「ジャパンゴルフフェア2019」 突撃レポート! Vol.2

2019年4月24日更新

「ジャパンゴルフフェア2019」 突撃レポート! Vol.2

■TaylorMade

  • TaylorMade テーラーメイド ゴルフ株式会社
    ブランドマーケティング
    スペシャリスト
    金村 宰弘 さん
  • TaylorMade

M5 ドライバー

ヘッドの反発係数をルール上最大限にチューニングする新技術「スピードインジェクション」がボール初速を上げ、飛距離性能向上を実現
さらなる飛距離性能と幅広い調整性の両立

  • M3ドライバーの後継モデルがこの“M5”ドライバーです。特徴は何と言っても、フェースに施されたテーラーメイドの新テクノロジー「スピードインジェクション」です。M3・M4からのツイストフェースも継続していますが、スピードインジェクションにより、ツアープロがこれまで使用してきた、ルールの範囲内ギリギリまで高めた反発性能を持ったヘッドを、一般のアマチュアゴルファーの皆さんも使うことができるようになりました。
    ギリギリの反発性能を持ったヘッドを使っていただけるよう、一旦はルールを超えた状態のフェースの裏側に、樹脂(レジン)をほんの数グラムだけ注入することで反発を微調整し、ルールの範囲内(最大限)での限りなく高い反発性能を実現しました。
    今までのヘッドは、どうしても個体差が生じることで、ルールの範囲内においても、多少、反発の高・低があったのが現実です。しかし、お店に並ぶM5(M6含む)ドライバーに関しては、ツアープロだけが手にすることができた最高のヘッドを、誰もが手にすることができる最高のドライバーと言えるでしょう。
    昨年のYトラックから、さらに進化した「リバースTトラック・システム」は、重心位置の移動距離が拡大したことで、つかまりの調整範囲も広くなり、飛距離性能だけでなく、より多くのゴルファーに最適な調整ができるようにもなっています。
  • TaylorMadeM5 ドライバー
  • TaylorMadeリバースTトラック・システム

M6 ドライバー

高い寛容性とさらなる飛距離性能の両立

  • 大ブレークしたM4ドライバーの後継モデルがこの“M6”ドライバーです。M2・M4の流れと同様に、1番の特徴は「やさしさ」です。トラックシステムによる調整機能はありませんが、ソール後部に46gもあるウエイト(イナーシャルジェネレーター)を装着しています。この位置にウエイトをもってくることで、ドライバー設計として深い重心でかつ低重心となり、元々つかまり性能が高かったM4と比較しても、飛躍的につかまり性能が向上しました。
    ツアープロの多くがM5を使用しているのもあり、アマチュアゴルファーもM5を求められる方が多いのですが、比較的せまいゴルフ場でラウンドされる機会が多いアマチュアゴルファーには、M6ドライバーがオススメですね。なぜなら、全体重量を比較した場合、M6(290g前後)はM5(305g前後)よりも15g軽く、平均的な日本人ゴルファーには、M6の全体重量の方がマッチすると思います。低・深重心のドライバーの方が、特に普段の練習量が少ないアマチュアゴルファーにはメリットが大きいですから。
    昨年モデルのM3・M4を使用したツアープロのフェアウェイキープ率が格段にアップしました。しかも、フェアウェイキープ率だけではなくディスタンスも伸びていることから、ツイストフェースの効果で安心して振り抜けている証拠だと言えます。
    実際にUSPGAツアーでも、M5だけでなく、このM6でも優勝実績があるのもお忘れなく。
  • TaylorMadeM6 ドライバー
  • TaylorMadeスピードインジェクション
  • TaylorMade
  • TaylorMade

TaylorMade契約選手の写真が誇らしげに飾られています。今年から、リッキー・ファウラーも仲間入り。現状、リッキーはボールのみの契約のようですが、テーラーメイドのドライバーを手にする日も近いかも……。

■Mizuno

  • Mizuno ミズノ株式会社
    ゴルフ事業部 営業企画課
    課長
    横山 直生 さん
  • Mizuno

Mizuno Pro MODEL-E・Mizuno Pro MODEL-S

やさしく遠く。そして、強く。

  • Mizuno Proのドライバーは、大型ヘッドでやさしくボールを捉えるというような、海外メーカーを中心とした一般的な考え方とは異なります。投影面積が大きなドライバーヘッドは、どうしても重心距離が長くなり、トゥ側に重心が寄ってしまうことでヘッドが返りにくくなります。一般的な日本人ゴルファーやご年配のゴルファーは、欧米のゴルファーと比べると力が弱く、ヘッドがうまく返らずにボールが右にすっぽ抜けてしまいがちです。
    このMizuno Proドライバーでは、重心距離を短く設計しているのが大きな特徴です。重心距離を短くすることで、ヘッドが返りやすく、ボールをつかまえやすいので、日本のゴルファー向けのやさしさを提供しています。このことが、1番の特徴でもある、Square Strike Design(スクエアストライクデザイン)という考え方です。
    2番目の特徴は、ミズノ史上最高反発を達成した「βチタン」・「鍛造コアテックフェースデザイン」です。SLEルール以前のドライバー(ミズノプロ300S)に採用されていたβチタンを、今回の“Mizuno Pro MODEL-E”・“Mizuno Pro MODEL-S”で復活させました。
    一旦、高い反発性能を持ったヘッドのベースを作った中で、最新の製造工程で反発係数をコントロールしていますので、飛距離性能とやさしさを両立したドライバーに仕上がっています。
    Mizuno Proのドライバーには2タイプがあり、MODEL-Eが飛びと打ちやすさを追求したシャローバック形状(450cm3)で、MODEL-Sはハードヒッターが叩けるハイバック形状(435cm3)となっています。上級者やゴルフ歴の長いゴルファーには、安心して構えられるとの理由もあってMODEL-Sが評判です。
    契約プロ(男・女)の中でも、MODEL-E・MODEL-Sと好みが分かれているので、ご自身に合うモデルがどちらなのかは、フィッティングのうえお選びください。
  • MizunoMizuno Pro MODEL-E
  • MizunoMizuno Pro MODEL-S

RB TOUR・RB TOUR X・RB 566S

  • ミズノのグローバルモデル(ボール)として世界同時デビューとなったRBシリーズ。ツアー系の“RB TOUR”と“RB TOUR X”が世界で同時発売され、ディスタンス系の “RB 566S”は日本先行発売のボールです。
    TOUR・TOUR Xは、抗力を低下させるミズノ独自のディンプル構造「C-Dimple」の採用で、スピン性能と飛距離性能に優れ、高初速の弾道が得られる4ピースボールです。
    566Sは、従来の世界最多ディンプルがさらなる進化を遂げた、高速エリアから揚力を発揮する「D-Dimple」の採用で、高弾道で飛距離を伸ばす3ピースボールです。
    ミズノが100年以上の飛翔体研究を繰り返し、空気力学が生み出したゴルフボールがRBシリーズです。
  • Mizuno

■YONEX

  • YONEX ヨネックス株式会社
    製品開発部 製品開発第二課
    係長
    稲垣 稔 さん
  • YONEX

Royal EZONE Driver

進化したカーボンドーム、新構造パワーグルーブでたわみ弾く!

  • シニア層をメインターゲットとした“Royal EZONE”シリーズは、2019年3月にフルラインナップで発売を開始したNEWモデルです。
    4作目にあたるRoyal EZONEドライバーは、更なる飛びを追求し、新素材Namd複合のカーボンドームクラウンを採用しました。クラウンのサイド部分まで回り込んだドーム形状のカーボンドームクラウンが、より多くの余剰重量を生みだし、最適な重量配分を可能にしました。
    新素材Namdの複合により、ヘッドスピードの速い遅いに関わらず、どんなヘッドスピードでも効率の良い大きなたわみと素早いたわみ戻り(弾き)をもたらします。このカーボン技術は、既にバドミントンのラケットにおいて効果が実証されており、その技術をドライバーのクラウン部分に応用したものです。
    さらに、ソールに溝を配置した「パワーグルーブ構造」により、芯を外れたフェース下部の打点でも高い反発性能を発揮し、高いボール初速で飛距離アップを実現しました。シャフト(先中調子)にも同じく新素材Namdを複合しており、あらゆるヘッドスピードでも、しっかりとしなりを感じとれ、しなり戻りのスピード感を得られるのがNamdの特徴です。
    その他、シャフト全体にナノメトリックDR(硬弾性素材)を複合することで、クラブの走り感を高めています。
    これまでのシニア向けクラブでは感じ得なかった、しっかりしたヘッドのたわみと素早いたわみ戻り、しっかりしたシャフトのしなりと素早いしなり戻り、そして心地良いヘッドの走り感(エネルギー)を体感することができるドライバーです。
  • YONEXRoyal EZONE Driver
  • YONEXRoyal EZONE専用シャフト(Namd+ナノメトリックDR複合)

EZONE W 501 WEDGE

  • 軟鉄鍛造アイアンシリーズとして、MB 501(マッスルバックモデル)・CB 301(ハーフキャビティモデル)・CB 501(キャビティモデル)・CB 701(飛び系モデル)の4モデルに、新しくウェッジを追加したのが“EZONE W 501 WEDGE”です。
    プロや上級者が好む軟鉄鍛造アイアン。その魅力は? 何を求められているのか? やはり、それは打感です!
    ボールがフェースに乗っている感覚であったり、耳に届く音、手に伝わる感触といったものが、軟鉄鍛造の最大の特徴だと思います。それらを更に進化させ、より良いフィーリングやより高い精度を目指し、ヨネックスは鍛造に取り組んでいます。
    今回の“EZONE W 501 WEDGE”の最大の特徴は、世界初の超精密鍛造フェース「マイクロコンベックスフォージド(微細凸鍛造)」です。他メーカーさんにも同じような、通常のスコアラインの間に突起物(凸ライン)があるモデルもありますが、今回ヨネックスでは、こだわりの鍛造製法で精密フェースを造り上げました。スピン性能を高める加工として、レーザーやCNSを用いて削り落とすのが一般的ですが、EZONE W 501 WEDGEは鍛造にこだわりました。ルール内(25ミクロン以下)の凸ラインを設けるには、1/1000mm(1ミクロン)の制度で金型をコントロールする必要があります。
    鍛造製法のEZONE W 501 WEDGEは、強度・精度に優れ、高いスピン性能(ルールの範囲内)も兼ね備えた軟鉄鍛造ウェッジです。
  • YONEXEZONE W 501 WEDGE
  • YONEX

■RAZZLE DAZZLE

  • RAZZLE DAZZLE AZAS GOLF
    Executive Producer
    阿部 歩 さん
  • RAZZLE DAZZLE

CSI-S FORGED

  • 今回、NEWモデルとして発表したのが、2019年7月発売のアイアン(ヘッド)“CSI-S FORGED”です。全てのモデルが国産で、このCSI-S FORGEDは、軟鉄一体鍛造のアンダーカットキャビティというのが大きな特徴です。
    これまでのCSI-M FORGED(マッスルバックモデル)・CSI-C FORGED(キャビティモデル)の2モデルに加え、CSI-S FORGED(アンダーカットキャビティモデル)で3モデルが揃い、幅広いゴルファーに選んでいただけるようになりました。
    アイアンの3モデルの中でもCSI-S FORGEDは、アンダーカットにより重心深度が深くなることでボールが上がりやすく、ハイバウンスでソール幅も広めになっているので、比較的やさしいタイプのアイアンヘッドです。
    さらに、ラズルダズルの代名詞である「CLAWINGSOLE」は、ソールのトゥ側を削ることで、芝や地面との接地面を減らし、ハイバウンス・ワイドソールでも抜けが良くなっています。
  • RAZZLE DAZZLECSI-S FORGED

CSI-C FORGED・CSI-M FORGED

  • “CSI-C FORGED”の精密CNC加工を施した独創的なキャビティバックデザインは、トゥ側上部・下部とヒール側に重量を配分することで、より最適な重心設計となり、スイートスポット部分の肉厚構造が、より柔らかな打感を可能にしました。また、最適なバウンス角とCLAWINGSOLEとの相乗効果で、ミスに強く抜けの良さを兼ね備えたCSI-C FORGEDは、やさしさと操作性を両立させたモデルです。
    見た目は通常のマッスルバックのようですが、トゥ側から直径10mmの穴をくり抜いた半中空構造になっています。中空にすることで得た余剰重量(約40g)により、ヘッドの大型化とワイドソールを実現し、ミスに強く高弾道が可能になった半中空構造のマッスルバックモデルです。
  • RAZZLE DAZZLECSI-C FORGED
  • RAZZLE DAZZLECSI-M FORGED

CS-03W

  • 今回もう1点のNEWモデル、ウェッジ(ヘッド)の3モデル目として発表したのが、2019年5月発売のウェッジ(ヘッド)“CS-03W”です。CS-01W・CS-315Wに続いて発売するCS-03Wは、ロフト角(°)が46・48・50・52・54・56・58まで、7ロフト角(2°ピッチ)で展開しています。
    大きな特徴は、同じモデルでありながら、バックフェースのデザインを3種類の肉厚設計に分けているところです。56・58のSW系は、重量を上部に配した高重心設計でスピン性能を高め、50・52・54のAW系は中間の重心設計、46・48のPW系は、重量を下部に配した低重心設計として、最近の低重心アイアンとの流れを意識した重心設計となっています。
    さらに、ロフト角が小さいものは、ネックを短く低重心設計に、ロフト角の大きなものは、ネックを長く高重心設計になっています。ウェッジの重心設計を見直すことで、低重心化されたアイアンからの流れの中でありがちなウェッジでの距離の低下を改善できます。
  • RAZZLE DAZZLECS-03W