ひろしとアカリのセキュリティー事情 [2016/10/20]
OSやソフトのサポート期限を確認しよう
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サポート終了はなにを意味するの?
WindowsをはじめとするOS(基本ソフト)やソフトには、一般にサポート期限が設けられています。サポートが終了すると、開発元は対象のOSやソフトの保守をやめるため、問い合わせなどを受け付けてもらえなくなります。加えて、サポート終了がもたらすセキュリティーへの影響として大きいのは、OSやソフトの開発元から脆弱性(セキュリティーの穴)を修正する更新プログラムが提供されなくなることです。よって、サポート終了後に見つかった脆弱性は放置せざるを得なくなり、脆弱性攻撃に対して無防備になります。結果、ウイルス感染などの脅威に遭遇しやすくなってしまいます。サポート期限は、実質的にOSやソフトの寿命と言えます。
Windows7の環境では、2016年1月12日(米国時間)にInternet Explorer®(IE)8/9/10のサポートが終了しました。Windows8環境でも同日にIE10のサポートが終了したため、それ以降、マイクロソフトがサポートするのは最新版のIE11に限られます。IE8/9/10を利用している方は、Windows Updateから速やかにバージョンアップしてください。ただし、ご使用中のWebサービスやアプリがIE11に対応していない場合、正しく動作しなくなることがあります。事前にIE11への対応状況を確認しておきましょう。
もちろん、これはIEに限った話ではありません。WindowsやMacなどのOSはもちろん、Java™やAdobe® Flash® Player、Adobe® Reader®などの主要ソフトのバージョンとサポート期限も確認しておきましょう。
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