六甲山(東おたふく山ルート)

六甲山(東おたふく山ルート)?ササの草原を抜けて関西人気No.1の山へ?

東おたふく山登山口から東おたふく山山頂

  • 登山当日は、山頂は霧がかかっていて幻想的。
  • バス停を下りた付近。登山道までは歩道を歩く。
  • 住宅もちらほらと見える道には、立て札がいくつも用意されている。
  • 7月中旬でも綺麗に咲くあじさい。山の気温をこれでも感じ取ることができる。
  • 山頂付近のササの草原。晴れの日とはまた違い、露が葉にたまり霧の中でより一層綺麗に見える。

ササの草原が見事な東おたふく山

バスに揺られて数十分、ドライブウェイの途中にある東おたふく山登山口に到着。道路脇の歩道を通って、山道へと入っていきます。途中に住宅地と山道とを分ける看板があり、その看板の指示に従って山道へと入りましょう。山道に入ったらすぐに、小川を渡ります。その後は、歩きやすい道を案内の看板を頼りに進みます。今回上ったのは、7月の中旬でしたが、まだあじさいの花が綺麗に咲いていました。この東おたふく山には、多くのササが生えており、時折、道に覆い被さるような箇所も見られます。また、古くはこの東おたふく山は六甲山系有数のススキの生育地だったそうです。現在、ススキの研究を行っている団体が、保全を試みているという看板も山中にあります。そんな自然の中をさらに歩き続けると、約1時間程度で東おたふく山の山頂に到着します。山頂にも多くのササが自生しており、見晴らしも良く昼食や休憩を取るには絶好のポイントです。

東おたふく山山頂から一軒茶屋

  • 平日にもかかわらず、何人ものハイカーが訪れる。
  • 山中にある小川。その冷たい水温と透明感が疲れを癒す。
  • 雨ヶ峠から進んだ先にある分岐。この分岐はすぐに合流するので、どちらを行っても良い。
  • 神戸市が制定した太陽と緑の道のサイン。木漏れ日と木々の緑が美しい。
  • 一軒茶屋も目前というところにある木の橋。最高峰はもうすぐ!

雨ヶ峠から最高峰まで一気に上る

東おたふく山の山頂から、次は雨ヶ峠に向かいます。雨ヶ峠へは、少し下りの道を行きます。この道も辺りはササが埋め尽くし、その眺めがとても綺麗です。そんなササの道を抜け、森に入ってしばらく行くと雨ヶ峠に到着です。雨ヶ峠は芦屋川駅からのルートとの合流地点。ロックガーデンを上ってきたハイカーたちと出会うでしょう。こちらでも屋根があるベンチなどがあるので、休憩にもってこいです。この雨ヶ峠から山頂に向かって右手に見える木段を上って先へと進みます。雨ヶ峠を越えた辺りにも小川が流れ、暑い日には、ハイカーの疲れを癒すポイントにもなっています。その小川を渡りさらに進むと、本庄橋跡。ここから少し急坂を上ります。2つのルートに分かれていますが、どちらを通ってもすぐに合流するので、好きな道を選びましょう。本庄橋跡を越えた付近は、七曲りと呼ばれ滝がいくつかあります。毎年冬になると、この滝が凍るようで、その光景を見るために上ってくるハイカーたちも多いそうです。そんな七曲りを抜けさらに進むと、一軒茶屋に到着。一軒茶屋から最高峰までは、目と鼻の先、昼食前に到着しても良し、昼食を一軒茶屋で取ってから行っても良し、気分に合わせて楽しみましょう。

一軒茶屋から有馬温泉街

  • 有馬へ抜ける道。途中振り返ると六甲山系の山の姿を望むことができる。
  • 山の天気は移ろいやすい。午後になると日が差してきた。
  • 有馬温泉の道にある道標。距離は必ずしも正しいとは限らない。
  • 暑い季節でも木々によってできた影で涼しくハイキングにピッタリ。
  • 木のトンネルの間を太陽光が差し込む。夏の緑が気持ちよさを盛り上げてくれる。

太陽と緑の道から有馬温泉へ

六甲最高峰からは、登山ガイドではお馴染みの有馬温泉へ抜けるルートです。これまで(2012年8月現在)に、2回六甲山ルートを紹介していますので、そちらを見て、芦屋川駅へと戻るルートを選択しても良いでしょうし、時間があるなら宝塚へというルートもあります。体力と時間を確認し楽しんでください。有馬温泉に抜けるルートは、歩きやすい一本道の森の中を抜けて行きます。下りに加えて、歩きやすくなだらかな道のりですが、距離は5kmほどありますので道のりは長いです。この道は、「太陽と緑の道」と名付けられています。神戸市によると、昭和47年、神戸の豊かな自然を気軽に散策し、人と自然のふれあいを図ることを目的に設定されたそうで、六甲山から帝釈・丹生山、そして、雌岡山まで繋がった緑豊かなハイキングコースです。全長は約175kmにものぼります。そんな道だけあって、確かに森林浴にはもってこいです。ゆっくりと風景を楽しんだら、有馬温泉街に到着です。

六甲山(芦屋川ルート)六甲山(宝塚ルート)

登山後の楽しみ

六甲山に上ったらこれまで何度もご紹介してきましたが、やはり有馬温泉。温泉に入るのはもちろん、温泉街の豆腐屋さんをはじめ、靴屋さんに精肉店、さらには、カフェと有馬温泉にもたくさんの新店が登場しています。バスの待ち時間にテイクアウトしたり、お土産として買って帰ったり、ハイキングだけでは終わらないのが六甲山。ちなみに、筆者は、ざる豆腐を買って帰りました。

  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    金の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町833
  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    銀の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町1039-1
  • 立ち寄りスポット情報

    名称
    有馬温泉 太閤の湯
    エリア
    兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2

登山後記

3回目の六甲山。今回は、前日までの晴天と打って変わって霧がかった日の登山となりましたが、ファンタジックな景色で、意外にも風景も楽しめました。芦屋川からのコースともまた違い、距離的にも短いこともあり、六甲初心者には、おすすめのルートだと思います。帰りに有馬温泉で買ったお豆腐も大豆の味が濃くて、まろやかな味わい。ポン酢で食べると、さっぱりして夏の暑い日にピッタリです。

【取材】松村貴樹/【撮影】米田真也

更新日:2012年8月21日

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