北花田のあとがき　―スタッフ目線のビタペディア―

北花田駅前といえば、大型ショッピングモールがあるものの、実際に歩けば見えてきた、元気な小さい個人店の数々。

今回、最初に訪れた「城内人形製作所」さんに始まり、次に行くお店を全部紹介してもらった結果、ほとんどが隣から隣の店へ渡り歩き、駅からなんと400メートルで撮影が終了するという、歩いた距離はビタペディア史上最短だったのではないかというロケでした。それにも関わらず、ゲストのタナからイケダ田邊さんの口から思わず飛び出す「北花田、住みたい」。定食、うどん、たこ焼き、パンと、日常的に食べるようなものが特に満足のいく味、人、お店と良いものが揃っているというのが北花田の魅力のひとつで、キャッチコピーの「来たら離れられない街」にも表れています。あたたかい人たちも多く、特に印象的だったのは、「ミキヤ食堂」で食事をしていた、そのお店の家主さん。おすすめのメニューを教えてくれるだけではなく、ママが若いころからずっと美しかった話や、お店の裏は40年前は畑だったこと、大型店などができて新しくなっても住みやすいのは変わらないことなどなど話してくださいました。

ちなみに、田邊さんの北花田の思い出は、大型ショッピングモールのイベントに出演してスベったことだそうですが、ロケでは真冬なのに半袖Tシャツ姿になったり、豪快にお米をかき込んだりするなどして、明るい笑いを届けてくれました。