妙見山

妙見山?能勢の信仰の山、“妙見さん”に登る?

妙見口駅から新滝道コース

  • ケーブルのりばから、妙見山を望む。休日はファミリー客で賑わいます。
  • 古い佇まいが味のある妙見口駅。駅舎の前には観光案内所や商店も。
  • 村落を歩いていると山に囲まれた水田や畑に出会えます。
  • 山道は舗装された道。緩やかな坂が続きます。
  • 舗装道が終わると砂利道に。新滝道コースは、3kmほどの短いルート。

田園風景を眺め、最短ルートで山頂を目指す

能勢電鉄の終着駅、妙見口。のどかな駅前を出てすぐにある分岐を左へ。畑や民家、そしてその向こう側には山、と田舎の風景を眺めながら舗装道を歩きます。小学校を越え標識に従って歩いて行けば、押しボタン式の信号があります。その道を真っ直ぐ進むと尾根沿いを歩くルート、左に曲がれば山頂まで最短距離のコース、さらに駅前の分岐を右に折れて進んで行けば初谷からのルートに、と妙見山山頂へのルートはたくさん。今回は、短時間で山頂に到着するのに加え、舗装されている道も多く歩きやすい、初心者にも安心な新滝道を行きます。新滝道方向に行くと、ケーブルのりばに到着。休みの日にはファミリーや学生で賑わっているようです。そんなのりばの脇道を進みます。ようやくここから森の中。舗装道をしばらく歩くと、砂利道になります。坂道が続きますが、頑張って登りましょう。登っては緩やかに、登っては緩やかにを繰り返しながら頂上まで約3km歩きます。

新滝道コースから山頂

  • 新滝道コース途中にある妙見堰堤。苔の姿が美しく太陽の光に照らされます。
  • 8月初旬でもまだアジサイの姿がありました。
  • 頂上付近には沢山の案内や看板があります。
  • 頂上の少し手前には、駐車場と日蓮宗の霊場を示す石碑。
  • 慰霊碑横にある三角点。三角点という案内が大きく書かれていますので、見落とすことはなし。

森の中の舗装道を上る

新滝道コースは、森の中を歩くルートで、周りは木々に囲まれています。緑が豊かで、コナラやクヌギなどの木々が坂道の途中で多く見受けられます。そして、この新滝道は明治時代に参道として作られたわりと新しい道で、途中には鳥居や石碑がちらほら立っています。そんな参道を歩いて頂上付近までくると石段があります。距離が短い分、坂が急でこの石段に到着するまでに、少し疲れているかも知れませんが、この石段が見えると山頂はもうすぐです。鳥居までくると、駐車場やトイレなどの建物が目の前に。参拝客をはじめ自転車で上ってきた人、ほかのルートで登ってきたハイカーなど、さまざまな人と合流します。そして山頂へは、大きな鳥居が見えるその先を本堂の方には進まず、馬の像が並ぶ道を過ぎ、先にある分かれ道を標識に従い右手に進みます。その先に大きな記念碑があり、三角点はそのすぐ奥にあります。

山頂から妙見口駅

  • 能勢の山間にある集落を望む。空の青と山々の緑が綺麗に調和しています。
  • 三角点から少し先にある「星嶺」。能勢家の家紋である「矢筈」をモチーフにデザインされた信徒会館。
  • 帰りは駐車場奥から下る尾根沿いを行くルート。上りとは違い土の道が続きます。
  • 小さな虫や蛙の姿が多く見受けられました。
  • 妙見山は、さくらが綺麗ということでも知られています。山中でたくさんの種類の草木を見ることができます。

信仰の山を散策し、尾根づたいに下山

山頂には整備された広場や、少し下ると[妙見山クッキングセンター]もあり、ハイキング以外にも楽しめるところが多数あります。商店もありますので、帰りの飲み物もこちらで手に入れることができます。少し休憩したら、今度は尾根づたいを進むルートへ向かいます。ほかにも、少し道のりは長くなりますが、初谷を行くルートもおすすめ。上杉尾根コースに行くには、案内板がありますのでその指示に従って駐車場奥の道へ。途中、赤松がたくさん生えている場所など寄り道ルートがあります。のんびり観賞しにいくのもよいでしょう。道中には急な坂道もところどころありますが、ゆったりとした道が基本的には続きます。また、下り始めてしばらく行くと集落や川西方面の街が見渡せ、展望を楽しめるところも。1時間程度下ると、集落脇の道に到着。そして、押しボタン式の信号がある道路地点へと合流します。後は、上りと同じルートを引き返し、妙見口の駅まで戻ればゴールとなります。

登山後の楽しみ

能勢電鉄妙見線で行けるスポットとしては、あじさい寺としても有名で、畦野駅から歩いていける[頼光寺]があります。シーズンには、その数500株以上とも言われる見応え充分な姿を楽しむことができるでしょう。
妙見山は低い山で下山までそれほど時間もかからず、周辺は自然に恵まれた土地ですので、[頼光寺]以外にも途中下車の旅を楽しんでみても良いかもしれません。

登山後記

登山当日は、35℃を超える真夏日。能勢という涼しい土地ではありましたが、それでも山道に入るまでは、かなりの暑さでした。660mと決して高さがあるわけではないので、9月でも暑さ対策は必要だろうと思います。暑い日でしたが、年配の集団やバーベキューにむかう若者、ファミリーにたくさん出会いました。ハイキング組では初谷へ向かう人が多かったのが印象的。どのコースも登りやすいようですので、暑さ対策を万全にし、500mlペットボトルの水くらいあれば、ザックなしでも充分行けるかも知れません。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2011年9月20日

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