家中のLAN配線がすっきり!新築時に考えるべきネット環境の注意点
新築の家でインターネットを使うときは、次のポイントを押さえるとスムーズです。
- 配管の準備:光ケーブルを通す配管があると、後から壁に穴を開ける必要がなく外観を保てます。
- ルーターの置き場所:どこに機器やWi-Fiルーターを置くか決めておくと、家中で快適にネットが使えます。
- LAN配線:各部屋で有線LANを使う場合は、あらかじめケーブルを壁の中に配線しておくと便利です。
- 申し込みは早めに:開通工事には時間がかかるので、入居の1カ月前までに申し込むのがおすすめです。
この記事ではお家の設計段階からお引越しまで、ネット環境においてチェックすべき点をお伝えします!
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光ファイバー用の空き配管を設置する
まず、「光ファイバー」についてちょっとだけ解説します。
光ファイバーとはガラスでできたケーブルで、中にレーザー光を通すことにより、従来のADSLやテレビケーブルよりも高速で大量のデータを送受信できるようにしたものです。
この光ファイバーは近くの電柱から家に引き込んで初めて自宅で利用できるようになります。そのため、あらかじめ光ファイバーケーブルを引き込むための配管を用意しておきましょう。
これを忘れてしまうと、追加で工事が必要となり、家の壁に直接穴を開けなければなりません。
ルーター類の置き場所を決めておく
家の中まで引き込んだ光ファイバーケーブルですが、そのままでは使えませんので、ネットを使うための信号に変換しなければなりません。
そのためにはいくつかの機器が必要となるのですが、機器が見えるところにあるとごちゃごちゃとしているように見えてしまうため、あらかじめクローゼットの中などに設置できるように配線を考えておくことが重要です。
また情報ボックスと呼ばれる、壁掛けタイプの収納ボックスもあります。
情報ボックスとは、電話線やLANケーブル、テレビのケーブルなどを管理する箱で、マルチメディアボックスや情報分電盤と呼ばれることもあります。これを設置することで、家の中をすっきりさせることができるのです。
スマホや家電をWi-Fiで繋げて利用するには、無線ルーターが必要ですよね。
もし一台で家中を網羅しようとするのであれば、各部屋で電波を届かせるために、家の真ん中付近に設置するのがおすすめです。
設置する時、無造作に床や棚の上などに置いてしまうと、掃除や移動の時などの日常生活で邪魔になり、ぶつかってしまいルーターに強い衝撃を与えて故障に繋がる可能性もあります。
そんな時は写真のような、市販のルーター収納ボックスを使うとすっきりまとめられますよ。
各部屋へのLAN配線を考えておく
各部屋で有線LANを利用するためには、それぞれに情報コンセントと呼ばれるような、LANケーブルなどの差込口が備え付けられたコンセントを設置するのがおすすめ。
もちろん「Wi-Fiしか使わないからいらない」という方もいるかと思いますが、多くの機器を繋げすぎると回線が遅くなったり、無線ルーターとの距離があると電波が届かない場合もあります。
そのため、躯体工事の時点で壁の中にLANケーブルを配線して、各部屋に有線LANの口を作っておけば、家中どこでも快適にネットを利用することができるのです。
各部屋でどこにテレビを置くのか、どこに机を置いてパソコンを使うのかなどを決めておけば、情報コンセントの設置場所も的確に決められ、LANケーブルや電源ケーブルが部屋を横断するようなこともなくなるので、ある程度のレイアウトを決めておくことをおすすめします。
アンテナを立てたくないのなら、ケーブルテレビを検討する
次はテレビ。デジタル放送を見るためにはアンテナの設置は必須です。しかし外観までこだわっている方はビジュアルが悪くなったり、アンテナ受信だと台風などの悪天候の影響でテレビが見られなくなることがあります。
月日が過ぎていくと老朽化して、修理が必要になることも......。
それならケーブルテレビはいかがでしょうか。アンテナを立てる必要がなく、天候の影響もほぼ受けません。
もし導入を検討しているのであれば、光ファイバーインターネットを提供している会社がケーブルテレビもセットにしていることが多いので、調べてみてください。
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遅くとも入居の1カ月前には申し込みをしておく
ここまでいろいろとお話ししましたが、もし光ファイバーの導入を決められたのであれば、最低でも入居する1カ月前には申し込みをしておきましょう。
開通工事には時間がかかり、通常は1カ月程度ですが、3月や4月、転勤が増える7月や10月といった繁忙期には2カ月ほどかかる場合もあります。
入居と同時にインターネットが利用できるように、出来るだけ早めに決めて申し込みまでしておきましょう。
なお関西で家を建てる予定をしているのであれば、eo光のインターネットならお急ぎの方向けの相談窓口があります。「入居まで時間がない!」という方は相談してみてくださいね。
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※お客様の状況によってはご希望に添えない場合がございます。
まとめ
以上、新築を建てるときに考えておきたいネット環境の注意点についてご紹介しました。
基本的な部分がほとんどではありますが、家の建て方や大きさ、予算によって最適な準備の仕方は変わってきます。
最近は光ファイバーを引き込んでいる家も多いので、住宅メーカーや工務店で簡単な配線計画を立ててくれるかもしれません。ぜひとも家の設計をする際は、相談するようにしてください。
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ネット環境の知識が少ないまま家を立ててしまうと、「Wi-Fiが届かない部屋がある」「通信機器のケーブルがごちゃごちゃする」などの「しまった...!」が起こりがちです。
この「後悔ポイント」を事前になくすべく、eo新築専門アドバイザーはご自宅の設計段階からきめ細かいアドバイスをさせていただいております。
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