ジャズ、ウクレレに続き3回目の開催となる「KANSAI MIKAKU & MUSIC」シリーズ。今回のテーマはクラシック♪大学構内の木々が赤く色づいてとても美しく、秋晴れの空によく映えていました。

会場となった奈良女子大学 記念館は、明治42年に建てられた重要文化財。中に一歩足を踏み入れた瞬間、100年前にタイムスリップしたかのような感覚に包まれる素敵な空間です。ホールに置かれている「百年ピアノ」も創建当時のもので、美しい装飾が施された大変貴重なピアノだそうです。一体どのような音色を奏でてくれるのでしょうか。

受付開始早々、多くの方にお越しいただき、ホールは超満員となりました。さあ、いよいよ開演です！

トリオ・ディ・アミーチの皆さんによる弦楽三重奏からスタート。クラシックの名曲から映画音楽など、幅広いジャンルの曲を奏でてくれました♪左から、ヴァイオリンの横山 亜美(よこやま あみ)さん、ヴィオラの河原 結花(かわはら ゆか)さん、チェロの山岸 亜友美(やまぎし あゆみ)さん。

横山さんによる曲にまつわる素敵なトークが、聴く人の想像を膨らませ、より一層豊かなひとときにしていました。

第2部はテノールの⽥中 良和(たなか よしかず)さん＆ピアノの北野友梨(きたの ゆり)さんによるアンサンブルライブ。日本歌曲から抒情歌謡まで、溢れる日本の詩情をお届けしました。

田中さんの迫力あるテノールヴォイスは圧巻の一言。「島人ぬ宝」では軽快なトークで会場を巻きこみ、一体感のあるステージを演出。全員で奏でる「イーヤーサーサー！」で、会場は大盛り上がり！！

北野さんのダイナミックかつ繊細なピアノ演奏と、「百年ピアノ」の柔らかな音色が、田中さんの歌唱と見事にマッチしていました。

アンコールはアーティスト5人によるスペシャルアンサンブルで、美空ひばりさんの名曲「愛燦燦」を熱演。美しい三重奏の音色と、やわらかなピアノ演奏、田中さんの迫力あるテノールヴォイスが記念館に響き渡りました。

演奏が終わると、会場は大きな拍手に包まれました！感動で涙したという方も。

司会進行はFM大阪DJの珠久 美穂子さん。アーティストとのクロストークで会場を盛り上げていただきました。

会場参加の方にはお帰りの際にお土産として「柿の寿司本舗たなか」の柿の葉寿司をプレゼント！

ライブの模様は、高画質のリアルタイム配信♪会場の熱気を多くのお客さまにもお届けすることができました。