松屋町＜後編＞のあとがき
―スタッフ目線のビタペディア―

松屋町駅の南側といえば、空堀商店街とさらにそこから路地の奥へ進むのが楽しいエリア。やっぱりお店も人も個性が光ります。トースト専門なんて、ありそうでなかった!?「空堀トーストcafe Fine(ファイン)」さん。アットホームな雰囲気で、ゆっくり堪能できます。ちなみに、人気の「チーズフォンデュトースト」は、オーナーが海外で見かけたトーストメニューを研究したものなんだとか。そして、失敗だったメニューは？と聞くと「ゴーヤ」とのこと。研究熱心な一面もあり、これはかなりのトースト好きのオーナーさんですね。「よしせん」さんはこれからのお祭りシーズンでも忙しい傍ら、外国人のお客さんにも人気があるのだとか。

次に訪れた「街山荘」さんは、以前にマスターがやっていたお店の廃材を使って内装など施しているので、年季のある雰囲気が出ているのだそう。昔は長野でログハウスを建てたこともあったのだとか。バーテンダーとしてのキャリアは50年とのことで、料理の腕もあり、さらにおしゃべりな、エネルギッシュなおじさまでした。「紙匠雑貨エモジ」さんは古い町家のような味のあるお店で、のんびり紙を選べる至福のひとときを過ごせます。ここは、店主というよりもお客さんが個性を出す場。お兄ちゃんはダイアリー風のノートを使い、マイコさんはカラフルな紙で息子さんの自由帳にと、世界に一つのノートを完成させて、ロケは無事終了です。お店の多いエリアをたっぷり歩きました。来週もお楽しみに。