比叡山

比叡山?世界文化遺産とともに満喫する山?

JR比叡山坂本駅から登山道

  • 高い木々に覆われる中、琵琶湖を望むポイントに遭遇!
  • 古い家屋や鳥居などが立ち並ぶ、坂本の町並み。
  • 分かりにくいですが、こちらがケーブルの手前から山道へと抜ける道。
  • 比叡山へはルートが沢山あります。この石段もそのひとつ。
  • 木々の間から差し込む日差しが綺麗な山道。

門前の町並みを抜け登山道へ

大阪から約1時間、JR湖西線・比叡山坂本駅に到着。広々とした駅前から、琵琶湖を背に[日吉大社]方面へ向かいます。国道316号線を歩けば、石垣や町家の建物、塀など門前町として栄えた姿が。この道は、真っ直ぐに[日吉大社]の入り口まで伸びているため視界も良く、比叡山の姿もはっきりと見ることができます。しばらく歩くと、左手に京阪の坂本駅、さらにその奥には、古風な佇まいの手打ちそばのお店[日吉そば]があります。そんな町並みを抜けると、[日吉大社]の入り口へ。山道には、[日吉大社]方向へとは進まず左手にあるケーブル方面へと進みます。ケーブルまでの道のりも、標識がありますのでそれに従って歩きます。ケーブル乗り場前でケーブルを潜って反対側に抜ける道がありますのでその道へ。ここから登山道が始まります。この先、階段の道と土の道とにルートが分かれていますが合流地点は同じです。

登山道から山頂

  • 比叡山の本堂にあたる根本中堂。
  • 急な道ではありませんが、上りは結構時間がかかります。
  • 大原へ抜ける道の案内板。山頂から京都の大原へ抜けるルートもあります。
  • 山頂付近からの山間の眺め。3月はまだ雪が残っています。
  • こちらが比叡山の一等三角点。非常に分かりにくい場所にあります。

山道から比叡山延暦寺の本堂・根本中堂、山頂へ

スギやヒノキといった植林が目立つ登山道。思わず上を見上げてしまうほどの大きくそびえ立つ木々が辺りを覆います。決して緩やかではありませんが、際だって急な坂はありませんので、のんびりと山道を楽しむことができます。[根本中堂]付近までは、このような山道が続きます。山道が終わると、また道路、その先には、[延暦寺会館]が見えます。ここまで来れば、[根本中堂]まですぐに辿り着きますが、[比叡山延暦寺]内の拝観には拝観料がかかりますので、素通りする場合には、その旨を受付で申し出てください。[根本中堂]を中心に大きな建物が並び、中に入ればさらに[比叡山延暦寺]の歴史も相まって、荘厳さを体感することができます。お参りを済ませたら、[阿弥陀堂]へ向かいます。そのお堂の間の道を抜け、道路沿いを行くと山頂への標識がありますので、それに従って歩きます。山頂付近までは分かりやすく、[ガーデンミュージアム比叡]を目印に進みましょう。その先は道標がありませんが、[ガーデンミュージアム比叡]を背に、左奥へと続く坂道があります。そちらが三角点(山頂)へと続く道。そのまま進むとその先にはテレビの中継所などがあり、さらに奥へ行くと三角点に到着です。

山頂からJR比叡山坂本駅

  • 杉林の合間を抜け、坂本を目指します。
  • 周りを見渡すと高い木々が非常に多いことに気付きます。
  • 奥比叡ドライブウェイからの眺め
  • 比叡山ケーブル(坂本方面)の乗り場。冬季は運休。
  • 明王堂前に立つと視界が開け、琵琶湖方面への眺望が。

三角点を見たら、明王堂方面から下山

山頂は標識もなく、ただ三角点があるのみ。それを確認したら、[ガーデンミュージアム比叡]のあった場所まで戻ります。さらに来た道を戻り、比叡山ケーブル(坂本方面)への道標を頼りに進みます。ケーブルまでの道のりとその先、玉照院までは歩きやすい道が続き、景色も綺麗。玉照院の横に鹿よけの柵が設けてありますので、その扉を開けて山道へと向かってください。ここから先も上りの山道同様、大きな木々に覆われています。途中、琵琶湖方面への展望が美しい所もあり、滋賀県の醍醐味とも言える風景を楽しむことができます。こちらの無動寺道は、織田信長が比叡山焼き討ちを命じたとき、軍勢が攻め入った道としても知られています。そんな古道を下れば、国道47号線に到着。再び戻ってきた門前町を通り抜け、駅に到着です。このルートでは、JR比叡山坂本駅へ向かっていますが、行きとルートを変えて京阪の坂本駅から帰るのもまた景色が違って良いでしょう。

登山後の楽しみ

大津一帯は京都に近いということもあってか、美味しい和菓子屋さんがたくさんあります。比叡山のお膝元で言えば、老舗和菓子店[鶴屋益光]が有名ですが、一駅先の唐崎にあるみたらし団子もおすすめです。唐崎にある[寺田物産]のみたらし団子は、少し甘めの味付けでお持ち帰り可。タレと団子を分けてくれるので、焼きを入れた餅のパリっと感が楽しめます。

登山後記

3月も中旬という時期に登ったにもかかわらず、当日は雪でした。しかも見事なまでのパウダースノー。前日に降った雪の上に新たに重なり、まだまだ春の訪れは遠い1日でした。山道の高低差はほぼ六甲と同じ程度。約850メートルとそれほど高くないですが、上り始めの標高が低いため、結構時間がかかります。また、[根本中堂]付近には登山道を示す道標がないことから分かりにくく、少し苦労しました。春先には、観光客の姿も増えますので、時間に余裕を持った出発をおすすめします。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2011年4月19日

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