更新日:2024/10/18
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【インターネット無料の賃貸物件】メリット・デメリットは?通信速度が遅い場合の対処法も解説

【インターネット無料の賃貸物件】メリット・デメリットは?通信速度が遅い場合の対処法も解説

「インターネット無料の賃貸物件」は、入居者自身でインターネット回線の契約をしたり、インターネットの利用料を支払ったりする必要のないお得な物件です。ただし、いくつかデメリットとなる点や注意点もあります。

本記事では、インターネット無料の賃貸物件のメリット・デメリットと、インターネット無料の賃貸物件に向いている方・向いていない方について解説します。すでに入居されている方に向け、通信速度が遅い場合の対処法も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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目次

インターネット無料の賃貸物件とは?

インターネット無料の賃貸物件とは?

インターネット無料の賃貸物件とは、物件のオーナーがすでに回線事業者やプロバイダーと契約しており、入居後すぐにインターネットが利用できる状態の物件です。

インターネットの利用料は家賃や共益費などに含まれており、別途で支払う必要はありません。

インターネット無料の物件は、物件情報サイトの詳細部分に「インターネット完備」などと記載されています。物件のエントランスなどに「インターネット完備」の看板が設置されていることもあるでしょう。

インターネット「対応」との違い

インターネット「対応」との違い

インターネット完備物件の他に「インターネット対応」とされている物件がありますが、こちらは、インターネットを無料で利用できる物件ではありません。あくまで「物件の中まで回線が通っている」状態を指します。

このような物件でインターネットを利用するには入居者自身で契約し、利用料金を支払う必要があります。

なおマンションでは、配線方式によっては部屋までの回線引き込み工事が必要になるケースがあります。戸建ての賃貸物件の場合は、すでに部屋までの回線引き込み工事が行われていれば工事が不要です。

いずれの場合も基本的に配線が完了している回線を利用することになるため、回線事業者の選択肢が限られるという点に注意が必要です。契約したい回線事業者がある場合は、新たに回線を引き込むことが可能かどうかを物件のオーナーへ確認しましょう。

インターネット無料の賃貸物件のメリット

インターネット無料の賃貸物件のメリット

インターネット無料の賃貸物件には、主に3つのメリットがあります。

インターネットを無料で利用できる

インターネット無料の賃貸物件の最大のメリットは、インターネット利用料が家賃や共益費などに含まれているため、独自に支払う必要がない点です。

物件のオーナーが契約している回線以外の固定回線を利用したい場合、自身で回線事業者と契約し、利用料金を支払う必要があります。​

入居後すぐにインターネットを利用できる

インターネット無料の賃貸物件は、すでに物件のオーナーがインターネット回線の契約を済ませており、部屋までの配線も完了しているため、入居後すぐインターネットを利用できます。

インターネットに接続するためにはモデムやONU(光回線終端装置)、Wi-Fiルーターなどといった機器が必要ですが、インターネット無料の賃貸物件の多くにはこれらの機器が設置されています。

ご自身のデバイスのインターネット設定を完了すれば、すぐに利用可能です。

開通工事が不要

インターネット無料の賃貸物件は、インターネット対応物件と異なり、インターネットを利用するための配線が完了していることがほとんどです。そのため、部屋の中での開通工事が必要ありません。

工事の日程を決める手間や工事の立ち会いも不要となるため、時間の都合がなかなかつかない方にとってはありがたいでしょう。

インターネット無料の賃貸物件のデメリット

インターネット無料の賃貸物件のデメリット

自身での契約が不要な上、インターネットが無料ですぐに利用できるお得な賃貸ですが、利用する方によってはデメリットとなりうる点もあります。

快適に通信できない恐れがある

インターネット無料の賃貸物件は、すでに物件のオーナーが回線の契約をしているため、自身で回線事業者やプランを選ぶことはできません。そのため、いつでも快適な通信速度を期待できるとは限らないでしょう。

また、1つの回線を各部屋で共有していることがほとんどであるため、インターネットが多く利用される時間帯には回線が混雑し、通信速度が低下する恐れがあります。

例えば、高画質の動画視聴やオンラインゲームなどの大容量通信を行う場合は、快適に楽しめないこともあるでしょう。

Wi-Fiルーターを購入しなければならない場合がある

インターネットを無線で利用するためにはWi-Fiルーターが必要ですが、全てのインターネット無料の賃貸物件にWi-Fiルーターが設置されているわけではありません。

その場合、自身でWi-Fiルーターを購入する必要があるため、事前に確認する必要があります。

なお、Wi-Fiルーターの一般的な価格は3,000円〜20,000円程度です。

インターネットの使用料が家賃に上乗せされているケースがある

「インターネット無料」の賃貸物件では、実質としては「無料」というよりも、インターネット利用料が家賃や共益費に上乗せされているともいえます。

地域の他のマンションよりも家賃や共益費などが高額となってしまっているケースもあるため、気になる方は、家賃相場と入居を検討しているマンションの家賃とをしっかり比較しましょう。

インターネット無料の賃貸物件が向いている方

インターネット無料の賃貸物件が向いている方

デメリットもある「インターネット無料の賃貸物件」ですが、以下のような方にとっては向いている物件といえるでしょう。

  • インターネットを利用するための契約や機器の準備が面倒

    すでに物件オーナーが回線事業者やプロバイダーと契約しているため、自身での契約・機器の準備は不要です。
    ※自身でWi-Fiルーターなどを用意しなければならないケースもあります

  • 利用する回線事業者・プロバイダーにこだわらない

    好きな回線事業者・プロバイダーと契約することはできませんが、こだわりがない方にとってはデメリットにならないでしょう。

  • 高速な通信速度が求められる通信を頻繁に行わない

    回線が混雑しているときは通信速度が低下するリスクがありますが、大容量のデータの送受信や、一定以上の通信速度が求められるオンラインゲームなどを頻繁にしない方にとっては、気にならないケースが多いでしょう。

インターネット無料の賃貸物件が向いていない方

インターネット無料の賃貸物件が向いていない方

以下のような方にとっては「インターネット無料の賃貸物件」は向いていないといえます。

  • 利用したい回線事業者が決まっている

    すでに物件のオーナーが回線を契約済みなので、自身が利用したい回線事業者を選ぶことはできません。

  • 大容量データの送受信を行う機会が多い

    光回線を直接導入した場合と違い、ファイルサイズの大きい容量のデータの送受信や動画視聴、多数のデバイスのWi-Fi接続などを行うときは快適な速度での通信ができない可能性があります。

  • 高速通信や安定した通信が求められる趣味がある

    オンラインゲームをプレイする場合、ラグが生じ操作がすぐに反映されない場合があります。特に、バトル、アクション、レース系のオンラインゲームには、安定した通信環境が必要です。

通信速度に満足できない場合の対処法は?

通信速度に満足できない場合の対処法は?

現在インターネット無料の賃貸物件に住んでいる、または入居を検討しているものの、通信速度が遅いと感じる・通信速度に不安があるという場合があるかもしれません。

インターネットをできる限り快適に利用するための対策として、以下の点をチェックしてみてください。

  • Wi-Fiルーターとデバイスの距離を近づける

    双方の間に障害物や壁がある場合は、ルーターとデバイスを物理的に近づけてみましょう。

  • デバイスを再起動する

    デバイスを再起動するだけで、通信速度が改善される場合があります。

  • Wi-Fiルーターを再起動する

    再起動と併せて、接続ケーブルに劣化や問題がないかどうかも確認してみましょう。また、LANケーブルの抜き差しで通信速度が改善する場合もあります。

  • 接続している端末の数を減らす

    使用していないデバイスの電源やWi-Fiをオフにしてみましょう。

  • 周波数帯を変更する

    Wi-Fiの周波数帯には、主に5GHzと2.4GHzがあります。

    5GHz帯は、ほかの無線との干渉が少なく通信が安定しているのが特徴です。ただし、障害物に弱く、長距離通信には向いていません。一方、2.4GHz帯は障害物に強く遠くまで電波が届くのが特徴です。ただし、電波干渉に弱く通信が不安定になりやすいという弱点もあります。Wi-Fiルーターの配置に問題がない場合、一般的には5GHz帯のほうが高速通信に適しています。間取りや家具の位置などに合わせて、周波数帯を選んでみてください。周波数帯は、デバイスのWi-Fi設定画面で切り替えが可能です。ただし、デバイスによっては5GHz帯が利用できない場合もあります。

  • 特に通信速度を安定させたいデバイスは、有線で接続する

    有線で接続すると、Wi-Fiルーターと機器の間の障害物や電波干渉の影響を受けにくくなるため、有線接続の方が通信速度が安定しやすいでしょう。

  • 回線が混雑する時間帯を避けて利用する

    一般的に、夕方〜夜間、休日は回線が込み合う傾向にあります。

まとめ

インターネット無料の賃貸物件は、回線事業者やプロバイダーにこだわりがなく、高速な通信速度を安定的に求められる通信をしない方にとってはお得な物件といえるでしょう。

一方で、リモートワークやオンラインゲームなどインターネットを利用する機会が多い方は、インターネット完備の物件ではなく、安定した回線を提供する回線事業者を自身で選び契約するのがおすすめです。なお、光回線を利用したい場合は、賃貸物件へ入居する際に光回線が使えるかどうかを確認しましょう。

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賃貸で光回線によるインターネットを楽しみたいなら、ぜひeo光ネットをご検討ください。

すでにeo光ネットが導入されているマンションについては、こちらから検索できます。

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