お引越し当日は、荷下ろしの立ち会いからお引越し料金の
精算、新居の各設備の点検やガス・電気・水道などの
開始連絡など、やらなければいけないことが
たくさんあります。また、お引越しが済んだら
早めにしておかなければならない手続きもあるので、
手際よく済ませましょう。
当日
- 荷下ろしの立ち会い
- お引越し業者の車やレンタカーは大家さんや
管理会社の指示に従って、近隣の迷惑にならない
場所に停めます。
荷下ろしの際は、搬出した荷物の数や傷みなども
確認しておきましょう。
- お引越し料金の精算
- 搬出終了時点で荷物をチェックし、支払いを
済ませます。
領収書は必ずもらっておきましょう。
- 各設備の点検
- ドアや窓の開閉はスムーズか、エアコンなどの
機器は正常に動作するか、
水まわりには水漏れが
ないかなどをチェックします。
故障がある場合や契約内容と違う場合は、
すぐに大家さんか管理会社に連絡をしましょう。
- ガス・電気・水道の使用開始
- ガスはあらかじめ開栓工事を予約している時間に、
必ず立ち会えるようにしておきます。
電気・水道はすぐ使用できることが多いので、
新居に置いてある「入居連絡用はがき」に必要事項
を記入して、
ポストに投函しましょう。
はがきが見当たらない場合は、最寄りの営業所に
連絡します。
- 掃除・ゴミ処理
- お引越し当日も簡単な掃除や片付けができるよう、
ぞうきんやゴミ袋はすぐ出せるようにして
おきましょう。特に荷物を運び込んだ後には、
建物の玄関や共用廊下を散らかしていないかなどを
チェックし、汚していたら掃除しておくのが
マナーです。
お引越し後
- 大家さんや近隣の皆さんへのごあいさつ
- 迷惑にならないような時間帯を見計らって
あいさつまわりをします。
留守がちなお宅には、あいさつ状をポストに入れて
おきましょう。
- 住民票の転入届の手続き
- 旧住所で交付された転出証明書を持参のうえで新住所の市区町村役場を訪問し、手続きを行います。
- 印鑑登録
- 新住所の市区町村役場で手続きをおこないます。
転入届と一緒に済ませると便利です。
手続きには登録印を忘れずに。旧住所での印鑑登録
は転出後、自動消滅します。
- 転校届の提出
- 転入学先の学校長に、転入先の教育委員会の
学校指定書を持参します。
学校指定書は通学中の学校長の在学証明書、
転入先の市区町村の住民票を持参して教育委員会で
手続きをするともらえます。
- 運転免許証の住所変更
- 新住所の所轄の警察署又は運転免許センターで
手続きをおこないます。
住民票の写しなど新住所を確認できる書類と
運転免許証、
本籍に変更がある場合は本籍記載の
ある住民票の写しが必要です。
- 車庫証明手続き
- 新しい車庫(または駐車場)が確保できたら、
新住所の所轄の警察署で手続きをおこないます。
保管場所の所在地および配置図、印鑑、証紙、自宅
に車庫がある場合は「自認書」、
他人の土地・建物
を保管場所として使用する場合は「使用承諾書」が
必要です。
- 自動車の変更登録
- お引越しによって所轄の陸運支局が変わった場合、
新住所を所轄する陸運支局で手続きを
おこないます。
車庫証明、車検証、新住所の住民票、印鑑、
自動車税証明書が必要です。
- 銀行口座の住所変更
- 取引銀行の支店窓口で手続きをおこないます。
通帳と印鑑(通帳に使用している印鑑)が
必要です。
また郵送で手続き可能な銀行もあるので
問い合わせてみましょう。
- クレジットカードの住所変更
- クレジットカードの裏面に記載されている連絡先に
電話しましょう。
- 忘れがちな手続き
- お引越しのときに忘れがちなのが、インターネット
の接続プロバイダ、NHK受信契約、生協、JAFなど
の住所変更や、
新住所の管轄保健所へのペットの
届け出などがあります。できるだけ早く手続きを
しましょう。
インターネットの接続プロバイダは、地域が変わる
と最寄りのアクセスポイントが変わるとともに、
限られた地域だけで提供されているサービスなどは
受けられなくなる場合もあります。
異なる都道府県へお引越しする場合は、
プロバイダのアクセスポイントや電話会社の
地域ごとのサービス状況を
事前に調べ、
対応を考えておきましょう。
コンテンツ提供:アート引越センター