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ライブレポートライブレポート live report

eo Music Try 20/21 FINAL 2021.2.6@BIGCATeo Music Try 20/21 FINAL 2021.2.6@BIGCAT
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コロナ禍で音楽のチカラを信じ、闘いを続けた関西の新星たち
自分の音楽に全身全霊をかけて、最終決戦のステージへと挑む

「関西で頑張っているアーティストを応援したい」。そんな思いから始まった音楽コンテスト、「eo Music Try」。過去には「ヤバイTシャツ屋さん」「KANA-BOON」「yonige」などもしのぎを削ったこのコンテストも今年で23年目。今回も心斎橋・BIGCATにてグランプリ決定ライブが開催された。応募総数1279組、2849名という激しい競争の中、大舞台への切符をつかんだのは7組のアーティスト。グランプリは、投票権を持ったオンライン視聴者と会場審査員の票を集計し決定する。栄冠を手にしたアーティストには活動援助金として100万円の贈呈と、世界133カ国のSpotify等での配信デビューが確約される。

今年の出場者はいつもにも増して気合を入れていたに違いない。現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くのアーティストが活動の自粛・制限を余儀なくされ、ライブハウス関係者をはじめ多くの音楽関係者も苦境に立たされている。アーティストたちは「これからどう音楽活動を行うべきか?」「音楽にできることは何か?」そんな思いを抱えながら、これまで活動してきたのではないだろうか。それぞれの思いを抱え、昨年秋に行われたweb投票から戦いの火ぶたは切られた。選ばれたのは「Ochunism」「電子てろてろ」「(夜と)SAMPO」「shandy Wz」「木下優真」「ステエションズ」「Subway Daydream」の7組。

決戦当日。今回観客はライブ配信サービス「StreamPass」を使用し、パソコンやスマートフォンからライブの観覧とオンライン投票を行う。感染対策も万全に行いながらの初の無観客開催。いつもならば大勢のオーディエンスが詰めかけるBIGCATにも、今回ばかりは静けさが漂う。15分という限られた時間。そして無観客という制約も課せられたなか、アーティストたちは己の音楽に思いのすべてを乗せた。その熱意はライブ配信で観覧していたお客さんにも伝わったであろう。全演奏後はオンライン投票権を持った観客による3分間の投票タイム。そして今回から新設されたmineo Awardのカバー曲歌唱・演奏部門で投票数1位を獲得したアーティスト「Katie」が登場し、弾き語りのライブパフォーマンスを披露した。

いよいよ結果発表。次々と各賞が発表され、残されたのはグランプリのみ。アーティスト名が書かれた紙が開かれて…「グランプリは、(夜と)SAMPO」。名前を呼ばれた瞬間「よっしゃ!!!」とギターであり、バンドの首謀者である吉野エクスプロージョンが椅子から飛び上がりながら喜び、他のメンバーはガッツポーズを取った。MCを担当したFM802DJ土井コマキよりグランプリ受賞の感想を求められ、「なかなかバンド活動が上手くいかなかったけど、最後の最後で報われた」と、答えた吉野。優勝賞金の100万円は、今までバンドのために使ったお金の補填に回すだけでなく、自分たちの活動をさらに広げるために使うと宣言。最後に7組のアーティストの活躍に会場からは盛大な拍手を送られ、初の無観客開催となったコンテストは幕を閉じた。

eo Music Try 20/21 グランプリ【(夜と)SAMPO】 グランプリを獲得してひとこと!

コロナのためライブの本数もそこまで多くできないし、お客さんに聴いてもらう期間も少なかった。そんな中、どうやればいろんな人にバンドを知ってもえるのか、今まで考えてきました。グランプリをとり「これからはがむしゃらに頑張って、今まで以上に大きくなりたい」と言いたいところですが、本音としては「皆が持続可能な形で大きくなりたい」です。全員20代後半で、それぞれに生活があります。ちゃんと地に足の着いた状況でも、素晴らしい音楽ができる。それをこのバンドでは証明していきたい。

文:マーガレット安井(キャプション:小倉 陽子) 
撮影:岩本浩伸 / 小林俊史

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