Vol.05:Japan Golf Fair 2018 に見えるGolf界のChange

  • でも皆さん、今回のこのルール改正って凄いことだと思いませんか?
    これだけ歴史あるゴルフのルールを、合理的な理由があるにしても、現代のライフスタイルにマッチしていないということで、ここまで大胆に変えてしまうこの勇気。このスピード感はまさに、僕が常日頃世界の中で感じていることです。
    今回のルール改正の件のみならず、ヨーロッパツアーやアジアツアーなどでも、どんどん新しい試みをトーナメントの中に取り入れていく姿には本当に驚かされます。
    最近、ヨーロッパツアーでは、選手の打ったショットの迫力を伝えるために、ラジコンのロボットを走らせて低いアングルからの映像を撮ったり、あるいはギャラリーを喜ばすために、トーナメント中にパー3でギャラリー(※あらかじめ予選通過した人)を入れて、ニヤピン対決をしたり、ほんとにビックリするような新しい企画をどんどん行なっています。決して、全てが良いアイデアだとは思いませんが、これまでやっていなかったことをどんどん取り入れようとするスピード感が凄いのです。

    その視点から見た時、日本のトーナメントはどうでしょう? 何か新しいアイデアを取り入れようとしても“過去の事例がないから”“危ないから”などという理由で、消されてしまうのが現実です。実際に、私が関わっている日本のトーナメントでも前例がないというだけで、中身の議論さえされずに却下されたアイデアがいくつもあります。
    日本には、日本のやり方、ルールがあるのはもちろん理解します。ただ、そのこととは関係なく、世界のゴルフは日々変化を遂げています。あのオーガスタでさえ、女子のアマチュアチャンピオンシップを開催することが先日決定しました。しかも、来年のマスターズの前の週に開催されるそうです。

    ほんの少し前まで、女性がメンバーになれなかった場所で女子のトーナメントを行なうというのです。 言ってしまえば、国技館で女子の相撲大会を開催するようなものです。
    興行的に成功しているPGAツアーでさえ、アマチュアやジュニア獲得のために、これだけの変革を遂げようとしているのです。

    日本のゴルフもこれから良い方向に変わっていくことに期待したいですね!!

    (文:松本 進)