光回線にはどんな種類がある?それぞれの特徴やおすすめの選び方を紹介
光回線は、インターネット接続に使われる高速な通信回線で、大きく「回線とプロバイダーを別々に契約するタイプ」と「一体型」の2種類があります。
一体型はさらに、他社の回線を共有する「他社回線共有型」、未使用の光ファイバーを活用する「ダークファイバー型」、そして自社で独自に回線を敷設する「独自回線型」に分かれます。
独自回線型は、回線の混雑が少なく、安定した高速通信が期待できるため、人気があります。
本記事では、光回線の主な種類について解説します。自分にぴったりな光回線の種類の選び方も紹介しているので、どのような光回線を導入すべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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光回線は2種類に分けられる
一口に光回線といっても、光回線は大きく「回線・プロバイダー別個型」「回線・プロバイダー一体型」の2種類に分けられます。さらに、回線・プロバイダー一体型は「独自回線型」や「ダークファイバー型」などの違いもありますが、これらについては後述します。
光回線の契約を検討している方は、一体型と別個型それぞれの特徴やメリット・デメリットの違いを把握しておきましょう。
回線・プロバイダー別個型 |
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回線・プロバイダー一体型 |
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次の章では、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
光回線の種類1.回線・プロバイダー別個型
回線・プロバイダー別個型とは、回線とプロバイダーを別々に契約する光回線のことです。
以前は一般的でしたが、最近は回線・プロバイダー一体型が増えているため、回線・プロバイダー別個型を選択する人は減ってきているのが現状です。
メリット
回線・プロバイダー別個型のメリットは、好みのプロバイダーを自由に選択できることです。すでに利用したいプロバイダーを見つけている方は、回線・プロバイダー別個型で理想的な通信環境を整えるとよいでしょう。
デメリット
回線・プロバイダー別個型のデメリットは、それぞれ別々に契約が必要で手間がかかるということです。料金設定も別々であるため、総合した月額料金が高くなる傾向にあります。また、回線事業者もプロバイダーも契約期間を設けているので、契約期間が複雑になって把握できなくなるケースも少なくありません。複雑な契約内容を少しでも簡単にしたい方は回線・プロバイダー一体型を選ぶのがおすすめです。
光回線の種類2.回線・プロバイダー一体型
回線・プロバイダー一体型とは、回線とプロバイダーの契約を一緒に済ませられる光回線のことです。
かつては回線とプロバイダーは別々に契約するのが一般的でしたが、近年では回線・プロバイダー一体型が主流となりつつあります。
メリット
回線・プロバイダー一体型の最大のメリットは、回線契約とプロバイダー契約を1本にまとめられることです。回線とプロバイダーの契約手続きが一度で済むので、面倒な手続きを少しでも楽に済ませたいと考えている方にぴったりでしょう。
また、回線とプロバイダーが一緒になった回線・プロバイダー一体型を選ぶことで、お問い合わせ先も1か所になります。そのためトラブルが生じた場合に、「回線事業者とプロバイダーのどちらに問い合わせるかわからない」という悩みがなくなり、お問い合わせ先や契約内容をあらためて調べ直す手間が省けるのもうれしいポイントです。
さらに、回線・プロバイダー一体型は月額料金の支払い先を1本にまとめられるのはもちろんのこと、回線とプロバイダーを別々で契約する場合と比較すると月額料金が安くなることが多いです。
割引やキャッシュバックなどの特典およびキャンペーンが豊富なので、光回線をお得に利用できる可能性が高いでしょう。
デメリット
回線・プロバイダー一体型のデメリットは、プロバイダーを自由に選択できないことです。
とはいえ回線・プロバイダー別個型の場合は、プロバイダーによってサポートや回線品質の違いが出てきます。その点、回線・プロバイダー一体型であれば、信頼できる事業者を選ぶことで、安心して光回線を利用できます。
サービスページ:eo光は回線とプロバイダーが一体型だから、いつでも通信速度が安定
回線・プロバイダー一体型の種類
回線・プロバイダー一体型の回線事業者は、さらに以下の種類に分けられます。
・他社回線共有型
・ダークファイバー型
・独自回線型
それぞれ比較してみましょう。
他社回線共有型
他社回線共有型とは、電気通信事業者がすでに敷設してサービスを提供している光ファイバーを共有して、別の会社がプロバイダーサービスを提供しているものです。「光回線の卸売」とも呼ばれます。
元々利用されている回線を共有するので、混雑しやすくなる可能性がありますが、利用料は他の種類よりも比較的安くなることが多いです。
ダークファイバー型
ダークファイバー型とは、電気通信事業者が敷設したものの、利用されずに余った状態となった光ファイバーを活用した光回線のことです。前項の他社回線共有型において共有されている光ファイバーを「ライトファイバー」と呼ぶことがありますが、それに対してこの余った光ファイバーのことを「ダークファイバー」と呼びます。
ダークファイバー型は、予備回線を使用しているために比較的回線が混雑しにくく、高い速度が出ることが多いです。
独自回線型
独自回線型とは、企業が独自に光ファイバーを敷設して提供している光回線のことです。
独自回線型の場合、ユーザーと契約する事業者が光ファイバー網の敷設・管理・改善まで一気通貫して行うため、ユーザー数の増加に応じた回線増強を柔軟に行うことができ、安定した高速通信が可能となります。
また障害発生時の復旧や、利用者へのサポートも自社で行っているため、迅速に対応することができます。料金体系やキャンペーンも自社全て決定できるため、キャッシュバックなどの豊富なキャンペーンを提供している場合も多いです。
電力系光回線とは?
光回線の種類のひとつとして「電力系光回線」というものもあります。電力系光回線とは、各地の電力会社により設立された電力系通信事業者が所有する回線網を利用した光回線のことです。
電力系光回線は一部を除き多くの会社が「独自回線型」となっているため、上述した通り安定した通信環境を提供しているところが多く、利用者へのサポートも充実しています。月額料金は比較的安く設定されているほか、お得なキャンペーンが充実していることもメリットです。
電力系光回線は各電力会社が供給している電力線網を利用しているため、各電力会社の電力供給エリア限定となります。エリアが限定される一方で、他の回線事業者が提供していない場所でも、電力系光回線なら提供している場合もあります。電力系光回線の契約を考えている方は、事前に対応エリアを確認しておきましょう。
なお今後エリア外に引っ越す予定がある場合は、継続利用できませんので注意が必要です。
独自回線が人気の理由
回線・プロバイダー一体型のなかでも、電力系光回線を含む独自回線に特に人気が集まるのはなぜでしょうか?
ここからは、独自回線が人気の理由を3つご紹介します。
1. 料金のお得さ
独自回線が人気の理由は料金のお得さにあります。独自回線の月額料金は比較的安めに設定されており、さらにはキャッシュバックをはじめとするお得なキャンペーンが開催されていることも少なくありません。
場合によっては、他の光回線と比べて月に数百円から1,000円ほど安くなるケースもあるので、今よりも通信費を抑えたい方は独自回線の利用を検討してみましょう。
2. 通信が安定している
独自回線は安定した通信が可能であり、快適にインターネットを利用することができます。独自回線の通信が安定している理由は、自社で回線の管理・改善を行っているため、ユーザーの増加にあわせてスムーズに回線の増強を行うことができるから。高い品質の通信環境を保つことができるのは、独自回線の大きなメリットです。
3. 手厚いサポートを受けられる
地域密着型の独自回線は、サポートの手厚さに定評があります。例えば、光回線を導入した際の初期設定を無料でサポートしてくれたり、専門のオペレーターがユーザーのパソコンを遠隔操作して、問題を解決してくれたりとサポートの形はさまざまです。
サポートの種類や料金は回線事業者ごとに異なるので、独自回線の契約を考えている方は、対応エリアかどうかを調べたうえで公式サイトにてサポート体制を確認してみましょう。
スマートフォンのキャリアで光回線の種類を決めるのもおすすめ!
光回線の種類の選び方をご紹介しましたが、スマートフォンのキャリアをもとに光回線の種類を選ぶ方法もあります。
光回線を提供する事業者のなかには、スマートフォンと光回線をセット契約することで割引になるセット割に対応した事業者も少なくありません。スマートフォンと光回線のセット割を申し込むと、スマートフォンや光回線の月額料金が安くなるうえに、キャッシュバックなど、さまざまな特典を受けられます。
このセット割の割引率は、スマートフォンのデータ容量に比例して大きくなることが多く、契約者本人はもちろん家族にも割引が適用されるケースが多いです。
ここからはスマートフォンも光回線もどちらもお得に利用するために、スマートフォンと光回線のおすすめの組み合わせをご紹介します。
auユーザー
auユーザーにおすすめの光回線は、auスマートフォンと光回線をセットで契約するとお得になる「auスマートバリュー」です。auスマートフォンと対象の光回線をセットで利用することで、スマートフォンの月額料金が永年割引になります。
auスマートバリューの割引額は加入している料金プランごとに異なり、一緒に住んでいる家族だけでなく、50歳以上であれば離れて暮らしている家族にも割引が適用されます。
サービスページ:eo光でスマホが安くなる!! | eo光×au「auスマートバリュー」
格安SIMユーザー
格安SIMユーザーにおすすめの光回線は、格安SIMと光回線をセットで契約するとお得になる光回線です。他のセット割と同じく、スマートフォンの月額料金が永年割引になり、家族にも割引が適用されます。
UQ mobileを利用している方は、eo光ネットとeo光電話とUQ mobileのスマートフォンをセットで利用することで、UQ mobileのスマートフォンの月額料金が永年割引になる「UQ mobile自宅セット割」がおすすめです。
サービスページ:自宅セット割でUQ mobileスマホがおトク!
mineoを利用している方は、eo光ネットとmineoをセットで利用することで、eo光ネットの月額料金が330円割引になる「eo × mineoセット割」がおすすめです。スマートフォンの乗り換えを検討している方にも人気があり、すでにeo光ネットを利用している方でもセット割を申請すれば割引が適用されます。
サービスページ:ネットとスマホをまとめて節約! eo × mineo セット割
まとめ:eo光は「回線・プロバイダー一体型」かつ「独自回線型」
光回線には「回線・プロバイダー別個型」と「回線・プロバイダー一体型」の2つの種類があり、回線・プロバイダー一体型は「他社回線共有型」・「ダークファイバー型」や「独自回線型」などの違いがあります。月額料金や手続きの負担を軽減したい方や、通信速度や通信の安定性を重視する方は回線・プロバイダー一体型かつ独自回線型の光回線がおすすめです。
また、光回線の種類を選ぶ際にはスマートフォンとのセット割に対応した光回線を選ぶのがベストでしょう。セット割なら家族の分まで割引されることもあるので、家族みんなでお得にインターネットを利用できます。
大阪市中央区に本社を構えるオプテージは、近年主流となりつつある独自回線を使った回線・プロバイダー一体型のeo光を提供しています。eo光は高速かつ安定した通信と、充実のサポート体制で人気を集める光回線です。
auやUQ mobile、mineoのスマートフォンとセットで利用することでお得になるセット割もあるので、よりお得に光回線を利用したい方はぜひチェックしてみてください。
サービスページ:eo光ネット(戸建て向け)
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