テラリウムにも最適!ジュエルオーキッドの育て方。「グリーン好き夫婦オススメの珍植物」第6回

2018/09/10

WRITERイラスト:とりはち/テキスト:310

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テラリウムにも最適!ジュエルオーキッドの育て方。「グリーン好き夫婦オススメの珍植物」第6回

毎月ひとつの植物をピックアップし、育て方や栽培記録、豆知識を紹介するこの連載。
紹介してくれるのは、両親の影響を受け幼少期から植物図鑑にかじりついていた生粋のグリーンマニアである310さんと、彼の口から次々と繰り出される植物のウンチクによって自然と詳しくなった奥さまのとりはちさん。そんな育成経験豊富なご夫妻による育てていると一目置かれちゃう、かもしれないちょっと珍しい植物を取り上げてきます。


ジュエルオーキッドの基礎知識

今回私たちが紹介するのは、ビロードのようにキラめく網目模様の葉っぱを眺めて楽しむ植物「ジュエルオーキッド」!
ランの一種で比較的管理もしやすく、テラリウムなどで楽しむことができます。
そんなジュエルオーキッドは多湿な森の中に住む植物で、空気中の湿度が高い環境を好みます。

常に湿っている 森の中に生えているよ!

丸みを帯びた葉に網目模様が美しい「マコデス」の仲間と、シックな黒に縦縞が映える、細長い葉が特徴の「シュスラン」の仲間があります。

葉の形や色、模様は種類によってさまざま。

多湿を好むジュエルオーキッドを育てるには、保湿しやすいガラス瓶などの容器がオススメです。
それでは同じ多湿な環境を好む苔と一緒に、テラリウムにして楽しんでみましょう!

テラリウムってなに?

テラリウムとは?

テラリウムとは、水槽やガラス瓶といった容器の中に植物を入れて栽培を楽しむ流行の園芸スタイルのこと。植物と一緒に好みのオーナメントを入れてみたり、アイデア次第で可能性は無限大! 緑を詰め込んだ『小さな地球』を作れちゃいます。

手のひらサイズから楽しめるのも、魅力のひとつではないでしょうか。蒸れやすいという特徴がありますが、乾燥が苦手なジュエルオーキッドにはぴったりなんです。

ジュエルオーキッドを育てよう

ジュエルオーキッドを育てるのに必要なのは、好きな容器と土の役割を果たす水苔、それに鉢底石の役割を担うもの。鉢底石には、水質浄化に効果のある活性炭がオススメ。またビー玉やおはじきなども光をキラキラと反射して綺麗ですよ!

テラリウムを作ってみよう。

準備ができたら、いよいよテラリウム作りをスタート。鉢底に炭やビー玉を入れたら、根の部分に水苔をふんわり巻きつけた苗を入れます。苗を入れたら、茎の周りに生きた苔を乗せましょう。

テラリウムの作り方

生きた苔を一緒に入れると、ほど良い湿度を保ってくれます。

あると便利♪「生きた苔」

容器選びのポイント

容器は、光を通しゆとりをもって苗を入れられるものにしましょう。最近は100円均一ショップなどにもオシャレなものがあるので要チェック! 乾燥を防ぐために、できる限り蓋のあるものを選ぶと尚良し。

蓋のない容器で乾燥させてしまうと、ハダニが寄ってくることがあります。ハダニは、葉の裏などに住みついて植物を弱らせてしまいます。ちなみに我が家の初代ジュエルオーキッドはハダニの餌食になってしまいました……。そうならないためにもポイントを説明します!

容器選びのPoint

一旦ハダニが住みついてしまうと根絶は難しいので、こまめに容器の湿度を高めて近づかせないようにしましょう!

ハダニのサイン

また、強い日差しと高温にも注意が必要です。日光に当てようとして、容器を急に明るい窓辺などに移動させてしまうと、容器内に熱気がこもり植物が蒸れてダメージを受けてしまいます。

ほどよく日光の入る部屋で管理

部屋に自然と差し込む日光でもすくすくと育つので、強い日差しには十分に注意してください。

水やりのポイント

水やりは霧吹きでしましょう。葉に水滴が付いて表面の苔が湿る程度に。鉢底石を越えないラインまで水を入れておくと、適度な湿度を保つことができます。
蓋があればめったに乾くことがないので、水やりの目安は月に1回程度。容器の中の水がなくなったら足してくださいね。鉢底に根が張れば容器を傾けることができるので、鉢底に溜まった古い水を新しいものに入れ替えましょう。

容器が結露で曇ってしまったら?

密閉性が高すぎると、蒸れて容器が曇ってしまいます。曇ってしまうと、せっかくのジュエルオーキッドが見えなくなるので、容器内側の水滴はこまめに拭き取りましょう。蓋を少しずらしておいてもOK。

我が家のジュエルオーキッドは、丸いフォルムが可愛らしいマコデス・ペトラと、クールな見た目のホンコンシュスランの二種類。

(手前) マコデス・ペトラ、(奥)ホンコンシュスラン

まるでビロードのような質感に、キラキラと輝く葉脈が魅力のジュエルオーキッド。
光が当たると、実に様々な表情を見せてくれます。

いろんな苔を一緒に入れて、あなただけの『小さな地球』を育ててみてはいかが??

  • 310さん
    とりはちさん
  • Profile

    310
    とりはち

    土作りのために数十匹のミミズを購入し庭に放つ植物狂の夫(310/文章担当)と、それに振り回され徐々にリビングを侵食していく植木鉢に怯える妻(とりはち/イラスト担当)。現在育てている植物は花、野菜、食虫植物など100種類以上。育てている植物のInstagram(https://www.instagram.com/torihachi888/

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