飛び出し坊や

お坊さんに天使!?増殖し続ける「飛び出し坊や」、発祥の地を訪ねてみた。

みなさんは、「飛び出し坊や」をご存じでしょうか?
飛び出し坊やは、ドライバーに子どもの飛び出し注意を促す、交通安全の看板です。
その姿形は男の子、女の子、いろんなお仕事の格好とバラエティに富んでいて、
飛び出し坊やファンも存在するほど。実は私も、前々から気になっていたのです。
ということで今回は、飛び出し坊や“発祥の地”滋賀県東近江市に行ってきました!

“0系”とび太くんから天使まで、個性あふれる坊やたち

飛び出し坊や

案内してくれたのは、東近江市社会福祉協議会の眞弓洋一さん。
飛び出し坊やは、同会が昭和48(1973)年、
安価でできる飛び出し事故防止のための資材開発を依頼したのが始まりです。
ジャンパーには坊やのシルエットが、しっかりと刻まれています。

飛び出し坊や

襟元にはピンバッジ。さすが、飛び出し坊や発祥の地!
早速、街へ出ましょう。

飛び出し坊や

これが東近江でよく見かける、もっともスタンダードなタイプです。
昭和48年、八日市市社会福祉協議会(現・東近江市社会福祉協議会)への
納品を始めて以降、久田工芸さんが40年以上つくり続ける、いわゆるオリジナル版。
通称「とび太くん」です。
飛び出し坊やファンの間では0系とも呼ばれています。

飛び出し坊や

看板の陰にも、とび太くんがチラッ。

飛び出し坊や

飛び出し坊やの中には、支柱に「赤い羽根共同募金事業」と書かれたものがあります。
東近江市社会福祉協議会では募金による財源で、飛び出し坊やを製作し、自治会や民生委員などの地域組織に配布する活動を、昭和48年から行っているのです。
近年は年間約70体を提供しているのだとか。

飛び出し坊や

電柱の陰にもチラッ。“0系”とび太くんと表情が違うの、わかります?
口もとが微笑んでいるこの坊やは、東近江市立八日市北小学校PTAのお手製です。

飛び出し坊や

これも北小学校の運動服バージョン。胸のマークは、「北」をデザインした校章です。

飛び出し坊や

いま紹介した4体はぜんぶ、この写真の中にあるんです。見えます?
「40年で2,000体は提供している」。
眞弓さんがそう話すのも納得の密集具合!
2,000体に加えて、自治会やPTA、企業なども各々製作・設置していますから。

飛び出し坊や

街をめぐってみると、中日新聞の前には野球の中日ドラゴンズバージョン。

飛び出し坊や

布引運動公園陸上競技場には、地元のサッカークラブMIOびわこ滋賀バージョン。

飛び出し坊や

お寺には、お坊さん。
・・・だけど髪型、お母さん?
かわいいからヨシとしましょう!

飛び出し坊や

教会にはこれ。
天使でしょうか?
特色のある坊やたちが、街の交通安全を守っています。