ポンポン山(神峰山口・善峯寺ルート)

ポンポン山(神峰山口・善峯寺ルート)?美しい杉林を歩き 山頂から京阪方面を一望?

神峰山口バス停から神峯山寺

天台宗の寺院と奥の院を横目に

神峰(かぶ)山口のバス停に着くと、道沿いに見える田畑と民家。その民家脇の道路を標識に沿って神峯山寺方面へと向かいます。しばらく行くと蕎麦屋さんがあり、またその脇を抜けて竹林の中を進むと、東海自然歩道に出ます。ここではアスファルトの整備された道がしばらく続きます。神峯山寺の付近には、野草園や公園などがあるので、お寺とともに紅葉の時季に、ゆっくりと景色を楽しんでみるのもいいでしょう。

本山寺から高槻の古木

思わず見上げたくなる巨大な古木

アスファルトで舗装された道が終わり、本山寺を越えると自然林が美しい道中が続きます。モミやツガなどが目立ちますが、その中にひと際目を引く巨木が。「高槻の古木」と看板に書かれている木です。思わず見上げたくなるほどのサイズ感は記念写真ポイントとしておすすめ。根元には祠もあり、「大杉は古来より天狗杉と称して鞍馬、愛宕(あたご)、本山寺、箕面に飛翔する天狗の休息の地」と本山寺略縁起には記されています。古木を過ぎても続く杉林の風景は気持ちよく、自然と心も落ち着きます。また、このあたりはまれにニホンジカが見られる貴重な場所でもあるそうです。

杉林から山頂

京都、奈良方面を見渡せる山頂

杉林を抜けると山頂に着きます。東海自然歩道から外れた道のすぐ先にあり、道標もあるので、迷うことはありません。山頂までの道のりは、多少の急坂や階段はあっても全体的に緩やかですので、比較的登りやすいでしょう。ポンポン山という名前は愛称ですが、現在ではこう呼ばれるのが一般的です。その理由は山頂にあり、四股を踏むとポンポンという音がするため、ポンポン山と呼ばれるようになったと言われています。山頂は360度開けており、ベンチやテーブルもあって、過ごしやすくなっています。天気がいい日には、京都市内や奈良方面が一望できます。また、双眼鏡を持っていくと[京都タワー]や[東寺]などの街の景色までも眺めることができ、楽しさ倍増です。

山頂から善峯寺バス停

西国三十三カ所20番目の札所も抜けて

下りは、京都方面へ。山頂に向かうためにそれた道を戻り、看板に従って杉谷方向を目指しましょう。上りに比べると若干、急な道を進みます。途中、島本町の最高峰となる釈迦岳への道があります。体力に余裕があれば、釈迦岳に寄ってみるのも楽しいでしょう。釈迦岳への道とは違うルートを進み、沢を抜けると杉谷の集落に着きます。山道はここでおしまい。ここからはまた、舗装された道路に出ます。しばらく進めば、西国三十三カ所20番目の札所、善峯寺に到着します。善峯寺付近にはバス停があり、向日町へと向かうバスに乗ることができます。しかし、ここからはバスの本数が少なく、少し先にある小塩のバス停からの方が本数が増えるので、少し歩いてみるのもいいでしょう。

登山後の楽しみ

今が旬!? 向日町に着いたら激辛商店街へ
せっかく向日町に着いたのなら、激辛商店街に立ち寄ってみるのもいいでしょう。登山後なのでガッツリご飯とはいかない人にも、クレープ屋さんが出す激辛クレープや、とうふ屋さんが作るパンチの効いたドーナツのほか、唐辛子とユズ餡のまんじゅうなど変わり種スイーツが豊富。もちろん、ラーメンや石焼カレーなどの食事を楽しめる店もあるので、その数ある激辛メニューを見るだけでも楽しいですよ。

登山後記

愛称も可愛らしい「ポンポン山」。この山は、低山ではあるものの山頂からの見晴らしも良いうえ、登りやすい山と言えるでしょう。登った時期は、5月の中旬、天気も良く、学生さんや年配の集団も登っていたりと朝から多くのハイカーで賑わっていました。2年ぶりでしたが、相変わらず杉林が美しく、道中も緩やかな傾斜が続くのでゆっくりと景色を楽しみながら登ることができました。駅からのアクセスも比較的良いので、ハイキング始めの方に「ポンポン山」はおすすめです。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2010年6月15日

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