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病院で見つからない!? 自覚なく命を脅かす仮面高血圧特集:仮面高血圧特集 2015年12月10日

  • 病院でも見逃される!? 仮面高血圧
  • 仮面高血圧を調べるには
  • 高血圧徹底予防

    高血圧徹底予防

    血圧の平均値が、上は135mmHg以上、下は85mmHg以上の場合は、早めに受診することはもちろん、日常生活でも注意しなければならないことがあります。
    また現在は正常値であっても、年齢を重ねるごとに血管が老化し、高血圧になる人が増えていくため、ふだんから食事や生活に注意することが大切です。

    家庭での血圧急上昇に注意

    血圧は常に変動しているものですが、急激に変動すると血管に負担がかかり、特に高血圧の人の場合はそれによって危険な病気を引き起こしかねません。冬は室内と室外などの温度変化が激しく、大きく変動しやすい時期。以下に家庭での血圧の急上昇を招きやすい場面を紹介します。これらを頭に入れておき、日々の生活で注意するようにしましょう。

    家庭での危険なポイント

    朝起きて、布団から出たとき

    起き上がる動作のとき、血液は脳へ押し上げられます。このとき勢いよく立ち上がると、血圧も急上昇してしまいます。また布団の中と室温の温度差があるときも危険です。

    対策
    少しずつゆっくりと起き上がるようにします。起きる前にあらかじめ部屋を暖かくしておくのも大切です。
    暖かい部屋から寒い屋外にでたとき

    寒い時、人間の体は体温を保つために、交感神経の働きによって末梢の血管を収縮させて、熱が逃げないようにしますが、このとき内臓への血圧が急上昇します。

    対策
    温度変化があるところを出入りするときは血圧の変動をともないます。
    5度の温度差があるときは服を1枚、10度の温度があるときは2枚はおるようにしましょう。
    入浴後に浴室から脱衣所や寒い室内に入ったとき

    浴室から脱衣所や室内温度差が激しいため、血圧は急上昇します。

    対策
    脱衣所や室内をあらかじめ暖かくしておきましょう。
    トイレで大便をするとき

    大便をする際に、いきみすぎると血圧が急上昇します。

    対策
    便秘がちな人はできるだけ水分をとったり、普段から野菜などの食物繊維をたくさん摂りましょう。必要に応じて便秘薬を飲むなどして解消するようにします。
    強いストレスを感じたとき

    強いストレスがかかると交感神経の働きによって、血圧が上昇します。ストレスの状態が続くとそれだけ血管にも負担がかかってしまいます。

    対策
    自分なりのストレス解消法を見つけ、適度に息抜きをすることが大切です。

    今日から出来る高血圧対策

    食事編

    塩分を控える

    一般的に高血圧の人は塩分を控えるべきだとされていますが、実は高血圧には塩分の影響を受けやすいタイプと、そうでないタイプがあります。塩分の影響を受けやすいのは約4割ほどだと言われており、それ以外の6割の人は塩分を控えても血圧は改善されにくいのです。しかし、塩分の影響を受けないからといって、塩分をどんどん摂取していいということではなく、塩分の取りすぎは高血圧以外の病気を招く恐れもあります。だしの味をきかせたり、味付けにメリハリをきかせるなど、食事に塩分を減らす工夫をしましょう。

    野菜・果物を積極的に摂る

    野菜や果物に多く含まれるカリウムは、塩分を排出する効果があります。塩分を控えめにしながら、野菜や果物も積極的に摂るようにしましょう。

    食品の組み合わせで血圧を抑える「DASH食」

    アメリカでも高血圧の患者は多いことから、米国国立衛生研究所は血圧を上げない食事「DASH食」を開発しました。これは複数の食品を組み合わせて食べることで、血圧上昇を抑える効果が期待できる食事法です。

    控える食品 積極的に摂る食品

    高脂肪、高コレステロールのもの

    • 牛肉や豚肉など脂肪の多い肉類
    • 甘いスイーツ
    • 炭酸ジュースなど砂糖入りの飲み物

    カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、良質のたんぱく質

    • 野菜・果物
    • ナッツ類
    • 豆類
    • 魚類や海藻類
    • 低脂肪の牛乳・ヨーグルト・チーズ
    • 穀類(全粒粉のパン)

    DASH食は減塩と組み合わせることで、さらに効果的と言われています。
    日本とアメリカでは食生活の違いはありますが、アメリカの調査では一定の効果があるとされているため、ぜひ参考にしてみましょう。

    運動編

    運動において、一番大切なのは”毎日”続けることです。「今日は疲れたからやめておこう」と思ってしまうような運動ではあまり効果的とは言えません。
    おすすめは1日15分間歩くこと。たった15分ですが、仕事がデスクワーク中心の人や車移動が多い人などは、15分間も歩いていないこともあるのでは?平日はもちろん、休日も15分間歩くだけなら続けられるでしょう。大きな目標を掲げるのではなく、毎日コツコツと続けられる運動をすることが大切です。

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