お子さま向けに『こども寄席』を開催！毎年開催している『eo光寄席』とは一風変わった演目の数々をご用意！夏休み快晴の繁昌亭へ150名のお客さまが落語を楽しんでいただきました♪

開演前。初めて触れる落語に、お子さまも保護者さまもワクワク！！

最初の演目は、桂 勢朝(せいちょう)さん・露の瑞(みずほ)さん・笑福亭 喬龍(きょうりゅう)さん・岡野 鏡(きょう)さんによる、「落語解説 お囃子(おはやし)紹介」。勢朝(せいちょう)さんが落語の歴史や仕草について、客席の皆さんを巻き込んで軽快に解説！出題される落語クイズに、お子さまも積極的に手を挙げていました！！

普段は客席から見えない三味線や太鼓を特別に高座で演奏していただきました。なかなかお目にかかれないレアな光景です・・・！

高座体験に当選した2名のお子さまが、羽織を着て実演にチャレンジ。扇子を使った仕草や、小噺を披露！

初めての体験に緊張していた様子でしたが、高座から降りて緊張が解けた様子！記念に繁昌亭さまより特製手ぬぐいのプレセント♪

開口一番は笑福亭 喬龍(きょうりゅう)さんの『忍法医者』。ヤブ医者が患者につぎつぎと忍術をかけて治療するという荒唐無稽なお話。「エ～ル、エ～ム、エ～スサ～イズ～！」というヤブ医者の呪文を、お子さまと一緒に唱えて会場が一体に！

二番手は露の瑞(みずほ)さんで『動物園』。ある男が好条件の仕事を紹介される。その現場に行ってみると、そこは移動動物園。毛皮をかぶって虎になりすませ、というもの。さて、そんなことができるのか？！子どもから大人まで楽しめる、面白おかしい演目です。

中入り明けは桂 勢朝(せいちょう)さん。昔懐かしい色物『南京玉すだれ』。「アさて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ」の掛け声とともに釣竿、橋、しだれ柳、旗、東京タワーなど、すだれがさまざまな形に変化していき、お子さまも大人も大興奮。会場からは「お～！」と声えが上がっていました。

大トリは笑福亭 鶴笑(かくしょう)さん。演目は『創作パペット落語』で、「立体西遊記」。三蔵法師、孫悟空、赤鬼の3役を、全身を駆使して演じます。

クライマックスでは、両手両足を駆使して青鬼と孫悟空の戦いをダイナミックに表現。自作のパペットを使った大迫力の落語で、会場全体が拍手と爆笑の渦に！

最後に客席の皆さんで記念撮影♪カメラに向かって、笑顔でピース！

出口で演者の皆さんがお見送り。お帰りの前に、記念撮影を楽しんでいただきました。今回のこども寄席が、伝統芸能の「落語」の面白さと奥深さを知るきっかけになれば嬉しいです。