城崎＜前編＞のあとがき
―スタッフ目線のビタペディア―

9年ぶりの城崎、前回は夏に花火を見たりと堪能しましたが、今回のロケ時期は冬。冬といえば、温泉にカニ！ということで旅館での一泊旅ロケとなりました。まずは駅から温泉街を歩きましたが、9年前にはなかった、新しいお店たちを訪問しました。

「KINOSAKI BURGER」さんに「Cafe&Bar 3rd」さんなど、城崎生まれ城崎育ちのオーナーが、東京から戻ってくるような形でお店を始めており、洗練されたお店の魅力が漂います。「富士見屋・珍竹林」さんも、オーナーは城崎出身の方ですが、県外出身の奥様がさまざまなアドバイスをされて、老舗旅館に新しい魅力が加わったのだそうです。

ロケで訪れた3月は、ズワイガニのシーズンがラストにさしかかっている時期でしたが、その味は想像を超えるおいしさ。春は紅がにがシーズンだそうですよ。「富士見屋・珍竹林」さんのお料理は地のものを使用しており、無農薬の食材などにこだわったおいしさ。驚きだったのは、写真でも掲載した幻の魚「げんげ」。白身で淡白で柔らかく、回りを包むぷるぷるのコラーゲンも美味。さらにダシもしっかり出るという、お鍋に合うお魚で、この時期おすすめです！　露天風呂も雰囲気があって魅力的で、ロケ後にはスタッフで外湯めぐりもさせていただきました。
後編もお楽しみに。