Fujikura特集 2019

2019年7月24日公開

ゴルフシャフトメーカー

Fujikura特集 2019

国内女子ツアーにおいて使用率No.1の「フジクラシャフト」。金属とカーボンを複合させる「MCT」技術により、特徴的なカーボンシャフトを生み出す人気の高いシャフトメーカーです。今回は、ドライバー用からパター用にいたるまで、多彩なラインナップが魅力の「フジクラシャフト」に迫ります!

ゴルフシャフトの現状

メインモデルのSpeeder EVOLUTIONシリーズの他、短尺専用設計モデル“Speeder SLK”や、素材にこだわった“DAYTONA SPEEDER”など、「一人ひとりのプレイヤーに、ベストフィットのシャフトを。」をコンセプトに、モデルごとにハッキリした特徴を出すことにより、すべてのゴルファーに合うシャフトを提供する「フジクラシャフト」。
今回は、「フジクラシャフト」を展開する藤倉コンポジット株式会社の飯田浩治さんと田浦俊平さん、フジクラゴルフクラブ相談室大阪店の武田芳郎さんに、現在のフジクラシャフトについて語っていただきました。

  • 飯田 浩治 さん

    シャフトメーカー
    藤倉コンポジット株式会社
    営業本部スポーツ用品営業部
    プロモーションチーム
    サブリーダー
    飯田 浩治 さん
    Koji Iida
  • 田浦 俊平 さん

    シャフトメーカー
    藤倉コンポジット株式会社
    営業本部スポーツ用品営業部
    プロモーションチーム
    田浦 俊平 さん
    Shunpei Taura
  • 武田 芳郎 さん

    店 長
    株式会社 アールアンドアールフジクラ
    ゴルフクラブ相談室
    大阪店
    武田 芳郎 さん
    Yoshirou Takeda

Fujikura(藤倉コンポジット株式会社)とは

  • Fujikura(藤倉コンポジット株式会社)は、ゴルフシャフトの開発・製造だけを行う会社ではありません。ゴルフシャフト以外の工業用品などの開発・製造の中から生まれた「複合技術」を活かし、そこからヒント得た革新的なテクノロジーを融合することで、様々な特徴を備えたゴルフシャフトを創り出しています。
    例えば、金属とカーボンを複合させる技術「MCT」の開発により、重量とバランスが適正かつ特徴的なカーボンシャフトが誕生しました。また、「MCT」を適用することで、短尺ドライバー専用の“Speeder SLK”やパター用の“MC Putter”など、ドライバー用からパター用にいたるまで、多彩なラインナップを揃えてきました。
    カーボンシャフトの原材料は、当然、大手の炭素繊維メーカーのものを使用します。Fujikuraシャフトでは、そのシャフトごとに最も適したカーボン素材を、炭素繊維メーカーの材料の中から厳選しています。例えば、叩き系の中調子シャフトには主に“三菱ケミカルMR70”を、弾き系の先中調子シャフトには“東レT1100G”をというように、シャフトの素材にもこだわった製品づくりを進めています。
    JEWEL LINEの“DAYTONA SPEEDER”や“DIAMOND Speeder”などが、夢の素材を競演させたコンポジット・テクノロジーの集大成と言えます。
  • シャフト業界全体で言うと、Fujikura以外にもたくさんのメーカーから数多くのカスタムシャフトが発売されていて、一般ユーザーに関しても、今までは純正シャフトで満足されていた方が、ここ数年はカスタムシャフトに興味を持たれる方向に寄ってきているように思います。ヘッドとシャフトとのマッチングを気にされる方が多くなり、自分の好みのカスタムシャフト推しの方が増えてきたという印象です。特に選ばれるカスタムシャフトの重量に関しては、軽量化が主流となってきていて、今まで60g台のSシャフトを選ばれていた方が、50g台のシャフトに移行する傾向にあります。このことは、お使いのシャフト重量を軽くする場合もありますが、元々重量が軽いシャフトをお使いの方のが、以前よりもカスタムシャフトに興味を持たれるようになったのだと思います。
  • Fujikuraシャフトは、「一人ひとりのプレイヤーに、ベストフィットのシャフトを。」というコンセプトの元、モデルごとにハッキリした特徴を出し、すべてのゴルファーに合うシャフトをご提供しています。
    ハッキリした特徴という意味では、メインモデル以外のシャフトにも力を入れていて、2019年4月11日(木)発売の短尺専用設計モデル“Speeder SLK”や、とにかく素材にこだわった2019年3月14日(木)発売の“DAYTONA SPEEDER”などがあります。“Speeder SLK”に関しては、特に積極的なPR活動などはしていませんでしたが、今までになかった「短尺用」というキーワードが皆さまからの注目を集め、各地での試打会やフィッティング会場をはじめ、ゴルフクラブ相談室でも圧倒的な人気を誇っています。
    一般的には「Fujikura=走り系・弾き系」というイメージが強いのかも知れませんが、「シャフトで飛ばす!」「シャフトで曲げない!」を基本に、“Speeder SLK”のような、現存していないシャフトを、新しいコンセプトをもって造り上げることにも取り組んでいます。
    また、最近のヘッドは、大型化・低重心化・低スピン化の傾向にあり、以前よりも、先が動き弾くシャフトが求められるようになりましたので、今後発売されるヘッドの動向を踏まえながら、新しいシャフトの開発を進めています。
    お客さまが新製品を目にした時、興味が湧いて手に取って打ってみたくなるような、魅力的な特徴のシャフトを創っていきたいと思います。

メーカー純正シャフト・カスタムシャフトの現状と傾向

  • 近年は、クラブメーカーさんからのご要望もあり、メーカー純正シャフトに“Speeder EVOLUTION”の名称をつけたシャフトが採用されるケースも多くなっています。ゴルフクラブ相談室にも、「何がどう違うの?」といった質問が、多くの一般ユーザーの方から寄せられていて、皆さまもの中にも疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。
    メーカー純正(Fujikura)シャフトというのは、メーカーさんと共同開発したシャフトですので、カスタム(Fujikura)シャフトに採用されているオリジナルのSpeeder EVOLUTIONとは若干スペックや特性が異なります。メーカー純正シャフトということで、硬さなど含めマイルドな仕上がりになっていますが、通常のメーカー純正シャフトと比べると、ヘッドとのマッチングはもちろんのこと、シャフト自体もかなり高いレベルであることは間違いありません。
    メーカー純正(Fujikura)シャフトは、いろいろなスイングタイプの方にも使っていただけるように、割とターゲットを広く設定しており、オリジナルのカスタム(Fujikura)シャフトは、新作・既存モデルに関わらず、比較的スイングタイプをハッキリ絞った特性になっています。
    一般的なメーカー純正シャフトの傾向としては、よりボールをつかまえられるシャフト、且つ軟らかく軽量化の方向に進んでいるように思います。実際、お客さまのお持ちいただいたクラブを計測してみても、最近のRやS表示のシャフトは、軟らかく軽くなっていっている印象を受けます。メーカー純正シャフトは、誰にでも打ちやすいのが特徴ですが、よりご自身にピッタリ合うシャフトをお探しの方は、カタログからオリジナルのFujikuraシャフトをお試しください。

特集「これでバッチリ!シャフトの選び方」

  • 特集「これでバッチリ!シャフトの選び方」