更新日:2024/12/16
光回線

家中のLAN配線がすっきり!新築で失敗しないネット計画|配管・ルーター置き場・LAN配線・申し込み時期まで丸わかり

家中のLAN配線がすっきり!新築で失敗しないネット計画|配管・ルーター置き場・LAN配線・申し込み時期まで丸わかり

新築の家でインターネットを使うときは、次のポイントを押さえるとスムーズです。

  • 配管の準備:光ケーブルを通す配管があると、後から壁に穴を開ける必要がなく外観を保てます。
  • ルーターの置き場所:どこに機器やWi-Fiルーターを置くか決めておくと、家中で快適にネットが使えます。
  • LAN配線:各部屋で有線LANを使う場合は、あらかじめケーブルを壁の中に配線しておくと便利です。
  • 申し込みは早めに:開通工事には時間がかかるので、入居の1カ月前までに申し込むのがおすすめです。

この記事ではお家の設計段階からお引越しまで、ネット環境においてチェックすべき点をお伝えします!

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目次

光ファイバー用の空き配管を設置する

宅内配管・配線イメージ図
宅内配管・配線イメージ図

まず、「光ファイバー」についてちょっとだけ解説します。
光ファイバーとはガラスでできたケーブルで、中にレーザー光を通すことにより、従来のADSLやテレビケーブルよりも高速で大量のデータを送受信できるようにしたものです。
この光ファイバーは近くの電柱から家に引き込んで初めて自宅で利用できるようになります。そのため、あらかじめ光ファイバーケーブルを引き込むための配管を用意しておきましょう。
これを忘れてしまうと、追加で工事が必要となり、家の壁に直接穴を開けなければなりません。

情報ボックスとルーター置き場を決めておく

家の中まで引き込んだ光ファイバーケーブルですが、そのままでは使えませんので、ネットを使うための信号に変換しなければなりません。
そのためにはいくつかの機器が必要となるのですが、機器が見えるところにあるとごちゃごちゃとしているように見えてしまうため、あらかじめクローゼットの中などに設置できるように配線を考えておくことが重要です。

また情報ボックスと呼ばれる、壁掛けタイプの収納ボックスもあります。
情報ボックスとは、電話線やLANケーブル、テレビのケーブルなどを管理する箱で、マルチメディアボックスや情報分電盤と呼ばれることもあります。情報ボックスにまとめると配線が見えず安全・清掃も楽。Wi-Fiを強くしたい場合は、ボックス内に閉じ込めず家の中心〜廊下の高い位置など電波が通りやすい場所に無線機を配置すると効果的です。

スマホや家電をWi-Fiで繋げて利用するには、無線ルーターが必要ですよね。
もし一台で家中を網羅しようとするのであれば、各部屋で電波を届かせるために、家の真ん中付近に設置するのがおすすめです。
設置する時、無造作に床や棚の上などに置いてしまうと、掃除や移動の時などの日常生活で邪魔になり、ぶつかってしまいルーターに強い衝撃を与えて故障に繋がる可能性もあります。
そんな時は写真のような、市販のルーター収納ボックスを使うとすっきりまとめられますよ。

ルーター収納ボックス

各部屋の有線LAN(テレビ/PC/ゲームなど)を確保する

LANケーブルなどの差込口が備え付けられたコンセント

各部屋で有線LANを利用するためには、それぞれに情報コンセントと呼ばれるような、LANケーブルなどの差込口が備え付けられたコンセントを設置するのがおすすめ。
もちろん「Wi-Fiしか使わないからいらない」という方もいるかと思いますが、多くの機器を繋げすぎると回線が遅くなったり、無線ルーターとの距離があると電波が届かない場合もあります。
そのため、躯体工事の時点で壁の中にLANケーブルを配線して、各部屋に有線LANの口を作っておけば、家中どこでも快適にネットを利用することができるのです。
各部屋でどこにテレビを置くのか、どこに机を置いてパソコンを使うのかなどを決めておけば、情報コンセントの設置場所も的確に決められ、LANケーブルや電源ケーブルが部屋を横断するようなこともなくなるので、ある程度のレイアウトを決めておくことをおすすめします。

アンテナ不要なら光/ケーブルTVも選べる

次はテレビ。デジタル放送を見るためにはアンテナの設置は必須です。しかし外観までこだわっている方はビジュアルが悪くなったり、アンテナ受信だと台風などの悪天候の影響でテレビが見られなくなることがあります。
月日が過ぎていくと老朽化して、修理が必要になることも......。
外観や天候影響を抑えたい場合、アンテナではなく光/ケーブルテレビという選択肢も。ネットとあわせて導入できる事業者なら、申込みが一括でスムーズです。

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遅くとも入居の1カ月前には申し込みをしておく

ここまでいろいろとお話ししましたが、もし光ファイバーの導入を決められたのであれば、最低でも入居する1カ月前には申し込みをしておきましょう。
開通工事には時間がかかり、通常は1カ月程度ですが、3月や4月、転勤が増える7月や10月といった繁忙期には2カ月ほどかかる場合もあります。
入居と同時にインターネットが利用できるように、出来るだけ早めに決めて申し込みまでしておきましょう。

はじめての方は、回線とルーターをまとめて準備できるeo光が安心。
10ギガ回線やシンプルプラン、無線ルーター機能12カ月無料(条件あり)など、選びやすいプランをご用意しています。
プラン選びで迷ったら、ぴったりプラン診断で最短ルートで決めましょう。

なお関西で家を建てる予定をしているのであれば、eo光のインターネットならお急ぎの方向けの相談窓口があります。「入居まで時間がない!」という方は相談してみてくださいね。

まとめ:新築のネット配線は計画で9割決まる!

以上、新築を建てるときに考えておきたいネット環境の注意点についてご紹介しました。
基本的な部分がほとんどではありますが、家の建て方や大きさ、予算によって最適な準備の仕方は変わってきます。
最近は光ファイバーを引き込んでいる家も多いので、住宅メーカーや工務店で簡単な配線計画を立ててくれるかもしれません。ぜひとも家の設計をする際は、相談するようにしてください。

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