先輩男性に聞く、1LDKで夫婦が快適に暮らすコツ。ベッドを捨てるのも一案

2018/11/06

WRITERインタビュー:トライアウト・井川/テキスト:トライアウト・黄田 駿/撮影:トライアウト・中村光明

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先輩男性に聞く、1LDKで夫婦が快適に暮らすコツ。ベッドを捨てるのも一案

大阪市内にある広告代理店の営業を務める25歳の井川です。現在の妻と付き合っていた頃に、僕が暮らしていた1Kのアパートに妻が転がり込む形で同棲をスタート。それから2年後の結婚を機に1LDKのマンションに引っ越すことを決めました。引っ越しした当初は通勤のしやすさと収納スペースの多さに満足していましたが、結婚2年目を迎えた今となっては物があふれかえり、2人で団らんするスペースすらなくなってしまいました……。
1LDKで快適に夫婦生活を行うコツや子育てがはじまったらどうしたらいいのかなど、それぞれの条件で結婚生活を謳歌する男性お二人に結婚生活について伺いました。


井川家の現状。別々の部屋で同じ番組を見ることも多い。

プロフィール:結婚2年目の25歳。広告営業。妻と二人暮らし。
場所:大阪市内
間取り:1LDK(賃貸マンション)
家賃:96,000円


井川家

我が家には、リビングと寝室にテレビが1台ずつあります。またクローゼットの他に、カラーボックスや衣装ケースを確保していますが、それでも荷物が入りきらず、衣類や書籍が床に平積みにされている始末……。2人でくつろぐスペースがないため、妻はリビングのソファで、僕は寝室にあるベッドで寝ころびながらテレビを観るようになりました。同じ番組をそれぞれの部屋で観ることも多く、会話の数も自ずと減りました。さらに寝るときも僕がベッドを占領し、妻がベッドの横にマットを敷いて寝るように。こんな生活でもお互いストレスなどは感じていないのですが、先輩に相談したところ「それはヤバイ! 会話がなくなっていくと価値観はズレる一方だ」と言われ、危機感を覚えるようになりました……。
現状を打破するため、僕と同じく1LDKで奥さんと2人で暮らす男性に、収納のコツや会話の絶えない暮らし方の秘訣を聞きました。

同じ1LDKなのにスペース広々。ルールが大事?

横井さん(仮名)

プロフィール:横井さん(仮名)。28歳・アパレルスタッフ。結婚2年目、奥さんと二人暮らし。
場所:大阪市内
間取り:1LDK(賃貸マンション)
家賃:98,000円


横井家

井川:家の広さや家賃もほとんど一緒なのに、どうしてこんなにリビングを広々と使えているんですか?

横井:妻も僕も服が好きなので、クローゼットの中はパンパンです。ただ僕は見えるところにはあまり物を置きたくない主義で、そのルールに妻が合わせてくれている感じです。

先輩男性に聞く、1LDKで夫婦が快適に暮らすコツ。ベッドを捨てるのも一案-画像-04

気に入った物でも部屋のどこに収納するか考えてから買うようにしています。オシャレだからといって、見もしないデカいアート本を買うなんて考えられないですね(笑)。あとはいらなくなった本や服はすぐに売るようにしています。

井川:スパッと断捨離できる性格に憧れます。メルカリを使って売るんですか?

横井:そうです、部屋のスペースも確保できるし、お小遣い稼ぎにもなるので一石二鳥ですよ。それに物が少ないと掃除がしやすいのがいいですね。

井川:その他、工夫されていることはありますか?

横井:それ以外だと、ヒーターやホットプレートなど、使用頻度の少ない物はベランダのコンテナに収納しています。物置が1つあるだけでもかなり違います。あとはつっぱり棒をよく使いますね。

井川:100円ショップなどに売ってるつっぱり棒ですか?

横井:そうです。使い方次第で、デッドスペースを有効活用できるんですよ。

ベランダ

突っ張り棒

壁と壁の隙間につっぱり棒を差してS字フックを引っかけたり、小さな積み重ねが重要なんだと思います。

井川:なるほど、これはぜひ試してみたいですね。奥さんと一緒の部屋にいることが多いんですか?

横井:そうですね、基本的にはリビングのソファにいることが多いです。というのも、我が家には「お風呂に入るまでベッドに乗ってはいけない」というルールがあって、そのおかげで2人で過ごす時間が多いかもしれないですね。普段は優しいんですが、乗ろうとしようもんなら鬼のような形相を僕に向けるんです……(笑)。

井川:恐ろしさのあまり乗れないんですね(笑)。封印されたらリビングにいるしかないですもんね。

横井:そうですね。最初は面倒くさかったけど、一緒にテレビを観る時間も多くて、会話も絶えないです。仲良くできているのは、そのルールのおかげなのかなと今では感謝しています。


夫婦仲が良い秘訣は、一緒に過ごす時間だと言う横井さん。「使わない物は捨てる」「寝るとき以外はベッドに乗らない」など、ルールを設けることでより仲良くなるんだと感じました。そして、つっぱり棒を使った収納テクニックは僕も早速取り入れてみようと思います。また横井さんは、「子供ができたら2LDK以上の家に住みたい」とおっしゃっていました。やはり、将来を見据えた場合、郊外へ引っ越した方がいいのでしょうか。続いては2歳の娘を持ち、郊外に住むパパさんに話を聞きました。

子供が生まれてからベッドを捨てたお父さん

小山さん(仮名)

プロフィール:小山さん(仮名)。結婚4年目の30歳。奥さんと2歳の娘の三人暮らし。
場所:大阪郊外
間取り:3DK(賃貸マンション)
家賃:75,000円


小山家

井川:今の家は、何をきっかけに引っ越しされたんですか?

小山:妻と付き合っていた頃はお互い一人暮らしでしたが、結婚を決めた時に将来を見据えて妻の実家近くの3DKのマンションに決めました。郊外なので通勤時間は長くなりましたが、子育てとは天秤にかけられなかったですね。慣れてしまえば、30分程度の通勤時間はどうってことないですし。

井川:街の中心から少し離れるだけで、これだけ広くて家賃も抑えられるのは魅力的ですね。

小山:そうなんですよ。子供を整った環境で育ててあげたかったので。特別贅沢をできるわけではないですが、このくらいの家賃なら3人暮らしでも生活に不便することはないですね。

井川:奥さんは専業主婦ですか? ウチは共働きですが、そこまで余裕がないんですよね。

小山:専業主婦です。なら郊外がおすすめですよ。

井川:なるほど。お子さんが生まれてから、会話が減ったりしませんでしたか?

小山:全然です、むしろ子供ができてからの方が増えたかも。子供が寝た後は起こさないように妻とダイニングで過ごすことが多くなりました。

井川:そうなんですね。一人の時間はあるんですか?

小山:休日も家族で過ごしているので、今はほとんどないですね。

井川:一人になりたくなることはないんですか?

小山:一人暮らしの時は、自分の時間は絶対にほしいと思ってましたが、子供が生まれてからは全く思わなくなりましたね。家族と過ごす時間がやっぱり楽しいです。

井川:お子さんが生まれてから、ライフスタイルがガラリと変わったんですね。その他、何か変化はありましたか?

小山:ベッドを捨てました。妻も僕もベッド派だったんですが、部屋のスペースを確保するためと、子供が危なくないように今は敷布団で寝ています。

井川:一日の大半をベッドの上で過ごしているので、ベッドを捨てるなんて考えたことなかったです(笑)。

小山:絶対にベッドを捨てた方がいいと思いますよ(笑)。このままだとズルズルいっちゃいそう。それに毎朝ベッドを畳んで収納するのを習慣づけると、片付ける意識が生まれるような気がします。

井川:耳が痛い……(笑)。今の家で子育てに不安なことはありますか?

小山:保育園については妻と頭を悩ませているところです。今僕が住んでいる家の裏に保育園があるんですけど、住所では隣の市になるんです。隣の市から通うと補助金が下りないんですよ。それが今の悩みですね。

井川:そんなことがあるんですね!

小山:自治体によっては、申請が認定された場合は保育園や幼稚園が無償化される制度があったり、そういったところも考えた上で引っ越したらよかったなと思っています。

井川:参考になりました、本日はありがとうございました。


今回、お二人にお伺いして、1LDKでも工夫次第では快適に暮らせるということが分かりました。コツは持つモノを少なくして、定期的に捨てる習慣をつくること。また、ベッドなど長時間だらだらしてしまったり夫婦の生活時間を分けてしまうものは思い切って捨てるか、一緒に過ごせるように空間づくりから工夫すること。また子育てを考えるなら郊外の方がいいのかもしれません。自治体によっては、保育園や幼稚園が無償化されるなど、先を見越して住む場所も考え直したいと思いました。

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