滝の茶屋のあとがき　―スタッフ目線のビタペディア―

海岸線の見える駅で、天気が良いと淡路島まで見えるそうですが、残念ながら今回は曇天。しかし、ゲストのウーイェイよしたかさんとともに明るくロケスタート。あまりお店はなさそう……と不安を感じる間もなく、吸い込まれるように駅前にある優しい若夫婦の経営する「サンクック」さんに歓迎していただきました。そのままぐるりと歩くと、住宅街と思いきや少々レトロな商店街とともに、飲食店も多数発見。瓦せんべいの「垂水亀井堂」さん、商店街の知る人ぞ知る名店「西村ミートショップ」と、個性的でおいしく、リーズナブルでお値打ちあるお店がいっぱいです。

最後にお邪魔した「タム サイゴン」さんでも、「この値段でこのボリューム!?」というコメント続出。ベトナム生まれのお母さんの想いが詰まったご飯は、家庭的と銘打っていましたが、本格的な現地の家庭の味。日本人の口に合うようにと、お母さんが考えた大根とにんじんの「なます」がどの料理にも一緒に出てくるという個性も、愛らしくて魅力的でした。