宝石のようにキラキラと輝く多肉植物、オブツーサの育て方。「グリーン好き夫婦オススメの珍植物」第4回

2018/07/31

WRITERイラスト:とりはち/テキスト:310

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宝石のようにキラキラと輝く多肉植物、オブツーサの育て方。「グリーン好き夫婦オススメの珍植物」第4回

毎月ひとつの植物をピックアップし、育て方や栽培記録、豆知識を紹介するこの連載。

紹介してくれるのは、両親の影響を受け幼少期から植物図鑑にかじりついていた生粋のグリーンマニアである310さんと、彼の口から次々と繰り出される植物のウンチクによって自然と詳しくなった奥さまのとりはちさん。そんな育成経験豊富なご夫妻による育てていると一目置かれちゃう、かもしれないちょっと珍しい植物を取り上げてきます。


オブツーサの基礎知識

鑑賞用として近年注目を集める多肉植物のなかでも、ひと際人気の高い「ハオルチア」。
このハオルチアには葉の硬い硬葉系と、ぷくぷくとした柔らかい葉が特徴の軟葉系があり、今回紹介する「オブツーサ」は軟葉系の一種です。
このオブツーサちゃんにはなんと「窓」があるんです。軟葉系には葉先に窓と呼ばれる透明なゼリーの詰まった袋のような部分があり、そこから光を取り込むことで光合成を行います。

原産地では石にまぎれて埋まっています

原産地のハオルチアは砂や石の多い荒野に生息しており、乾燥や熱から身を守るためにほとんどの部分が地中に埋もれています。

そんな状態でも太陽の光を効率良く取り込むために、この窓ができたといわれています。

窓があるおかげで地中でも光合成が出来るんです!

ぷくぷくキラキラとした宝石のような見た目から雫石ともいわれ、種類によっては数十万円から数百万円の高値で取引されることも……。

なかにはものすごく高値で取り引きされるものも…

でもご安心ください。一般的な品種であれば、サイズにもよりますが1000円前後で手に入っちゃいます!

育てるコツ

オブツーサちゃんは水分を溜め込む多肉植物のため、乾燥にはとっても強いのですが春から初夏の生長期にはたくさんの水を必要とします。

季節に合わせた管理が大切だね!

多肉植物は水はけの良い土に植え、表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいまでたっぷりと水をあげましょう。そうすることで鉢の中に新鮮な空気が入って元気に育ちます。

Point 風通しの良い日影がベストです

管理する場所は、季節を問わず風通しのいい日陰がベスト! 我が家では第2回で紹介したウスネくん(ウスネオイデス) のいるすだれの下が最高の生育場所です。
そしてもうひとつ大切なのが、根の扱い方。

Point 植え替え時は値を折らないように!

オブツーサの根は太くて折れやすい。植え替える際に折れてしまうと弱る原因になってしまうので、十分注意しましょう。また乾燥が長く続くと根の中の水分がなくなり根が枯れることも。見えない部分だからこそ、一層気を付けてあげてくださいね!

オブツーサの花

調子が良いと花を咲かせることも!
長~~~~~い茎の先に、アスパラの先っぽのようなつぼみが伸びてきたら花が咲く合図。
可愛い花ですが開花している間は生長が鈍ってしまうので、切ってしまっても大丈夫です。

アスパラのようなつぼみがつくよ

ちなみに私は切ったつぼみを食べて処理しています。アスパラのような風味でおいしいんです。※よい子はマネしないでね!

ぷくぷくっとしたフォルムが宝石のようで素敵なオブツーサちゃん。生育環境が整うと、根本からぴょこっと子供が出てきます。

環境が合うと横から新芽が出てくるよ!

雨の多い梅雨の時期は、水分をたっぷりと溜め込み特にぷくぷくプリプリになります。いつまでも眺めていたくなる育てる宝石、オブツーサちゃん。
あなたも育ててみてはいかが?

我が家のぷくぷくオブツーサちゃん

  • 310さん
    とりはちさん
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    310
    とりはち

    土作りのために数十匹のミミズを購入し庭に放つ植物狂の夫(310/文章担当)と、それに振り回され徐々にリビングを侵食していく植木鉢に怯える妻(とりはち/イラスト担当)。 現在育てている植物は花、野菜、食虫植物など100種類以上。 育てている植物のInstagram(https://www.instagram.com/torihachi888/

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