子供に人気のロボット滑り台。福島県・小池公園は金属製の最新型 公園遊具の裏側#6

2018/10/12

WRITER木藤富士夫

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(c)木藤富士夫/kito fujio

福島県矢吹・小池公園のロボット滑り台
福島県西白河郡矢吹町善郷内
矢吹駅から徒歩10分ほどにある公園。福島ののどかな田舎町の中にある公園で、新型のロボットがくっきりと目立つ。公園の横には池があり、水鳥が鳴いたりするので、真っ暗な夜中に行くと突然の鳴き声でびっくりする。もちろん昼間に行くのがオススメだ。

今まで撮影をしてきた公園遊具の中で、写真展やSNSで一番人気のある遊具はロボット滑り台だ。代表的なロボット滑り台は東京都北区王子にある王子六丁目児童公園のロボット。これはコンクリートで出来た滑り台で、右手の階段を登って左手の滑り台をすべるシンプルな作りだが、子供目線で見ると、ロボットの頭がちょうど外界から見えないので秘密基地にもなる心ときめく滑り台だ。

ロボット滑り台は他にもあるのでは?と思いGoogle検索・ストリートビューなどいろんな方法で探しているうちに、福島県・矢吹町に新型のロボット公園があるのを発見した。探していたロボット滑り台とは違うタイプだが会いに行きたいと思い、さっそく福島に直行した。降り立った駅は東北本線の矢吹駅。地元民でなければなかなか降りる機会がなさそうな駅を降りて、暗い夜道を歩いて行った。公園遊具撮影をする中で、毎回思うのだが「こんな田舎の山奥にお目当ての公園遊具はあるのか?」「撤去されていたらショックは計り知れない!」などなど頭の中は不安ばかりのまま目的地の小池公園に到着した。

薄暗い公園の奥に奴はいた。新型のロボット滑り台だ。新型はコンクリート製ではなく、金属製の滑り台で今風の風化がしにくそうな仕上がりになっていた。コンクリート製のロボット滑り台と比べると新型ロボット滑り台の方がスタイリッシュな仕上がりになっている。目の部分は塗装で描かれているが、個人的には目は穴が空いている方が撮影した時に立体感が出るので、塗装よりも穴あきを希望だ。

まあ、さっそく撮影をするが、途中で犬の散歩をしている人に見つかり、謎の会釈をする。毎回、不審者に間違われないようにするのがハラハラだ。コンクリートと違って金属の遊具の撮影はあまりしてこなかったので、若干、手間取ったが、数時間で撮影は終了。

後ほど、この新型ロボット滑り台を調べてみると、東京・広島に本社がある公園遊具メーカーのメカメカロボットという商品だった。
http://www.takao-world.co.jp/product_list/PG31-SC505-767
さらにメーカーに問い合わせをしたところ、

ロボット遊具は

(1) 海道函館市大川公園
(2) 東京都小金井市上の原公園
(3) 大阪府守口市金田公園 
(4) 広島県大竹市晴海臨海公園 

などにあるとのこと。中でも広島の晴海臨海公園のロボットは超弩級なので迫力満点だそうだ。

子供ばかりではなく大人にも人気のロボット遊具、これからも増えていくだろう。世界中で調べてみたいもんだ。

(c)木藤富士夫/kito fujio

千葉県柏市柏公園 電話の滑り台
千葉県柏市柏5丁目10−1
柏駅から徒歩15分ほどの公園。電電公社が昭和56年に千葉県の加入電話150万台・公衆電話3万台突破記念で寄贈した滑り台。写真展などでお会いする柏市周辺の方はだいたい知っていたので、かなりメジャーな公園らしい。電話滑り台を見たさにマニアな大人も多く来る。

台湾と和歌山にそっくりな滑り台が

夜に見ると怖いガリバー滑り台

  • 木藤富士夫さん
  • プロフィール

    木藤富士夫

    フォトグラファー。
    1976年生まれ。神奈川相模原出身。法政大学卒業後、3年の会社員を経たのちに、2005年よりフリーランスとして活動を開始。屋上遊園地をおさめた写真集『屋上遊園地』、日本各地の公園遊具を撮影した写真集『公園遊具』を発表。独自の視点と風合いを持つ作品は、国内だけでなく海外でも話題を集めている。
    http://fujio-panda.com/

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