更新日:2026/07/15
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DNSとは? Webサイトが表示される仕組みとエラー対策をわかりやすく解説

DNSとは? Webサイトが表示される仕組みとエラー対策をわかりやすく解説

普段、パソコンやスマートフォンでWebサイトを見ているときに、裏側で機能している「DNS」という仕組みがあることをご存じでしょうか。「名前は聞いたことがあるけれど、具体的に何をしているのかわからない」という方も多いかもしれません。

DNSは、私たちがインターネットを快適に使うために欠かせない、土台となるシステムです。本記事では、DNSの基本的な役割からWebサイトが表示される仕組み、トラブル発生時の対処法まで、わかりやすく解説します。

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目次

DNSとは|ドメイン名とIPアドレスを結びつけるインターネット上の電話帳

入力したドメイン名をDNSが対応するIPアドレスに変換し、接続先を特定する仕組みを示した図

DNSは、ドメイン名とIPアドレスを結びつけることで、インターネット上の通信を支える仕組みです。ここでは、DNSの基本的な役割や、ドメイン名・IPアドレスとの関係、Webサイトの表示に欠かせない理由について解説します。

DNSを簡単にいうと「インターネット上の電話帳」

DNS(Domain Name System)とは、ドメイン名とIPアドレスを結びつける仕組みのことです。「インターネット上の電話帳」と例えられることが多く、Webサイトへ正しくアクセスする役割を担うものです。

例えば、電話帳が「名前から電話番号を調べる」ように、DNSは「ドメイン名からIPアドレスを調べる」仕組みとなっています。私たちがWebサイトにアクセスするとき、「ドメイン名」と「IPアドレス」という2つの情報を結びつけて、正しいWebサイトへと案内するのがDNSの役割です。

ドメイン名とIPアドレスの違い

ドメイン名とIPアドレスはどちらもWebサイトへアクセスするために必要な情報ですが、それぞれ役割が異なります。

「www.example.com」のようなドメイン名は、人間がパッと見て識別しやすく、覚えやすいように作られたアルファベットや数字の文字列です。一方、IPアドレスはインターネット上で通信相手を特定するために割り当てられた番号(住所)を指し、例えば「123.45.67.89」のように、数字を区切って羅列する形で表記されます。

コンピューター同士は、ドメイン名ではなくIPアドレスを使って通信しています。そのため、ドメイン名は人が利用するための「名前」、IPアドレスはコンピューターが利用するための「住所」のような役割を担っているもの、と覚えておくとよいでしょう。

DNSがWebサイトの表示に欠かせない理由

DNSがWebサイトの表示に欠かせない理由は、人間が使う「ドメイン名」と、コンピューターが理解する「IPアドレス」を結びつける役割を担っているためです。電話帳が「名前」から「電話番号」を調べるように、DNSは「ドメイン名(名前)」から「IPアドレス(住所)」を瞬時に調べ出します。

人間がWebサイトなどへアクセスする際にはドメイン名を利用することがほとんどです。しかし、インターネット上のコンピューターやサーバーはドメイン名ではなくIPアドレスを使って通信しているため、ドメイン名をそのまま理解できません。

もしDNSがなければ、Webサイトへアクセスするたびに複雑な数字の羅列(IPアドレス)を入力しなければならなくなり、インターネットの利用が非常に不便になってしまいます。

【より詳しく】DNSに関連する用語について

DNSを理解するうえでは、関連する用語もあわせて知っておくと理解がスムーズになります。ここでは、DNSを理解するうえで押さえておきたい用語の意味や役割について解説します。

「DNSサーバー」とは

DNSサーバーとは、ユーザーが入力したドメイン名に対応するIPアドレス(住所)を調べる役割を担うサーバーのことです。

ユーザーがWebサイトへアクセスすると、まずDNSサーバーに問い合わせが行われ、DNSサーバーは管理しているDNS情報(DNSレコード)を参照して対応するIPアドレスを返します。IPアドレスが判明すると、ブラウザーは目的のWebサーバーへ接続できます。その後、Webサイトのデータを取得して画面に表示します。

「DNSキャッシュ」とは

DNSキャッシュとは、一度取得したドメイン名とIPアドレスの対応情報を一時的に保存する仕組みのことです。過去に取得した情報を再利用することで、毎回DNSへの問い合わせを行う必要がなくなり、Webサイトの表示速度の向上につながります。

一方で、古い情報がキャッシュに残っていると、Webサイトの移転や設定変更後も古い情報を参照し、正常にアクセスできない場合があります。このような場合はDNSキャッシュを削除(クリア)することで最新の情報を取得できるため、Webサイトの表示不具合が発生した際の対処法の一つにも挙げられています。

「DNSエラー」とは

DNSエラーとは、ドメイン名をIPアドレスへ変換する「名前解決(なまえかいけつ)」が正常に行われず、Webサイトへ接続できない状態のことです。DNSエラーが発生すると、多くの場合、「このサイトにアクセスできません」「DNSサーバーが応答していません」などのメッセージが表示されます。

※DNSエラーが発生した場合の主な対処法については、のちほど詳しく解説します。

「DNSレコード」とは

DNSレコードとは、ドメイン名とIPアドレスの対応などを管理するための情報です。ドメイン名とIPアドレスの対応づけや、そのドメインに送られた電子メールを受信するメールサーバーの指定など、通信先を正しく案内する役割があります。

DNSレコードには複数の種類があり、用途に応じて使い分けられています。

【図解】URLを入力してからWebサイトが表示されるまでの流れ

DNSによって、入力したドメイン名から接続先のIPアドレスが特定され、サーバーへのアクセスを経てWebサイトが表示されるまでの流れを示した図

ここでは、ブラウザー(SafariやGoogle Chromeなど)の検索バーにURLを入力してから、実際にWebサイトの画面が表示されるまでの裏側の流れを、ステップ順に見ていきましょう。

① ユーザーがブラウザーにURL(ドメイン名)を入力する

② ブラウザーがDNSサーバーへ問い合わせる

③ DNSサーバーがドメイン名に対応するIPアドレスを調べる

④ DNSサーバーから対象WebサイトのIPアドレスが返される

⑤ ブラウザーは取得したIPアドレスをもとにWebサーバーへ接続する

⑥ WebサーバーがHTMLや画像などのデータを返し、ブラウザー上にWebサイトが表示される

DNSは、Webサイトを表示する仕組みではなく、接続先となるWebサーバーを特定する役割を担います。上記の一連の処理は、ユーザーが意識しないうちに短時間で行われています。

DNSの問題でWebサイトが表示されないときの対処法

スマートフォンを見ながら悩んでいる男性のイメージ

「インターネットにはつながっているはずなのに、ページが表示されない」「DNSエラーと表示される」といった場合、DNSサーバーや通信環境に何らかの問題が起きている可能性があります。名前解決が正常にできないと、目的のWebサイトに接続できなくなってしまいます。

そんなときは、以下の対処法を試してみましょう。

しばらく待ってから再度アクセスを試す DNSサーバー自体に一時的な障害や不具合が発生している場合、名前解決が一時的に行えなくなります。このようなときは、サーバー側が復旧するまでしばらく時間を置くことで解決する場合があります。
ルーターやONU(回線終端装置)を再起動する DNSエラーは、サーバー側だけでなく、ユーザー側の通信機器やネットワーク環境が原因で発生する場合もあります。自宅の機器を再起動することで通信状態が改善し、エラーが解消されるケースがあります。
契約している回線事業者の障害情報を確認する 上記の対処法を試してみてもエラーが解決しないときは、利用しているインターネット回線そのものにトラブルが起きている可能性があります。スマートフォンのモバイル通信などを使って、契約しているインターネット回線事業者の障害情報を確認してみましょう。

【快適にWebサイトを閲覧するなら】DNSだけでなく安定した通信環境も不可欠

都市を網羅するネットワークのイメージ

インターネットの優秀な案内役である「DNS」のおかげで、毎日ストレスなくさまざまなWebサイトを閲覧できます。

しかし、どれだけDNSが正常に働いていても、土台となるインターネット回線そのものの品質が低ければ、データの読み込みに時間がかかり、快適さが損なわれる場合があります。そのため、スムーズにWebサイトを閲覧するためには、高速かつ安定したインターネット回線を選ぶことが大切です。

関西で光回線サービスを展開するeo光では、他社と回線を共有するサービスとは異なり、自社所有の独自光回線で安定した通信環境を提供しています。利用者が多く混雑しやすい夜間や休日でも影響を受けにくいため、Webサイトの閲覧はもちろん、高画質な動画視聴やオンラインゲームもいつでもサクサク快適にお楽しみいただけます。

「最近、ページの読み込みが遅くて不便だな......」と感じている方は、ぜひこの機会に回線の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

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