後藤先生も「PM2.5をからだが吸収しても、その全員に症状が出るとは限りませんが、アレルギー体質の方は注意が必要です。特にぜんそくを持っている人が肺などの呼吸器に炎症を起こしてしまうと、からだへの負担はさらに大きくなります」と、警告します。

    タバコからPM2.5をからだに吸収しないようにするためには、喫煙と禁煙スペースを分けて受動喫煙のリスクを下げることはもちろんですが、第一は「禁煙」です。タバコは肺がん以外にも脳卒中や心筋梗塞など、さまざまな病気の原因にもなります。この機会に健康のためにも禁煙を始めてみてはいかがでしょうか。

    特集 禁煙チャレンジ

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