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免疫力アップ!不調改善!お灸の効果がすごい

タイプ別 お灸のツボ

ツボの探し方

ツボは肌の表面にあり、心や体の不調が肌に血行不良となって現れます。血行不良とは、つまり肌荒れ。肌をなでるようにそっと触れて、“ひっかかり”を感じるようなところが、ツボになります。ツボの探し方としては、「皮膚に張りがなく凹んでいる」「皮膚の表面が乾燥しカサカサしている」「指がすべりずらく、引っかかりを感じる」、これらをポイントにツボを探してみましょう。
また、ツボの説明では「指○本分」という言葉がでてきます。指1本分とは親指の幅1本分をあらわし、指2本分とは人差し指と中指をそろえた横幅、指3本分とは人差し指~薬指をそろえた横幅、指4本分とは人差し指~小指を揃えた横幅になります。

お灸の注意点

  • 火を使うお灸では、火の扱いに十分な注意が必要です。洋服や髪の毛に火がつく場合もありますから、お灸をするところは肌をしっかりと出すようにしましょう。
  • フリースなどの化繊の衣類やひざ掛けは火がつきやすく、お灸をする際に近くにあると危険です。燃えやすいものは周囲に置かないようにしましょう。
  • お灸をする際は、必ず部屋を換気するようにしましょう。

お灸のやり方

  • 1. お灸を置くツボを探します。置くところに印をつけておくと分かりやすいでしょう。
  • 2. 台座のウラの薄紙をはがします。
  • 3. もぐさの部分に火をつけます。
  • 4. 火がついたら、先ほど探したツボにお灸をはります。
  • 5. 火が消えてもそのままにし、台座の熱が冷めたらはがします。
  • 6. あまり温かさを感じないようならもう一度同じところにお灸をしましょう。皮膚がポッと赤くなったらOKです。

タイプ別おすすめのツボ

タイプ別でおすすめのツボをご紹介します。

デスクワークがメインの方(肩こり、目の疲れなど)

合谷
手の甲。人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指より。


太衝
足の甲。親指の爪の脇から、親指の骨に沿ってなぞって、親指と人差し指の骨が合うところ。


三間
手の甲。人差し指の付け根の関節の親指側の側面にある小さなくぼみ。

立ち仕事がメインの方(足のむくみ・腰の痛みなど)

復溜
足内側。くるぶしの中央から指3本分上で、アキレス腱と骨の間。


足三里
膝のお皿の下から指4本分下、すねにある太い骨の指1本分外側。もしくは、すねを下からゆっくりと触れていき、骨のふくらみに自然とぶつかった箇所の指1本分外側。


陽陵泉
足外側。ひざの横、出っ張りのある骨の下。

婦人科系がつらい方(更年期や生理痛、生理不順など)

照海
足内側。くるぶしから、親指半分くらい下。


三陰交
足の内側。くるぶしの一番高いところに小指の端を当て、ひざに向かって指4本分あがったところ。足の骨のすぐ横、アキレス腱側。


足臨泣
足の甲。足の小指と薬指から骨に沿って足首に向かって沿わせ、骨が交差するところ。

スポーツをする方(膝の痛みなど)

大都
足の親指の付け根の関節の内側。


鶴頂
ひざ。ひざを曲げた時にお皿の上部分にできる少し凹んだところ。


解谿
足。つま先を上げるように足首を曲げて、曲げた部分の真ん中あたりにできるくぼみ。

ストレスを抱えやすい方

失眠
足の裏。かかとの中央部分。


湧泉
足の裏。足の裏を三等分して、上3分の一のライン上。足の指を曲げた時にできる凹んだ部分。


足三里
膝のお皿の下から指4本分下、すねにある太い骨の指1本分外側。もしくは、すねを下からゆっくりと触れていき、骨のふくらみに自然とぶつかった箇所の指1本分外側。

女性に多い悩み(1) 冷え性、便秘

気海
腹部。へそと恥骨の中央を結んだ線の、へその下から親指1本半分。


太谿
足の内側。くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。


三陰交
足の内側。くるぶしの一番高いところに小指の端を当て、ひざに向かって指4本分あがったところ。足の骨のすぐ横、アキレス腱側。

女性に多い悩み(2) 肌荒れ、ストレス

神門
手首。手のひら側で手首の小指寄りの端にあるくぼみ。


天枢
腹部。へそから指3本分外側。


合谷
手の甲。人差し指と親指の骨が合流する所からやや人差し指より。

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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。以降に内容が変更される場合がございますので、予めご了承ください。

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