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ひろしとアカリのセキュリティー事情 [2019/11/25]

スマホ決済の不正利用はなにが原因?

  • 軽井くん「スマホ決済が便利ですよ」ひろし「もちろん使ってる」1
  • 軽井くん「決済が楽なので助かります」ひろし「でも不正利用対策は必要だよ」2
  • ひろし「しっかりおかねの管理してる?」軽井くん「不審な利用履歴はないですね」3
  • 軽井くん「ただ、無駄遣いが過ぎたようです」ひろし「あ、そう」4

登場人物相関図

スマホ決済の利便性とリスクを理解しよう

スマホ決済が普及の兆しを見せています。これは、店舗やショッピングサイトでの買い物の支払いをスマホ1つで完結できる仕組みです。

スマホ決済はとても便利な決済手段ですが、悪意のある第三者に不正利用されるリスクもあることを心得ましょう。実際、スマホ決済サービスのアカウントを乗っ取られ、勝手に商品を購入される被害が発生しています。

不正利用の原因とは?

スマホ決済の不正利用に遭う原因はいくつか考えられますが、その1つとして不正ログインがあげられます。フィッシング詐欺によって決済サービスの認証情報(IDとパスワード)を詐取された場合や、複数のインターネットサービスで決済サービスと同一のIDとパスワードを使い回しており、その組み合わせが漏えいしてしまった場合、不正ログインの被害に遭う可能性が高まります。

さらに、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)が漏えいしてしまった場合も被害に遭うことが想定されます。悪意のある第三者は、何らかの方法で入手したクレジットカード情報を手元のスマホの決済アプリに登録し、勝手にチャージした上で商品を購入するのです。

不正利用の被害に遭わないためには

フィッシング詐欺対策として、メールやSMS、広告などから誘導されたWebサイトではなく、必ず正規サイトからログインするようにしましょう。また、ログイン手順としてIDとパスワードに加え、ワンタイムパスワードのような多要素認証を採用しているなど、不正利用対策が講じられているサービスを選択してください。そして、決済サービスの利用履歴や連携している銀行口座、クレジットカードの明細を、最低でも月に1回は確認することを心がけましょう。
被害に遭ったら速やかに利用停止の手続きを行えるよう、利用している各サービスや金融機関の連絡先、被害の相談先を予め確認しておくことも大切です。

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