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スマートフォンをなくした時ほど慌てずに!

写真や動画、メッセージのやり取りなど、スマートフォンには個人情報がいっぱい。それだけに、紛失したスマートフォンが他人の手に渡ってしまうと、プライバシーが侵害されたり個人情報が悪用されたりと、さまざまなリスクがあります。なくした時にどうするか、対処法を考えておきましょう。

スマートフォンをなくした時ほど慌てずに!

スマートフォンをなくしてしまった! 最初にするべき行動は?

被害を最小限に抑えるポイント

「スマートフォンを紛失してしまった。どうしよう…」。そんなときは、まず深呼吸。落ち着いて適切な行動を取ることが大切です。

たくさんの情報が詰まったスマートフォンですから、最悪の場合にはオンラインバンキングの口座から不正送金されたり、勝手に高額な決済をされるなど犯罪の被害をこうむるかもしれません。なくしたスマートフォンに電話をかけてみたり、心当たりのある場所に連絡しても見つからないようなら、次のことを試してみてください。

紛失時機能を活用

スマートフォンには通常、端末の位置情報や現在のステータスが分かる紛失時機能が搭載されています。またセキュリティソフトによっても同様の機能が提供されているので、こちらを利用することも可能です。

これらの機能を使って位置情報を検索したところ、不自然な場所にある、見つからないというような場合には、遠隔操作でロックをかけたりデータを削除することができます。※これらの機能を使うためには、あらかじめ設定をオンにしておく必要があります。

Android紛失時の機能
Androidをお使いの方は、「Google端末を探す」という公式機能が搭載されています。WebブラウザーでGoogleアカウントにログインすれば、端末の位置の特定やロック、データ消去を行うことができます。またマカフィーのモバイル向けセキュリティー製品でもウイルス対策に加えてリモートロックやデータ消去に対応しています。

iPhone紛失時の機能
iPhoneをお使いの方は、「iPhoneを探す」というアプリで端末の位置情報が分かります。位置情報以外にもデバイスのリモートロックや、メッセージをロック画面に表示するなど、紛失時に必要な複数の機能があります。

被害の拡大を防ぐために

各キャリアに連絡

紛失時機能を使ってスマートフォンをロックしたら、各キャリアに連絡をして紛失・盗難にあったことを申し出ましょう。所定の手続きに沿ってサービスの一時停止など必要な措置を受けることができます。もしもそのままにしておくと、あなたのスマートフォンにたくさんの課金が行われたり、犯罪行為に使用される可能性もあります。

パスワードを変更しましょう

たとえ端末をロックし、通信回線を止めても、サイバー犯罪者は既にSNSやオンラインバンキング、メールアカウントに不正ログインしている可能性があります。パソコンやタブレットなど別のデバイスを利用してパスワードを変更しておきましょう。すでに何者かによってパスワードが変更されている場合は、各事業者に連絡して対策をとってもらってください。

バックアップがあればデータの復旧も

データを消去したり、新しいスマートフォンへの買い替えなければならなくなった場合、写真や連絡先などのデータがなくなってしまうのも悩ましいところです。万が一の紛失に備えて、普段からバックアップをとっておきましょう。そのバックアップの状態まで復帰することができます。

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