「紫禁城」は中国王朝が舞台、おすすめ陣取りアナログゲーム「ゆかいゲームス」第7回

2018/08/07

WRITERくらふと

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「紫禁城」は中国王朝が舞台、一筋縄では行かない陣取りゲーム「ゆかいゲームス」第7回

「紫禁城」というアナログゲームをプレイしました。
実はこれは単体で販売されている製品ではなく、グループSNEさんが発行している雑誌「ゲームマスタリーマガジン第4号」の付録として収録されているゲームです。ボードゲームデザイナーのライナー・クニツィアの未発表作品(原題:「The Forbidden City」)を翻訳したものとのこと。もしかしたら今後日本語版が出るかも……?

ゲームマスタリーマガジン第4号
https://www.amazon.co.jp/dp/488375314X/

① 部屋をつなげて城を大きくしよう!

このゲームは各プレイヤーがタイルを並べて部屋を作っていくのですが、点数を稼ぐにはただ大きい部屋を作ればいいというものではありません。壁で閉じられたエリアができた時点でそこが「部屋」として点数の計算が行われるのですが、そこにプレイヤーは自分の色の宦官(かんがん、王朝に使える役人)が居なければ点数をもらえません。複数いる場合、そこに一番人数がいる色のプレイヤーが得点を得ることになります(画像参照、同率一位の場合は点数を分け合う)。

② プレイ手順

もう一つ重要なポイントは、「門」でつながった部屋も点数になるということがあります。完成した部屋に門でつながっている部屋が完成していなくても、タイルがつながっていれば点数になります。すでに完成している大きい部屋につなげることができればその分の点数が丸々入ってくるので、ゲーム後半は一気に高得点が入ってくる場合もあり、大逆転もありえます。

③ プレイ例(終盤)

このゲームはただの陣取りゲームではなく、部屋を作ってもそこに自分の宦官が居なければ他のプレイヤーの得点になるだけです(特に龍がいる部屋は取られたくない…!)。なので、わざと広げて完成しづらくする・適当なところで閉じてしまう・他のプレイヤーと協力するなど色々なプレイの仕方が考えられるでしょう。ここが面白いところです。

この付録だけでも十分楽しめましたが、「GMマガジン」の冊子自体も充実していて読み応えもあるのでアナログゲーム・TRPG好きの人にはおすすめです。自分はTRPGの方はよく分からなくてさっぱりですが、こちらもいつか楽しんでみたいですね。

  • くらふとさん
  • PROFILE

    くらふと

    漫画家・イラストレーター。食べ歩き漫画「ゆかい食堂」をブログ、ぐるなび「みんなのごはん」などで連載。単行本「ゆかいなお役所ごはん」「ゆかい食堂セレクション」星海社より発売中。電撃コミックスでゲームのアンソロジー漫画に参加など。
    https://twitter.com/craft_kim

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