松本進のNews Letter from USA

Vol.4「アメリカで一番有名なJapanese!?」アメリカで一番有名なJapanese!?

今、アメリカで一番有名な日本人といったら、誰だと思いますか?
イチロー? 松山英樹? それともニンジャ?

この正確な答えは知る由もないですが、間違いなく今、その筆頭に挙げられるのが、プロフェッショナルレスラーの中邑(なかむら)真輔選手でしょう。

中邑選手は、日本では新日本プロレスという団体に所属していましたが、2年前に全ての地位、名声、キャリアを捨てて新天地・アメリカにチャレンジしました。
日本のプロレス界での安定した地位をようやく手にしたところで、文化、習慣だけでなく言葉さえも通じないアメリカのプロレス界に、家族と共に飛び込んでいったのです。

もちろんアメリカにおいても、最初から現在活躍しているWWE(アメリカを拠点とする世界最大のプロレス団体)に所属できたわけではなく、ゴルフでいう下部ツアーのようなツアーでのテスト期間を経て、現在の団体(WWE)に昇格したのです。

彼との出会いはとても衝撃的でした。僕がロサンゼルス行きの飛行機内で席に着こうとすると、となりに新聞を読んでいる人がいました。丁度僕の方から見た時に、その新聞の一面に中邑選手がデカデカと取り上げられていたのですが、席に着くために“スミマセン”と声をかけると、なんと新聞を折りたたんだ向こうから、たった今、新聞の一面に載っていた人と同じ顔が出てきたのです!!

その彼に話しかけると、ロサンゼルスに行ってアントニオ猪木さんの元で修業をするとのことでした。

こんな何とも面白いきっかけで、彼とは友人となり、今では家族ぐるみの付き合いをしているのですが、この東京―ロサンゼルスの機内ではずっと、プロスポーツの話、メンタルの話をして、11時間のフライトもあっという間だったのを覚えています。

彼がプロに転向してまだキャリアが浅い頃に、東京ドームでのメインイベントを任せられ、その時に味わった緊張感の話、プロレスをしていて死を覚悟した時の話など……。
ゴルフでもメンタルの重要性は、最近かなりクローズアップされていますが、ゴルフではなかなか経験することがないプロレスの世界でのメンタル(究極的には同じですが)の話はとても興味深いものでした。

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