蛇谷ヶ峰

蛇谷ヶ峰?原生林を越えて 滋賀の景色が味わえる山頂へ?

安曇川駅から登山口

  • 新緑と緑の間からの日の光を充分に楽しめる自然路。
  • ふれあいの里の中にあるため池。カエルがたくさん見受けられる。
  • 登山口からすぐの登り坂。
  • 不屈の一本松と呼ばれる松の木が登山道脇に立つ。
  • 坂道を上り終えると少し開けた地に到着。

自然路から原生林へ

JR湖西線の安曇川駅からバスに揺られること約30分、[朽木いきものふれあいの里センター]に到着。手入れされた芝生や小径など、特に夏は美しい緑が出迎えてくれます。そんな緑に目をやりながらも、登山口へと進みましょう。センターを右手に、坂道を上っていくとすぐに標識があります。カツラ谷のルートは、現在閉鎖されているので、もう一方の道を行きましょう。しばらくの間は、整備された森の中を進んでいきます。その森には、モリアオガエルの池やササユリの黒森など自然を観察できるスポットが。それらを抜けるといよいよ登山口に到着です。登山道には、下山方向と山頂までの距離が書かれています。その標識のちょうど後ろに道が延びていますので、その方向に進めばいよいよ本格的な坂道を登ることになります。

登山口から展望台

  • 登山道には無数の木段が設置されている。
  • 歩幅の短い木段の先には、また段差の高い木段が。
  • 訪れた5月中旬には、たくさんの花のつぼみが。
  • ナラやブナといった木々に囲まれた原生林。
  • 標高557m地点の標識。ここから先の登り坂はさらに急に。

ニオイコブシの小径を越えて

登山口までの自然路を抜けると原生林へと変わります。ここからは坂も急になり、山頂までずっと上りが続きます。さらに先には分岐もありますが、山頂付近などで合流しますので、閉鎖されている道以外は、どこを通って行っても良いでしょう。特に春先は、向かい側の山に見えるニオイコブシが綺麗です。その向かい側の山を観察できる道には、ニオイコブシの小径という名が付けられ、シーズンには多くのハイカーが訪れているようです。そして、その小径を抜けるとさらに森が続きます。その先にはしばらく続く木の階段が待っています。1段1段が非常に高く、お子さんは少し上りにくいかも知れませんが、頑張って上りましょう。この上り途中の分岐ごとにある標識を眺めていると、標高550m付近までの坂とそれ以上では坂の傾斜の違いがはっきりと分かるはずです。この先は急ですが、植林地帯とは違う緑が多く、花々も綺麗に咲いていますので、それらを楽しみながら上ると、意外と山頂までの距離も近く感じるかも知れません。

展望台から朽木いきものふれあいの里センター

  • 山頂から東を見れば、高島市街と琵琶湖が眼下に広がる。
  • 滋賀の湖西に広がる山々は、自然林が多い。
  • 山頂には、標識が立つのみで視界を邪魔するモノがない。
  • 登山口から山頂まで分かりやすい道が続く。
  • ニオイコブシがここの見どころだが、スミレなどさまざまな花も観察できる。

滋賀の山々と琵琶湖を望む

木段を上りきれば、いよいよ山頂手前の展望台に到着です。山頂は360度のビューが楽しめますが、ここからも琵琶湖の景色が美しく、夏の緑と湖の青と絶好の撮影ポイント。休憩がてら撮影して山頂を目指すのも良いでしょう。また、山頂は決して広くはありませんが、開けており日陰になる場所や風を遮るモノがありませんので、ご飯をこの展望エリアでとるのも良いでしょう。そんな展望台から10分ほどで山頂に到着です。山頂から東に見えるのが、高島市街と琵琶湖、そして、南東には比良山系の山、南には、[武奈ヶ岳]、最後に北西に見えるのが安曇川と朽木市場。パノラマビューで滋賀の自然を満喫できます。[武奈ヶ岳]はちょっときつい、なんて人には、関西100名山でもあるこちらの蛇谷ヶ峰がおすすめです。帰りは同じコースを辿るもよし、分岐で違う道を辿って行くも良し。通行禁止の道にさえ行かなければ、センターまで、およそ1時間くらいで戻れるはずです。

登山後の楽しみ

[朽木いきものふれあいの里センター]から歩いて20分、車で5分の場所にあるのが[グリーンパーク想い出の森]、そして、その中に「てんくう」という名の温泉施設があります。お風呂の中も広く、露天風呂から滋賀の山も見えて景色も最高です。ゆったりのんびりした後で、高島名物のアドベリーアイスクリームなどもご一緒に。このためにも、車で行くのがおすすめです。

登山後記

今回は、京都や大阪方面から言えば、[武奈ヶ岳]の奥、安曇川から少し東にある蛇谷ヶ峰に行ってきましたが、[朽木生き物ふれあいセンター]にはキャンプサイトや自然観察ができる道などがあり、キャンプついでに蛇谷ヶ峰へ、というカジュアルな気分で楽しめそうでした。カツラ谷方面から上られる方が非常に多いようなので、復旧したらまたそちらのコースを楽しみたいと思います。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2012年6月19日

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