光電話とは？電話代が安くなるなどメリット・デメリットについても解説

光電話は、アナログ電話と比べて通話料が安くなるなどメリットがあると同時に、工事が必要になるなどデメリットもあります。

本記事では、光電話について、概要やメリットデメリットを解説していきます。

この記事を読めば、自分が光電話を導入するべきか、導入できるのかがわかるでしょう。

光電話とは

光電話とは、インターネットと同じ光回線を利用した固定電話サービスです。

アナログ電話と同等の品質で固定電話が利用でき、光電話にすると雑音が多く入りやすくなるなど、デメリットが増える可能性は少ないでしょう。

光電話を利用するためには、宅内に光ファイバーを引き込むことが必要で、基本的にインターネットとセットで利用する方がほとんどです。

そのため、光電話を導入するきっかけとしては、光回線でインターネットを導入するついでに固定電話をオプションで追加することが多いです。

なおインターネットを利用せずに光電話だけを契約する場合、キャンペーンが適用できなかったり利用料金が高くなったりする場合があるので注意が必要です。

光電話のメリット4つ

続いて、光電話のメリットを4つ解説していきます。

• 電話の基本料金が安くなる場合がある
• 通話料金が安くなる
• アナログ電話の電話番号がそのまま使える
• 同じ電話サービス同士の場合通話料が無料になる場合がある

電話の基本料金が安くなる場合がある

光電話はアナログ電話に比べて月額基本料金が安くなる場合が多いです。

ただ、それは光電話の基本料金のみの話で、ほとんどの場合インターネットとセットとなること、つまりインターネットの基本料金が追加されることを理解しておきましょう。

そのため、光電話だけを利用する場合はかえって月額基本料が高くなる場合もあります。

通話料金が安くなる

アナログ電話の通話料金は、一般的な固定電話のサービスの場合、かける相手との距離と時間帯によって9.35円/3分〜44円/3分ほどと大きな差があります。

※離島など特別扱いとなる区域への通話を除く

参照：固定電話･公衆電話の通話料金｜加入電話の料金ご案内｜NTT西日本

一方で、例えばeo光の場合はアナログ電話よりも通話料が少し安くなります。

• 近畿2府4県と福井県：8.14円/3分
• 上記エリア以外：8.8円/3分

遠方に電話をかけることが多い人は特に光電話にしたほうがよいでしょう。

アナログ電話の電話番号がそのまま使える

アナログ電話から光電話に切り替える場合、電話番号はそのまま使えます。

また、電話機も古すぎる電話でなければそのまま利用できる可能性が高く、新たに電話機を用意する必要もありません。

ただ、一部、決まった事業者でしか利用できない電話機も存在するので申し込み前に確認するのがおすすめです。

同じ電話サービス同士の場合通話料が無料になる場合がある

光電話のサービスのなかには、かける相手が同じサービスを利用している場合、通話料が無料になるケースがあります。

例えば親子それぞれの家で同じ光回線を使っていれば、固定電話で無料通話し放題にすることも可能です。

よく固定電話で通話する友達がいる場合も、同じくサービスを統一すれば、通話料無料になるかもしれません。

例えばeo光なら、eo光電話同士の通話料は無料になります。

サービスページ：eo光電話（戸建て向け）｜光回線のeo光 [イオ] 公式サイト

光電話のデメリット3つ

一方、光電話のデメリットは以下の3つです。

• 光ファイバーに障害が起きるとインターネットも電話も使えなくなる
• 別の光回線に乗り換えるときに電話番号を引き継げない場合がある
• 光回線の設備がない場合は新たに契約・工事をする必要がある

光ファイバーに障害が起きるとインターネットも電話も使えなくなる

光電話は、インターネットと同じ光ファイバーを利用しています。

そのため、光回線の設備が使えなくなると、インターネットだけでなく電話も一緒に利用不可になります。

また、利用している光回線の事業者がメンテナンスを行う場合も、光電話が使えなくなる場合があります。

別の光回線に乗り換えるときに電話番号を引き継げない場合がある

もし、現在アナログ電話を利用しておらず、光回線導入と一緒に新規で固定電話番号を取得する場合、注意が必要です。

なぜなら、光回線契約時に新規取得した番号の場合、乗り換えの際に番号を引き継げない可能性があるからです。

電話番号を引き継げない場合は番号が変わるので、連絡先が変更になった旨を各所へ伝える必要があります。

また、アナログ電話から光回線に引き継いだ電話番号でも、収容局の変更をともなう引越しの場合、電話番号が変わることも理解しておきましょう。

光回線の設備がない場合は新たに契約・工事をする必要がある

光電話を利用するには、光ファイバーを自宅に引き込むなど、光回線の設備を整える必要があります。

そのため、まだ自宅に回線が引かれていない場合は、開通工事をおこなわなければいけません。

基本的に工事費が発生しますが、サービスによってはキャンペーンで実質無料にもできます。

例えばeo光の場合、高額な工事費が実質無料になり、かなりお得に光回線を契約することが可能です。

サービスページ：eo暮らしスタート割（標準工事費割引） | 光回線のeo光 [イオ] 公式サイト

※キャンペーンの内容は予告なく終了および内容を変更する場合がございます。

光電話はどんな人におすすめ？

光電話がおすすめな人の特徴は以下のとおりです。

• 光回線をこれから導入する、あるいは導入済みで、アナログ電話を使っている人
• 携帯だけでなくWi-Fiなどのインターネットを利用したい人

光電話は、インターネットとセットで利用すると、基本料金と通話料金のコストダウンが期待できます。

そのため、アナログ電話と光回線を同時に利用しているなら、どちらも光回線を使うサービスに統合して安くしたほうがよいでしょう。

ただし、光回線でのインターネットを必要としない方、携帯電話で十分な方はおすすめできません。

なぜなら、不要なインターネットの基本料金を支払わなければならず、逆に料金が高くなることもあるからです。

光電話の申し込み方法

続いて、光電話の申し込み方法を解説します。

• 光回線申し込み
• オプションで光電話を申し込む
• 新規番号取得か電話番号を引き継ぐかを選ぶ
• 工事が必要な場合は工事をする
• 電話の設定が必要な場合は設定を行う

光電話を申し込む際は、まず光回線の申し込みを行いましょう。

光回線を申し込む際にオプションとして光電話を申し込むと、光電話の申し込みも同時に完了します。

その際、新規で電話番号を取得するのか、現在の電話番号をそのまま使うのかを選択しましょう。もし電話番号を引き継げない場合は、新規番号取得でしか申し込めません。

その後、必要に応じて開通工事や電話機の設定を行いましょう。

光回線によっては、電話機の接続を自身で行うか、有料の設定サポートを利用しなければならない場合もあるので注意が必要です。

例えばeo光であれば、工事内容に電話機への接続まで含まれており、安心して光電話を利用できるためおすすめです。

光電話を利用するならeo光がおすすめ

関西で光電話を利用したいならeo光がおすすめです。

なぜなら、インターネットの月額基本料金に+314円を加えるだけで、アナログ電話と同じ電話番号で利用できるからです。

また、工事員が電話機の接続まで担当し、電話機接続時のトラブルも起こりにくく安心です。光電話を初めて利用する方にもおすすめといえるでしょう。

そしてeo光電話が付属するインターネットサービスである「eo光ネット」にも数々のおすすめポイントがあります。

eo光ネットの特長や実際に利用されているお客さまの声については以下の記事も参考にしてください。

関連記事：eo光の評判を徹底調査！近畿で満足度No.1は本当なの？

光電話の特徴を理解してお得に快適に利用しよう

光電話について、概要やメリットデメリットを解説しました。

光電話は、主に光回線のインターネットのオプションとして提供されています。

また、インターネットとセットで利用することで、電話の基本料金や通話料金がお得になります。

ただし、インターネットを利用しない場合は、インターネットの基本料金分が高くなってしまうのでおすすめできません。

もし、光回線をこれから導入する、あるいは導入済みで、アナログ電話を使っている人は、光電話の導入を検討してみましょう。

サービスページ：eo光電話（戸建て向け）｜光回線のeo光 [イオ] 公式サイト