北野田＜前編＞のあとがき
―スタッフ目線のビタペディア―

暑くもなく寒くもない、ロケにちょうど良い日をこの番組では「ミスジデー」と呼んでいますが、この日がまさにその気候。ということで、5年ぶりとなった北野田の駅前をスタートして歩きます。まず、駅前の公園で出会ったお母さんにお話をうかがうと、「田んぼも自然もあって適度な田舎、でも特急も止まるし便利」という声。少し進むと、住んでいる方のお話からも町の誇りなのだとわかる、ダンス部で有名な登美丘高校があります。そのすぐ前には、高校生に120円均一のパンはかなり嬉しいはず！な「フォーティーファイブズ ベーカリー北野田店」さん。夕方は高校生でいっぱいになる時もあるそうで、登美丘高校の学生の体はこちらのパンが一部を作っていると言っても過言ではないでしょう。昨年、名前も新たにオープンしたというこちらには、常時70～80種類ぐらいのパンが並びます。

その後、駅の方へ戻る途中でお邪魔した「ニュータージマハルエベレスト北野田店」さん。2年前からオーナーをされているネパール人のバルーさんと、日本人スタッフの溝端さんの日本語によるやり取りも面白く、賑やかで親しみが持てるお店でした。北野田に住んでいるアメリカ人、アジアの人たちも通うお店だそう。

さらに駅前に戻ったところで、最後に訪れた「パーラーマズルカ」さんはSNSで人気の、路地に隠れた名店。夏はかき氷で行列ができるそうですが、それ以外の季節の名物はパフェ！　立体的なデコレーションが美しく、さらにはフルーツの調達、下ごしらえにもかなりこだわっており、見た目も味も、存分に楽しませてくれます。仕込みに時間を割くために営業日を減らしたという、こだわりぶりです。北野田の閑静な住宅街にあって、意外な人気を博しているお店3軒を巡ったロケとなりました。来週の後編もお楽しみに！