蓬莱山

蓬莱山?比良山系2番目の山で琵琶湖ビューをひとりじめ?

蓬莱駅から金毘羅神社の鳥居

  • 植林が進み杉林が辺り一帯に広がる。
  • 駅前から山中に入ってもしばらく続く舗装道。
  • 夏場は、多くの昆虫たちにも出会える。
  • 金ピラ峠までは、標識が少なく分かりにくい場所もあり。
  • 看板は、登りはじめと頂上付近のみに設置。

湖西道路を潜り山麓へ

琵琶湖の西を走るその名も湖西線に乗り、京都駅から9つめの駅、蓬莱駅に到着。時間にして約30分の電車旅を楽しみつつ、駅前に立てば目の前には比良山系の山々が広がります。駅を背にしてほぼ正面の山頂方向に見えるのが、[びわ湖バレイ]。その少し左手が蓬莱山の山頂になります。まずは、駅前の道路を道なりに進みます。そして、その先にある川を越え少し歩けば、左へ向かう大きな道路がありますので、山頂の方角に進んでください。さらに道なりに行くと、湖西道路が見えてきます。その湖西道路の下にあるトンネルを越えて、まだまっすぐ進みます。ここからもしばらく舗装道が続きます。周りには、ちらほら民家があり、湖西道路を走る車の音を背中に感じながら、さらに進んでいくと、ようやく高い杉の木が立ち並ぶ森へと到着します。長さはありますが、ここまではなだらかな坂道。ハイキング気分で楽しみましょう。

金毘羅神社の鳥居から金ピラ峠

  • 山中、突如現れる神秘的な松の巨木。この木を見に行くだけでも価値あり。
  • 山道を進めば進むほど、砂利のサイズが大きくなる。
  • 6月にはあじさい科の植物が多く見受けられた。
  • 1,000m辺りの足下には、大きな岩が目立つ。
  • 卯の花とも呼ばれる空木(うつぎ)は5月の花。

山麓から峠まで、杉林の中をのんびりと

いよいよ森の中、といえども足下は歩きやすい舗装道。まだまだこの道は続きます。途中、金毘羅神社の鳥居(境内は、その鳥居を越えて左奥に行ったところ)があります。前にある階段は上らず、その鳥居を左に向かいます。そうすると、ちょうど川の横を併走するように道が続きます。その川が終わりに近づくころ、右手に登山道が。その登山道に入り、北の方向に少し進み、また南方向に曲がり、と山頂に向かって蛇行した道を進みます。この辺りから、道は険しくなり、徐々にきつく感じてくる頃かも知れません。そんな険しい道の途中に一際目立つ松の木が。突如として現れる巨木には、名前がなく、特に看板も掛けられていません。が、その大きさ、そして苔に覆われた姿は幻想的で、思わず目を奪われてしまいます。その姿を眺めながら、木陰で休憩をとるのも良いでしょう。少し休息を取ったら、金ピラ峠に向かいます。

金ピラ峠から山頂

  • 山頂付近からの琵琶湖の景色。
  • まもなく山頂へと差しかかる山中。後ろを振り返ると琵琶湖が広がる。
  • 山頂にある彼岸の鐘は、山での無事を祈るために建てられた。
  • 山頂を背に、向かい側にはびわ湖バレイの施設が。
  • ゲレンデと山道の間にある立て札。

峠からスキー場がすぐ横に広がる山頂へ

巨木から少し歩くと、金ピラ峠に到着です。金ピラ峠からは、[びわ湖バレイ]のゴンドラの麓の乗り場へと続く道も延びています。しかし、麓付近で道が池に浸かってしまっているところがありますので、その道は使わず、JR蓬莱駅方面の道か、小女郎峠へ向かい367号線にあるバス停方面への道へ行きましょう。そして、その峠を抜けると、足下には大小さまざまな石や岩がゴロゴロと。怪我に注意をしながら進みましょう。そんな道を抜けると、いよいよ山頂も近いです。笹の葉が徐々に多くなり、杉林を抜けるころには足下は笹でいっぱいになります。そして、少し先に目をやれば、右手に駅前から眺めたゴンドラの乗り場施設、さらに、目の前には[びわ湖バレイ]のゲレンデが広がります。夏の間の緑は美しく、その緑と琵琶湖の青が天気の良い日に、とても壮大な印象を与えてくれるでしょう。そして、そのゲレンデに沿って歩けば、山頂に到着。前は、琵琶湖、後ろは滋賀の山々と二重に滋賀の自然を楽しめます。

登山後の楽しみ

比良山系に登った後は、やはりこちらがおすすめです。大津大橋を東側に行った辺りにも温泉はありますが、電車でも行きやすいことを思えば、[おごと温泉]が定番。温泉としての伝統も味わいつつ、山登りの疲れを癒して大阪方面の人は帰路につきましょう。ちょうど夕暮れ時に入れば、琵琶湖の景色も綺麗に望めます。

登山後記

地図で見ているとそれほど距離がなさそうに思えましたが、行ってみるとかなりの距離。2時間と少しで登り切れると思っていたら、結局、約3時間かかってしまいました。が、蓬莱駅からのルートは、道も分かりやすく難所も少ないので、時間に余裕を持っていけば、眺めの良いところがたくさんありますので、良いハイキングになるのではないかと思います。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2012年7月17日

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