生駒山

生駒山?山頂には遊園地も!都会から約1時間の眺望スポット?

新石切駅から石切剣箭神社の参道

石切さんの愛称でも親しまれる石切剣箭神社を眺めながら

生駒山へのアクセスは、さまざまな駅から可能です。今回は、石切さんの愛称でも親しまれ、お百度参りでも有名な[石切剣箭神社]の最寄り駅のひとつ、新石切駅からスタートします。この日も朝早くからたくさんの人がお参りに来ていました。山道までは、[石切剣箭神社]の参道にある[商店街]を抜けていきます。乾物やお味噌などを扱うお店が軒を連ねる昔ながらの商店の中に占いのお店が数多くあるのもこの石切さんの特徴と言えます。朝早くから開いているお店もたくさんありますので、ちょっとした観光気分で登り始めることができます。途中、『献牛祭』で使われる牛の像なども見ることができるので、ぜひ注目を!

石切剣箭神社から辻子谷

神社を抜けると閑静な住宅街へ

石切さんの参道を抜け高架下を潜れば、日本で3番目に作られたと言われる石切大仏が右手に現れます。その先に進めば、石切剣箭神社上之社へと到着。神武天皇によって建てられたと言われ、当初はこちらが本社だったとも言われています。さらに、石段を登ると建物があり、お参りすることもできます。参拝を終え上之社を北に少し歩くと、音川が見えてきます。そこから歩みを進めると辻子谷と呼ばれる場所に入ります。このあたりは、水車が発達したところで、江戸時代には117もの水車があったそうで、工業用に使われていたようです。そして、その歴史を伝えるために修復された水車の展示を見ることができます。

辻子谷から山頂

森を登ると興法寺、そして、一風変わった山頂

新石切から辻子谷、そして興法寺と、舗装された道が続きます。興法寺まで来ると随分あたりは静かになり、寺の佇まいを眺めながらのんびり過ごすことができます。ここまで着くと、山頂はもうすぐ。少し歩くと、車道に到着です。その車道を横切って、階段を上るとハイキングコースに出ます。そのハイキングコースの横に広がるのが[府民の森 ぬかた園地]。こちらは、あじさいの名所として親しまれ、30種約2万本のあじさいが見られます。その横を通り、山道を曲がりくねって走る車道を何度も横切りながら山頂を目指します。そうすると遊園地の駐車場に到着。そこから後ろを振り返ると、大阪の街並みが一望できるスポットに。さらに遊園地の入り口付近からは、ミナミの繁華街や大阪城など、ずっと遠くまで眺めることができます。生駒山山頂の三角点はなんと遊園地内ミニSLのレール内にあり、係の方に声をかけると中に入れてもらえ、記念撮影もすることができます。

登山後の楽しみ

生駒山に登ったら、帰りは鬼取町へ
生駒にある集落でひときわ異彩を放つのが、鬼取町。山間部に位置しながら、スリランカ料理店[ラッキーガーデン]をはじめ、ピザ屋さんやおそば屋さんなどがある隠れたグルメスポットとしての一面があります。週末ともなるとたくさんの奈良、大阪ナンバーの車がこの町へとやって来るほど。朝から登れば昼までに山頂へ到着できるので、お弁当を持たずに山頂で少し休憩したら下山を始めて、お昼をこちらで過ごすというのも新しい楽しみ方かも知れません。

  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    ラッキーガーデン
    エリア
    奈良県生駒市鬼取町168

登山後記

生駒山と言えば、夜景の名所として知っている方も多いかと思います。今回は、新石切からのルートを紹介しましたが、生駒市からのルートのほか、暗峠などを通るルートも旧街道の歴史を感じられ、また違った趣きが楽しめます。今回のコースは、前半は観光的な要素も強く、まだ石切に行ったことがないという方にぜひ登っていただきたいコースです。信仰が強く残る町ですので、そのような雰囲気をしっかりと感じることができ、普段とは違った山登り体験になるでしょう。そして何より、天気の良い日の山頂からのパノラマは最高です。大阪の街全体が見渡す景色は圧巻でした。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2010年7月20日

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