プロバイダーの解約時に確認すべき点は?手続き方法や注意点なども徹底解説
引越しなどでインターネット回線の解約や乗り換えを検討するにあたって、プロバイダーの解約を行うケースがあると思います。その時になにか確認するべきことがあるのではないかと、心配になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、大切なポイントを確認せず解約すると、使っていたサービスが使えなくなったり、解約違約金がかかったりするリスクがあります。
本記事では、プロバイダーの解約にあたって、まず最低限確認しておくべきことを解説します。また、プロバイダーの具体的な解約方法や解約違約金をかけない方法なども説明するので、ぜひ参考にしてください。
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プロバイダーの解約前に最低限確認しておくべきポイント
プロバイダーの解約前に、最低限確認しておくべきポイントは下記の3つです。
- プロバイダーのメールアドレスやセキュリティーオプションなどが使えなくなっても問題ないか
- 解約する前に乗り換え先のプロバイダーを契約し、利用できるようになっているか
- プロバイダーの解約違約金は発生するか
プロバイダーの解約にあたって、一部のサービスが使えなくなったり、解約違約金が発生したりする可能性があります。上記の項目を確認してから、プロバイダーを解約しましょう。
それぞれ詳しく説明します。
プロバイダーのメールアドレスやセキュリティーオプションなどが使えなくなっても問題ないか
プロバイダーが用意しているメールアドレスや各種オプションなどが、解約後に使えなくなっても問題ないか確認しましょう。
解約後はほとんどの場合オプションサービスも使えなくなってしまいます。
プロバイダーのメールアドレスを利用している人は、特に注意してください。メールアドレスを登録しているサービスがあれば、解約後も利用可能な別のメールアドレスに変更しなければならない場合があります。
解約前に、該当するサービスがないか確認しておきましょう。
解約する前に乗り換え先のプロバイダーを契約し、利用できるようになっているか
今のプロバイダーを解約する前に、乗り換え先のプロバイダーを契約し、解約日までに利用先で使えるようになるか確認しましょう。乗り換え先のプロバイダーの利用開始日は、あらかじめチェックしておいてください。
プロバイダーの解約手続きが終了すると、インターネットがつながらなくなります。
そのため、元のプロバイダーを解約する前に、なるべく早めに乗り換え先のプロバイダーを契約しておき、インターネットが使えない期間が発生しないようにしましょう。
プロバイダーの解約違約金は発生するか
解約によって、プロバイダーの解約違約金が発生するのか確認してください。場合によっては、1万円を超える高額な解約違約金が発生します。
ただし、通常、プロバイダーには最低利用期間や契約更新期間が設けられており、タイミングによっては違約金がかからずに解約可能です。詳しくは「プロバイダーの解約時に解約違約金をかけないための方法」をご覧ください。
また、乗り換え先のプロバイダーによっては、解約費用を補填するキャンペーンを行っている場合があります。もし使えそうなキャンペーンがあれば、忘れずに利用しましょう。
解約月の月額料金が日割りになるか
プロバイダーを解約した月の月額料金が、日割り計算されるかどうか確認しましょう。日割り計算とならない場合、月初に解約したとしても、1カ月分の月額料金がかかってしまいます。
できるだけ月末頃が解約日となるように調整すれば、無駄がありません。
プロバイダーの解約方法
解約前の確認ポイントに問題なければ、解約手続きを進めましょう。具体的な解約方法は簡単で、次のたった3ステップです。
- プロバイダーのWebサイトもしくは電話で解約手続きをする
- レンタル機器があれば返却する
- 必要であれば原状回復の工事を行う
特に難しい手順はありません。スムーズにプロバイダーを解約しましょう。それぞれの手順を詳しく説明します。
プロバイダーのWebサイトもしくは電話で解約手続きをする
プロバイダーのWebサイトもしくは電話で、解約手続きをしましょう。電話のみ対応している場合があるので、公式サイトを確認するのがおすすめです。
どちらの方法でも解約できるなら、Webサイトから解約手続きをしましょう。電話の場合、時間によってはつながりづらかったり、解約の引き留めにあったりする可能性があります。
Webサイトから解約手続きをすると、非常にスムーズです。
レンタル機器があれば返却する
プロバイダーからレンタルしている機器があれば、忘れずに返却しましょう。返却し忘れると、1万円を超える損害金を請求される可能性があります。
特にレンタルしている可能性が高い機器は、Wi-Fiルーターです。もし自分がレンタルしているか分からなければ、解約前にプロバイダーに確認しておきましょう。
必要であれば原状回復の工事を行う
原状回復とは、賃貸物件で退去する際に部屋を借りたときの状態に戻すことをいいます。
例えば賃貸物件でインターネット回線工事の際に外壁に穴を空けて光回線を引き込んだ場合は、退去時に撤去工事を行い、その穴をふさがなければいけません。
原状回復せずに退去すると、オーナーとトラブルになる可能性があります。
一方で、入居時にすでに光回線のケーブルが室内まで引かれていた場合などは、その光回線を入居者の負担で撤去する必要はありません。
原状回復させる範囲が不明な際は、オーナーや管理会社に確認しておくと安心です。また、退去日までに原状回復が間に合わなかった時は、工事完了日までの家賃が発生したり、別途費用を請求されることもあるので、注意しましょう。
プロバイダーの解約後に確認すべき点
プロバイダーを解約したら、忘れずに次の3つを確認しましょう。
- 解約違約金や損害金が発生していないか
- 利用していたメールアドレスやセキュリティーオプションなどの変更ができているか解約し忘れている契約はないか
今まで使っていたサービスが使えなくなったり、解約費用が余計にかかったりする可能性があるので、忘れずに確認しましょう。それぞれ詳しく説明します。
解約違約金や損害金が発生していないか
プロバイダーの解約後に、解約違約金や損害金が発生していないかすぐに確認しましょう。
もし発生していた場合、乗り換え先で適用されるキャンペーンで、一部補填できる可能性があります。 解約違約金や損害金に対するキャンペーンがないか、一度確認してみましょう。なおキャンペーンを利用するなら、プロバイダーだけでなく、回線事業者の乗り換えも必要になる場合がありますので、キャンペーン条件はしっかりチェックしてください。
利用していたメールアドレスやセキュリティーオプションなどの変更ができているか
メールアドレスやセキュリティーオプションなどの変更が必要な場合、すでに変更できているか確認しましょう。解約後は、プロバイダーが用意していたサービスは使えなくなってしまいます。
例えばこれまでプロバイダーが提供していたセキュリティーオプションを利用していたのに、他のセキュリティーサービスへの変更をしていないままに解約してしまうと、パソコンなどが無防備な状態になってしまうかもしれません。
またメールアドレスについては、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用するか、次に契約した回線事業者が提供するメールアドレスがあれば代わりに利用すればよいでしょう。
解約し忘れている契約はないか
解約し忘れている契約がないかも、改めて確認しましょう。
インターネットの解約においては、プロバイダーのみ解約する場合と、あわせて回線事業者の解約も行なう場合の2種類があります。後者だと、回線事業者の解約も別途しなければならないため、忘れてしまいがちです。
解約手続きを忘れていると、月額料金を支払い続けることになるので注意してください。他にも解約し忘れているオプションサービスなどがないか確認しておきましょう。
プロバイダーの解約時に解約違約金をかけないための方法
解約違約金をかけずに、プロバイダーを解約する方法は、次のとおりです。
- 契約更新月に解約する
- 最低利用期間よりあとに解約する
- 乗り換え先のキャンペーンで補填する
解約違約金が発生しないタイミングで解約できれば、余計な費用は発生しません。
とはいえ、解約時期に都合よくタイミングがくるとは限りません。乗り換え先に使えるキャンペーンがあるなら、むしろそちらを利用したほうが早いでしょう。
契約更新月に解約する
プロバイダーの契約更新月に解約すれば、解約違約金はかかりません。
例えば、契約期間が2年間のプロバイダーであれば、利用開始月から24〜26カ月目を契約更新月と設定している場合があります。このような場合、26カ月目を過ぎたら自動更新となり、次の契約更新月はまた2年後となりますので注意が必要です。
具体的にいつが契約更新月かについては、プロバイダーに直接確認しましょう。
最低利用期間よりあとに解約する
プロバイダーの最低利用期間よりあとに解約することで、解約違約金がかからずに済む場合もあります。
例えば、最低利用期間が2年間の場合、利用開始月から2年経ったあとに解約すれば、解約違約金はかかりません。
具体的な最低利用期間は、プロバイダーに直接確認しましょう。
乗り換え先のキャンペーンで補填する
乗り換え先のインターネット回線事業者で、解約費用を補填できるキャンペーンがあれば、解約違約金を実質無料にできる可能性があります。
契約更新月が近くなく、最低利用期間もかなり先であれば、使えるキャンペーンがないか確認しましょう。
インターネット回線事業者によっては、解約費用が発生すると全額補填してくれたり、特典のキャッシュバック額が増額されたりします。
例えば、eo光の場合、他社からの乗り換えで解約違約金や工事費の残債、撤去工事費などがかかったら、最大6万円までキャッシュバックされます。なお、eo光はプロバイダーと回線の一体型であるため、現在プロバイダーと回線を別々で契約しているのであれば、いずれも解約して乗り換える必要があります。
一時的に解約費用を支払う必要はあるものの、キャンペーンによっては、解約費用を実質無料にできます。
プロバイダーを解約して乗り換えるメリット
プロバイダーを解約して乗り換えるメリットは、次のとおりです。
- 月額料金が安くなる場合がある
- 通信速度が速くなる可能性がある
月額料金も通信速度も改善される可能性があります。それぞれ詳しく説明します。
月額料金が安くなる場合がある
プロバイダーを乗り換えると、月額料金が安くなる可能性があります。近年では、回線とプロバイダーが一体となったインターネット回線が増えており、回線とプロバイダーを別々に契約しているよりも一体型に乗り換えたほうが安くなるケースがあります。また月額料金だけではなく、契約や料金の請求元が一社に統一されたり、サポート窓口が一つになったりといったメリットもありますので、おすすめです。
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通信速度が速くなる可能性がある
プロバイダーを解約して乗り換えると、通信速度が速くなる可能性があります。
プロバイダーのみを乗り換えるのであれば、利用者数の多いプロバイダーから少ないプロバイダーへ乗り換えれば、通信が混雑しづらくなる場合があります。
またプロバイダー・回線いずれも乗り換えるなら、独自に回線網を提供している事業者に乗り換えれば、通信速度が改善できる可能性があります。
例えばeo光であれば、独自に回線網を所有し、接続状況に応じて柔軟に回線の増強・改善を行っていますので、安定して高速な通信環境を維持しています。
通信速度の遅さに困っていたら、プロバイダーを乗り換えることが解決策になるかもしれません。
まとめ:プロバイダーを解約する際の注意点は十分にチェックして、快適なインターネット環境を手に入れよう
プロバイダーを乗り換える際は、下記の3つを最低限確認しましょう。
- プロバイダーのメールアドレスやセキュリティーオプションなどが使えなくなっても問題ないか
- 解約する前に乗り換え先のプロバイダーを契約し、利用できるようになっているか
- プロバイダーの解約違約金は発生するか
上記に問題がなければ、プロバイダーのWebサイトもしくは電話から、解約手続きを進めてください。
特にeo光では、新規お申し込みで、最大12カ月間月額料金が大きく割り引かれるキャンペーン「 eo暮らしスタート割(ネット月額割引)」を実施しております。
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プロバイダーをスムーズに解約して、快適なインターネット環境を整えましょう。
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