キレイなタイルが映える!やりこみ要素も強いアナログパズルゲーム「AZUL(アズール)」

2019/02/13

WRITERくらふと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
キレイなタイルが映える!やりこみ要素も強いアナログパズルゲーム「AZUL(アズール)」

タイルを配置して得点を競うゲーム、『AZUL(アズール)』をプレイしました。プレイヤーはポルトガル国王マヌエルI世に使えるタイル職人になって、王宮の壁にタイルを敷き詰めます。最も高い得点を取って王様を満足させれば勝利となります。

発売後各地で評価され、2018年『ドイツ年間ゲーム大賞』の年間大賞を受賞、2018年2月に日本語版が発売されています。日本語と外国語のパッケージがありますが、このゲーム自体に文字は使われないので特に気にせずプレイすることができます。
このゲームに使うタイルは、全5色あってとても綺麗!キャンディのようで美味しそうです(決して口に入れないでください)。

AZUL 説明①

プレイヤー人数に応じて工芸展示パネル(お皿)を円形になるように場に配置、その上にタイルを4個ずつ置きゲーム開始です。この袋に入れてよく混ぜるのですが、ここがこのゲーム唯一のランダム要素と思っていいでしょう。
プレイの流れとしては
・タイルを場にあるお皿から取る→自分のボードに配置
・いっぱいになった列のタイルを左側から右側のエリアに移動
・得点計算
を繰り返し、誰かが横一列を埋めたらそのラウンドでゲームは終了。その後ボーナスを計算して最も点数の高いプレイヤーが勝利となります。

AZUL 説明②

配置に関しては決まりがあり、少し面倒に思えますがこれは一旦覚えれば問題なく進められます。左側のエリアは5列あり、それぞれ1~5個置けるようになっています。5個置く列が一番埋めにくいですが高得点のためには入れたいところ。列は同じ色のタイルしか並べられないので、欲しい色が足りずに困ることや取りすぎて余ることもあります(取りすぎたタイルはマイナス点になります)。
そして列が埋まったタイルを右側に1個置けるのですが、右側の「タイルと同じ絵が描いてあるマス」にしか置くことができません。好きな場所に置くには狙って色を集めないといけないので、ここが難しいところです。他のプレイヤーが自分と同じ色を狙っているかもしれないので立ち回りが重要です。
移動するたびに点数計算の処理が発生し、1個単独なら1点、タイルが縦か横につながるとその数だけの点数になります。同時に列が発生するならそれだけ得点になるので、できればぜひ狙っていきたいところです(図参照)。

AZUL 説明③

このゲームは美しい見た目とは反して、非常にシビアな内容になっています。
手札や伏せカードのような「公開されていない情報」が無く、誰がどのタイルを欲しがっているかなどを見ながら自分がどう取って配置するかを考えないといけません。運の要素が絡みにくい、純粋に頭を使うパズルなので単純な爽快感のあるものをイメージした人は肩透かしをくらうかもしれません。長考してしまうので時間がかかるところだけが難点ですね……。

しかし見た目も綺麗で質量のあるタイルをジャラジャラと触る感覚はとても気持ちよく、完成した自分の盤面もつい写真に撮ってアップしたくなる「映え」があります。見た目も良くやり込みがいのあるこの作品、ぜひお勧めしたいタイトルです。


アズール 日本語版 amazon.co.jpより

  • くらふとさん
  • PROFILE

    くらふと

    漫画家・イラストレーター。食べ歩き漫画「ゆかい食堂」をブログ、ぐるなび「みんなのごはん」などで連載。単行本「ゆかいなお役所ごはん」「ゆかい食堂セレクション」星海社より発売中。電撃コミックスでゲームのアンソロジー漫画に参加など。
    https://twitter.com/craft_kim

関連記事


この記事はいかがでしたか?
よろしければアンケートにご協力ください。

TOPに戻る