2019/05/27

地下アイドルじゃなくても使える!会場選びにPR方法、DIYなイベントの開き方

地下アイドルじゃなくても使える!会場選びにPR方法、DIYなイベントの開き方

ふくみりみほ

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こんにちは、地下アイドル兼ライターのふくもりみほです。
みなさんは、何か「イベント」って開催したことありますか?
会社の催しやウエディングパーティー、趣味仲間とのオフ会など……仲間内で集まるのも「イベント」のひとつだと思います。

今回はもう少し、それよりも規模が大きく、場所を押さえて宣伝してチケットを売るタイプのイベントの開催方法について紹介します!
「いやいや、自分はアイドルじゃないんだからそんなイベントする機会ないよ」って思うかもしれません。しかし、私は今のようにライブなどのアイドル活動をする前にも自分の送別会を自分で開いたり、チケット制でバースデーパーティーを開いたりしていました。つまり! 何か楽しいことを思いついてみんなで集まりたいときや、自分の発表を見てほしいとき、仲間と何か発信したいとき、個人でもイベントを開催してしまって良いのです!

というわけで、実際に現在準備中の自分たちのワンマンイベントや過去に開催したライブなどを例にしつつ、イベント開催の流れを紹介していきたいと思います。

1.目的とそれが実現できる会場を決める

ライブをしたいならライブハウス、ワークショップをしたいならフリースペース……やりたいことによって当然会場の候補は変わってきます。
私たちのユニットの場合は毎回「ライブコーナー」だけでなく、同じくらいの時間「トークコーナー」をします。そのため「トークを聞いてもらいたいから、お客さんが椅子に座れるところ」が絶対条件でした。40分以上も立ちっぱなしでお喋り聞いてもらうのは申し訳ないですからね。

椅子があってマイクが使えるところ……その条件だけだったら、ライブバーやフリースペース併設のカフェなど沢山候補が挙がります。ただ、お客さんの人数の関係や、単純に「周りの人が知っている場所でやりたい」という気持ちから今回は「阿佐ヶ谷ロフトA」をお借りすることにしました。

阿佐ヶ谷ロフトA

阿佐ヶ谷ロフトA

会場探しはいつも、すごくすごく悩みます。
「良い場所が全然思い浮かばない!」という場合、有効なのは普段から他の方が主催するイベントに対してアンテナを張っておくことかな、と思います。
私はライブやイベントを見に行った際に、気になったら会場の方に「ここって歌ったりトークしたりするイベントって出来ますか?」と聞くようにしています。なんだったら、半分下見目的で行くこともあります。
ライブハウスならホールレンタルの代金がサイトに明記されていることが多いですが、「お問い合わせください」という場合もあります。これで結構へこたれそうになるんですけど、実際は日程や条件によって融通を利かせてもらえたりするので聞いてみて損はないです。あとは出てる知り合い探して、お話を聞かせてもらったりね。

レンタルスペースを検索できるサイトも有効ですね。オフ会にちょうど良さそうな部屋はもちろん、音響設備が整っているカフェなども登録されていて、予想以上に安価で良い場所が見つかったりします。

スペースマーケット
https://www.spacemarket.com/
Instabase
https://www.instabase.jp/

2.最初に目に入る大切な「タイトル」を決める

イベントタイトルってめっちゃ大事です!
何故なら、告知の時はフライヤーに大々的に載るしSNSなどにも毎回書くわけだし、イベントが終わった後も来てくれた人が「○○に行きました!」って感想をSNSに載せてくれるかもしれないし、とにかく人の目に付くものじゃないですか。
それがちょっと目を引くタイトルだと、それだけで初見の人が気になってくれるんじゃないかな? と思っています。

ワンマンライブのフライヤー

ワンマンライブのフライヤー

次のワンマンライブは「令和のオタフクガールズどうしていく?」というタイトルなのですが……はい、完全に乗っかりましたね。時期が時期なので乗っかるしかないでしょう! 告知も4月1日に合わせて、会場側にもそれまでは仮タイトルで提出させてもらっていました。

過激なイベントタイトルも見かけますね! 確かに「えっ!?」って二度見してしまうし、フライヤーやポスターなどのイベントビジュアルも映えます。あとはハッシュタグを作る前提で、略しやすいタイトルを考えるのもアリですね。
英語にすると誤字が怖いな~とか、私たちみたいな長いタイトルだとTwitterで告知する時に文字数を圧迫するという弊害があったり、「いやいやそんなことを踏まえてもこのタイトルがいいんだ!」というこだわりも考慮しつつ、タイトルはじっくり考えたいところです。

3.集客と費用のバランス問題!チケット料金設定

いよいよ告知までもう少し。チケット料金やスタート時間などの詳細を決めていきます。
これは会場にかかる費用や、スタッフや出演者のギャラ、そしてどれくらいの人が集まればそれがまかなえるのか……色々なことを天秤にかけて考えないといけません。

単純に計算して無理のない金額にすれば良いのですが、例えばアイドルイベントだと新規顧客開拓のために無料にしてみたり、逆にちょっと高めだけど入場者特典で限定グッズを付ける工夫をしたりすることもあります。

過去のイベントで特典として作ったステッカー

過去のイベントで特典として作ったステッカー

今回のワンマンではこれまでのイベントや、同じ会場の平均的な会場料金を考慮して2000円という値段にしましたが、過去にアイドル休業中の何者でもない時に自分のバースデーパーティーを開催してチケットが全然売れなかったので、料金上乗せコースを作ったことがあります。

チケット代に数千円上乗せした「お仕事お手伝いしますコース」「恋愛相談乗りますコース」などを用意してダメ元で販売したところ、何人かが買ってくれて場所代の5分の1のお金を一気に集めることが出来て助かりました。
ちなみにこのバースデーパーティーは結局赤字で、父親にもらった誕生日祝いのおこづかいで場所代を払いました。

4.「行ってみたい」と思わせる告知を

詳細が決まったら、いよいよ告知です! 宣伝しないと誰も来てくれません! これだけはマジ。
Facebookにイベントページを作る、Twitterでつぶやく、特設サイトを作る、フライヤーを配る、会場にポスターを貼ってもらうなどあらゆる手段で人の目に触れるようにしましょう。

前回のワンマンポスター

前回のワンマンポスター

告知の際に私が特に気を付けていることは、「行ってもいいかな」という気持ちに至るまでの障害になりそうなものを全て排除することです。
具体的には些細なことなのですが「曜日を入れる」とか「会場の所在地を一目で分かるようにする」とかです。日付だけ書いて「29日? 何曜日だっけ……? まぁあとで確認するか~」ってなった時点でお客さんを取りこぼしてると思うんですよ!
ちゃんと明記してあったら「29日の水曜? あ、水曜なら行けるかも!」って一瞬で判断してもらえるはずです(ただ、「平日行けないわ」「週末はダメだわ」と即答で断られることも多い)。
会場の場所に関しても、どこの駅から近いのかとか、地名を入れるなどして一目で分かるようにした方が親切です。
とにかく一発で情報が入ってくることで、ハードルが一つ二つ下がる気がするので意識しています。

あと、今回のワンマンについては会場のサイトに載せてもらえるということで、告知文というものもこちらで考えました。
これはとにかく「面白そう」に!
そもそも告知の時点では開催より2カ月、へたしたらもっと前なのではっきり言ってトークで何喋るかとか、曲数どれだけするかなんてのは何も決まってないわけですよ。というか、決まっていたとしてもプログラムの全てを明かしたところで何の面白みもないじゃないですか。
だから未定なりに含みを持たせて膨らませて「楽しそう」「面白そう」に書いてしまうわけです。今回も「考えた秘策とは……?」とか煽ってみたけど秘策とか何も考えてないし、「あの人がゲストに!?」とか書いたけど、この時点ではゲストは仮押さえレベルです。でも、もし予定通りいかなくても「あの人」としか書いてないんだから別のゲストを呼べばいいし、ビデオ通話で参加とかでもいいし、つじつまはあとで合わせれば良いんです。

5.そのイベントが次のイベントに繋がることを意識する

さて告知をした後は、細かい内容を決めて、タイムテーブルを組んで、必要であればスタッフを集めて当日に向かっていくわけですが、この続きについてはまた次の機会に書きたいと思います。

会場を決めるところからイベントが無事終了するまで、私が特に意識しているのは「SNSに載った時にどう見えるか」です。
その理由は、そのイベントを次のイベントに繋げるためです。

前回のワンマンの様子

前回のワンマンの様子

今回来なかった人が当日の写真を見たり、行った人の感想を読んで「楽しそう! 行けば良かった!」と思って次に来てもらえるように、この先に出会う人が過去の情報を見た時に「楽しそう! 次は自分も参加したいな」と思ってもらえるように考えています。
会場のネームバリューや、イベント中の写真を撮影した時のステージや内装の写り、お客さんとの集合写真をいかにスカスカに見せないかを意識したり、ハッシュタグを作って感想ツイートを促したり(これは後で自分が確認する時も便利)……そのイベント自体が次のイベントや自分たち自身の宣伝材料になるかもしれない、と意識しています。

おわりに

「楽しそう」な場所には人が沢山集まってきます。
単純にイベントのお客さんという集客だけではなく、同じものに対して「楽しい」「好き」と思う仲間が集まってきます。
だから、例え少々不完全でも「こういうことをやりたい」「こういうことが好き」を発信して形にするだけで得られるものは多いはずです。

まぁ主催すると「このままでは2、3万自腹かもな……」とか「急にゲストが来れなくなったらどうしよう……」とか開催日まで不安だらけですけどね! でも最終的に「いやいや、お金さえ払えれば問題ないし、失敗して命取られるわけじゃないし!」と開き直っています。だから皆さんも大丈夫大丈夫! どーんと好きなことやってみてください!


information
オタフクガールズ東京初ワンマン「令和のオタフクガールズどうしていく?」
2019年5月29日(水)
OPEN 18:30 / START 19:30
場所 阿佐ヶ谷ロフトA
前売り 2000円 / 当日2500円(共に飲食代別・1オーダー500円以上)
※詳細やご予約はオタフクガールズの公式サイトからどうぞ
https://www.otafukugirls.com/

  • ふくもりみほさん
  • プロフィール

    ふくもりみほ

    通称「みほたん」。恋愛コラムや男女の出会いの現場レポートなどを多数執筆。趣味はネットサーフィン、特技はネットストーキング。メンバーそれぞれが欠点を持つ“難ありアイドル”『オタフクガールズ』のお貧乏担当としても活動中。
    サイト http://www.mihotan.com/
    ツイッター @fukumoco

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