ひろしとアカリのセキュリティー事情 [2015/06/15]
穴は穴でも
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OS・ソフトを更新しよう
WindowsをはじめとするOS(基本ソフト)やソフトの脆弱性(ぜいじゃくせい)を突いてパソコンをウイルスに感染させる攻撃が後を絶ちません。脆弱性は、プログラムの作成過程でのミスなどが原因で生じるソフトのセキュリティー上の欠陥(弱点)のことです。脆弱性を残したままのパソコンでは、悪意のある人物に細工されたWebサイトを閲覧したり、ファイルを開封したりするだけでウイルスに感染してしまうこともあります。
パソコンを安全に利用する上でセキュリティーソフトの導入と同じように大切なのは、更新プログラムを適用することです。OSやソフトの開発元は、OSやソフトのサポート期間中、脆弱性を確認すると、それらを修正するための更新プログラムを無償で提供します。ユーザはこれを適用することで、パソコンをより安全に利用できるのです。
新しい脆弱性情報が公表されると、それを悪用してパソコン感染するウイルスもすぐに出回ります。脆弱性の修正が遅れれば遅れるほど、ウイルスに感染するリスクも高まってしまうため、更新プログラムが提供されたらすぐに適用しなければいけません。
ウイルスが狙うのは、Windows OSやInternet Explorer(IE)、Microsoft Office(WordやExcel、PowerPointなど)といった、Microsoft社のソフト製品の脆弱性だけではありません。インターネットを利用しているときに無意識にインストールしたJavaやAdobe Flash Playerなどのソフトや、元々パソコンにインストールされていることの多いAdobe Readerなども狙われます。パソコンに入っているソフトの更新プログラム適用は欠かさず行いましょう。
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eoの「セキュリティーインフォメーション」でも、脆弱性情報をお知らせしていますので、こまめにチェックし、アップデートの対応をお願いいたします。 また、万一、不正プログラムに感染してしまった場合や感染が疑われる場合は、セキュリティーソフトでパソコン全体をスキャンし、不正プログラムを検出・駆除してください。eoでは、総合セキュリティー対策製品「ウイルスバスター」を低額な月額費用で使用できるサービス「ウイルスバスター マルチデバイス 月額版 for eo」(月額462円)を提供しています。