北野田＜後編＞のあとがき
―スタッフ目線のビタペディア―

前回に引き続き、北野田をぶらりとしたビタミンS。駅前からちょっとだけ奥へ進んだだけで、こんなにディープな表情を見せるのか!?というような、個性と楽しみに溢れるロケとなりました。

初めに訪れたのは、粉もんのメニュー豊富な「タコ焼屋 ケンちゃん」さん。店主さんは無口な方と思いきや、たくさんしゃべってくれる気さくな面と、たこ焼きを焼き上げる、職人的な面も相まったかっこいい方で、毎日でも立ち寄りたくなるお店でした。

商店街の手前で見つけた「福来軒」さん。中休みなく1日中ずっと営業しているということで、お客さんもなかなか絶えない中でしたが、取材を快諾頂きました。素朴で優しいお母さんとご主人の人柄と、昔ながらの味付けが素敵でした。
「Red Stone Coffee」さんは、自分の住む町にあったら嬉しいのに！という、こだわりのエスプレッソコーヒーの専門店。本場イタリアで、日本のものとは全く違うエスプレッソに驚いたことから、開店を決意し、店主のお名前が赤石さんということで、イタリアから赤い石の装飾のついたエスプレッソマシンを直輸入して買ったそうです。お店の奥では、コーヒーの教室もやっているそうなので、必見！　お兄ちゃんが「サッカーやってたでしょ」と、見事に的中した店主の爽やかな男前ぶりも魅力です。
「焼バル しーぴっぐ」さんもかなり個性的。別の場所でバーを20年やっていたという旦那さんと、奥様はまた別の場所で、ハワイアンカフェも経営されています。最後に乗せてもらったタイのタクシー・トゥクトゥクで、お店のお客さんを送迎することもあるとか。

ビカビカのカラフルなネオンが闇夜に消えていく、そんな光とともに迎える特別なエンディングになりました。来週もお楽しみに！