更新日:2025/11/28
光回線

光回線の工事でよくあるトラブルと対処法!トラブルを未然に防ぐには?

光回線の工事でよくあるトラブルと対処法!トラブルを未然に防ぐには?

一般的に、光回線を利用するためには開通工事が必要です。

工事自体はそれほど大掛かりなものではなく、比較的短時間で終了するケースが大半です。しかし、なかには工事の予約段階や当日にトラブルが発生する場合もあります。

トラブルが起きて光回線の開通が遅れてしまうと、インターネットを利用できず、生活や仕事にも影響が及ぶ可能性があります。

そこで本記事では、光回線の工事でよくあるトラブルと、リスク回避のために押さえておきたいポイントをまとめました。トラブルが起きたときの対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

光回線の工事でよくあるトラブル

光回線の工事でよくあるトラブル

光回線の工事に関するトラブルには、次のようなものがあります。

  • 準備が不十分で工事がスムーズに進まない
  • 工事費用が想定よりも高額になる
  • 工事中に内装や備品が損傷する
  • 工事の予約が取れない
  • 当日になって工事ができないといわれる
  • 工事業者の到着が遅れる/工事の延期を伝えられる

それぞれのケースについて、以下で詳しく解説します。

準備が不十分で工事がスムーズに進まない

光回線の工事をスムーズに進めるためには、当日までにさまざまな準備が必要です。工事業者または契約者自身の準備が不足していると、工事に余計な時間がかかったり、中断されたりするケースがあります。

工事業者の問題は利用者で対応できませんが、契約者側も当日までに以下のような準備を行っておきましょう。

  • 光コンセントやONU(光回線終端装置)の設置場所をあらかじめ決めておく
  • 業者が作業しやすいようスペースを確保する

最近の回線終端装置はWi-Fi機能を内蔵しているものが多いため、そうした機器の場合は、家の中心付近に設置すると家中に電波が届きやすくなります。

なお、賃貸物件の場合は、光回線の契約や工事の前に、管理者やオーナーからの許可が必要な場合があります。また、許可を得たあとも、管理者やオーナーへの連絡が不十分だと工事がスムーズに進まない可能性があるため、注意が必要です。

なお、分譲マンションの場合でも、工事内容によっては理事会の承認が必要となる場合があります。

工事費用が想定よりも高額になる

工事費用が想定よりも高額になることも、よくあるトラブルの一つです。

光回線の工事では、標準工事の範囲を超えた作業が発生した場合などに、追加費用が発生することがあります。例えば、土日祝日や早朝・深夜などの時間帯に工事を行う場合は、通常よりも費用がかさむ可能性もあるでしょう。

また、工事費用の割引キャンペーンの適用条件から外れることで、予想外に費用が高額になってしまうケースも考えられます。キャンペーンを利用したい場合は、回線事業者の公式ホームページや問い合わせ窓口などで適用条件をしっかり確認しておきましょう。

工事中に内装や備品が損傷する

光ファイバーケーブルを室内に引き込む作業中に、作業員の不注意によって部屋の内装や備品に傷がつくこともあります。よくあるケースは、以下のとおりです。

  • 工具を落として床を傷つける
  • 工具が壁紙にこすれて破れる
  • 備品を移動する際に破損させる など

また、ケーブルを引き込むために壁に穴を開ける際、想定よりも大きな穴が開いてしまうケースも見られます。壁に大きな穴が開くと美観が損なわれるだけでなく、賃貸物件の場合は退去時のトラブルにも発展しかねません。

工事の予約が取れない

工事の予約がなかなか取れず、光回線の開通が遅れてしまうケースもあります。

通常、光回線工事の予約は回線契約の申し込み後に行います。しかし、希望する日程が必ずしも空いているとは限りません。

特に、繁忙期である引越しシーズンは予定が埋まりやすく、開通まで2カ月程度かかる場合もあります。

当日になって工事ができないといわれる

可能性としては低いですが、光回線の工事当日になって、業者から「工事ができない」と連絡を受けるケースもあります。例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • 現場の状況を調査したところ、配管の劣化が確認された
  • 電柱から建物までの距離が遠すぎて、光ファイバーケーブルを引き込めない

また、集合住宅の場合、集合装置のあるMDF室に業者が立ち入れなかったり、装置のポートに空きがなかったりして、工事が実施できない場合もあるでしょう。

工事業者の到着が遅れる/工事の延期を伝えられる

工事業者の到着が予定よりも遅れてしまい、工事開始が後ろ倒しになるケースもあります。具体的には、以下のような原因が考えられます。

  • 前の工事が長引いてしまった
  • 道路が混雑していた

また、業者のスケジュール調整のミスや悪天候などが原因で、当日に延期を伝えられるケースもあるでしょう。特に、繁忙期である引越しシーズンは、スケジュールの調整ミスが起こりやすいので注意が必要です。

光回線工事のトラブルを回避するためのポイント

光回線工事のトラブルを回避するためのポイント

ここからは、光回線の工事に関するトラブルを回避するためのポイントを解説します。

以下の6つのポイントを押さえて、工事に関するリスクを最小限に抑えましょう。

工事ができるか確認する

光回線の工事を開始しようとした段階で「工事ができないこと」が発覚すると、その場で作業が中断されてしまいます。そうなると、工事の予約も取り直しとなり、光回線の開通が大幅に遅れかねません。

こうした事態を避けるためにも、契約したい回線の工事が可能かどうか、利用者が確認できる範囲のことは事前にチェックしておきましょう。例えば、集合住宅の場合は、すでに別の光回線が建物全体に導入されていないかなどを確認します。建物全体で導入されている回線がある場合は、原則としてその回線を使用することになるためです。

しかし、利用者に確認できる範囲は限られてしまうのが実情。工事の可否を判断するには、建物の配管状況や集合装置の空きポートの状況などの専門的な項目もチェックする必要があるため、業者に事前調査を依頼する方が確実です。

賃貸の場合は管理会社やオーナーとの情報共有を欠かさない

賃貸物件の場合は、管理会社やオーナーと密に連絡を取ることが大切です。

まず、光回線の導入にあたって壁に穴を開ける必要があるケースや、建物全体に導入されている回線とは別の光回線を契約するケースなどは、必ず事前に許可を取っておきましょう。許可がないまま工事を申し込むと、トラブルに発展する可能性があります。

また、工事の日程が決まったら、管理会社やオーナーへ速やかに共有しましょう。工事の内容によっては、管理者の立ち会いが求められる場合もあるため、情報共有を欠かさず行うことが重要です。

光コンセントやONUなどの設置位置を決めておく

光回線の工事をスムーズに進めるためには、光コンセントやONU(光回線終端装置)などの設置位置をあらかじめ決めておくことも大切です。

光コンセントの設置場所としては、既存の電話用のモジュラージャックやエアコンダクト、テレビ用のアンテナ端子の近くなどが一般的です。また、ONUやルーターは、基本的にその光コンセントの近くに設置します。

パソコンの配置や配線なども考慮し、最適な場所を選んでおきましょう。

工事費用の総額を確認しておく

工事費用の総額をあらかじめ把握しておくことも、トラブル回避につながります。

基本料金とは別に追加料金やオプション料金が加算されないか確認し、最終的に工事費用がいくらかかるのかを把握しておきましょう。

多くの回線事業者は、公式サイトで工事費用の目安を記載しています。不明点がある場合は窓口に問い合わせるなどして、コストを明確化しておくことが重要です。

当日までに業者の作業スペースを確保する

工事業者が作業を行うには、十分なスペースが必要です。

光コンセントやONUなどの設置位置を決めたら、業者が到着するまでに、その周りのスペースを確保しておきましょう。業者がくる前に部屋を片付けておかないと、工事開始までに余計な時間がかかってしまいます。

また、部屋を片付けておくことは、物損リスクを抑えることにもつながります。家具や家電などはできるだけ別の場所に移動させ、十分な作業スペースを確保しましょう。

できるだけ繁忙期を避ける

繁忙期は工事の予約に関するトラブルが起こりやすいので、可能であれば避けるのがおすすめです。光回線工事の繁忙期は、引越しシーズンにあたる2月〜5月です。そのほか、転勤や異動の多い9月〜10月や、年末年始の休みを利用して申し込む人が多い12月〜1月も、依頼数が多くなります。

比較的予約の取りやすいのは、6月〜8月です。引越しなどの期日が決まっていない場合は、なるべくこの時期に工事を申し込むとよいでしょう。また、土日よりも平日の方が予約が取りやすい傾向があります。

ただし、繁忙期を避けても、必ずしもすぐに工事ができるとは限りません。「開通が間に合わない」ということのないよう、スケジュールに余裕を持って申し込むことが大切です。

光回線の工事でトラブルが起きた場合の対処法

光回線の工事でトラブルが起きた場合の対処法

光回線の工事でトラブルが発生した場合は、まずは工事業者や回線事業者のお問い合わせ窓口に相談しましょう。

物損など工事業者に過失がある場合は、基本的には弁償してもらえる可能性が高いといえます。

「事前に聞いていた内容とは違う金額を請求された」など、工事費用に関するトラブルは、国民生活センターなどに相談するのもおすすめです。

まとめ

光回線の工事では、さまざまなトラブルが発生する場合があります。トラブルを未然に防ぐためには、事前の準備や確認が欠かせません。

しかし、利用者側で対応できることには限りがあります。開通工事は回線事業者が手配するものなので、まずは信頼できる回線事業者を選ぶことが大切です。

関西圏で光回線サービスを提供する「eo光」では、開通工事の前に宅内調査を実施しています。光ファイバーケーブルの引き込み方法や、通信機器の設置位置などを確認してから工事を行うので安心です。

また、申し込みから工事が行われ、利用開始となるまでの進捗状況はLINEやアプリで手軽に確認可能です。

また、eo光では、開通工事費の割引キャンペーンを行っています。標準工事費29,700円を月々の利用料から割引することで、工事費用が実質無料となります。

ほかにもおトクなキャンペーンを多数実施しているので、この機会にぜひチェックしてみてください。

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