更新日：2025/03/14

光回線

インターネット環境とは？種類や特徴・選び方までわかりやすく解説！

インターネット環境とは、インターネットへの接続環境を指す言葉です。「固定回線」と「モバイル回線」の2種類に大別され、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

本記事では、インターネット環境の詳細から選び方までをわかりやすく解説しますので、ぜひ、自分に合ったインターネット環境を構築するための参考にしてください。

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インターネット環境とは？
- 固定回線の特徴
- モバイル回線の特徴
固定回線の主な種類・利用方法
- 光回線
- CATV（ケーブル回線）
モバイル回線の主な利用方法
【比較のポイント】インターネット環境の選び方
超高速・超安定のインターネット環境をお望みなら「eo光」！
まとめ

インターネット環境とは？

インターネット環境とは、インターネットに接続するための回線環境のことで、大きく「固定回線」と「モバイル回線」の2種類に分けられます。

はじめに、それぞれのインターネット環境の特徴を把握しておきましょう。

固定回線の特徴

固定回線とは、屋外の電柱などから宅内に直接回線を引き込んで利用するインターネット回線のことです。

固定回線では回線の引き込み工事が必要なため、開通するまでやや時間がかかる場合があります。また、外出先ではインターネットに接続できません。

しかし、屋内利用においては高速で安定した通信を得やすい点が固定回線の大きな魅力です。

モバイル回線の特徴

モバイル回線とは、携帯電話回線などを介し、無線通信を利用してインターネットに接続する回線のことです。モバイル回線では固定回線のような工事は不要で、機器が届けばすぐにインターネットを利用できます。

モバイル回線では、電波状況によって通信速度が不安定になる場合や、契約プランによってはデータ容量の上限を超えると速度制限がかかる場合がある点に注意が必要です（データ容量無制限のプランも存在します）。

一方で、モバイル回線は電波の届く範囲であればどこに移動してもインターネット通信が可能なため、出先でのインターネット利用が多い方に向いています。

固定回線の主な種類・利用方法

ここからは、固定回線についてさらに詳しく解説します。

固定回線には、主に「光回線」と「CATV（ケーブル回線）」の2種類があります。それぞれの利用方法や特徴を確認しておきましょう。

光回線

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用したインターネット回線のことです。

光回線では、電気信号ではなく光信号を使ってデータを送受信するため、高速な通信が可能です。また、光ファイバーは外的要因の影響を受けにくい素材でできているため、安定した通信を実現できます。

一般的な光回線では光回線事業者とプロバイダーの両方と契約する必要がありますが、「〇〇光」といった一体型のサービスであれば、契約先や問い合わせ先が一か所にまとめられます。料金プランは月額固定でデータ通信量の制限が設けられていないものが一般的なため、高画質の動画視聴や、大容量のデータ通信の際にも安心して利用できるでしょう。

さらにオプションを契約することで、光電話の利用やテレビ視聴ができる場合もあります。

CATV（ケーブル回線）

CATV（ケーブル回線）とは、ケーブルテレビの有線回線を利用したインターネット回線のことです。ケーブルテレビ事業者と契約することで利用できる回線で、ケーブルテレビや電話接続サービスとセットでも契約できます。

CATVは対応エリアが限定的な一方で、光回線が利用できない地域や建物でも利用できる場合があるのがメリットです。また、光回線と比較すると通信速度が遅いというデメリットもありますが、近年はケーブル回線と光ファイバーを組み合わせた高速回線を提供する事業者も登場しています。

モバイル回線の主な利用方法

続いて、モバイル回線の利用方法を確認しておきましょう。

モバイル回線の主な利用方法は以下の3つです。

モバイルWi-Fi（モバイルルーター）
ホームルーター
テザリング

それぞれ詳しく紹介します。

モバイルWi-Fi（モバイルルーター）

最初に紹介するのは、モバイルルーターとも呼ばれるモバイルWi-Fiを使い、モバイル回線でインターネットに接続する方法です。モバイルWi-Fiは持ち運びが可能なため、対応エリア内であればどこでも手軽にWi-Fi環境を構築できます。

モバイルWi-Fiは小型で軽量な上、本体にバッテリーが内蔵されているため、外出先や移動中でも快適にインターネットを利用できます。また、工事が不要で端末が届けばすぐに使い始められる手軽さも魅力です。

ホームルーター

続いて紹介するのは、ホームルーター（モバイル回線用の据え置き型Wi-Fiルーター）を使ってインターネットに接続する方法です。

ルーター自体にバッテリーが内蔵されていないためモバイルWi-Fiのように屋外に持ち出して使うことはできないものの、工事不要でコンセントにつなぐだけで利用できます。そのため、引っ越しが多い家庭や、回線の引き込み工事ができない物件での利用に向いているでしょう。

ただし、サービスによっては登録住所以外での利用を禁止している場合があるため、引っ越し後などにも使えるかどうかの事前確認が必要です。

テザリング

最後に紹介するのは、スマートフォンなどモバイルデータ通信が可能な端末をアクセスポイントとして、ほかの機器をインターネットに接続する方法です。「Wi-Fi」「Bluetooth」「USB」と3つの接続方法があり、利用シーンに合わせて選択できます。

テザリングによって外出先でも手軽にインターネット環境を構築できますが、携帯電話キャリアや契約プランによってはテザリング利用が有料な場合や、オプション契約が必要な場合があります。

さらに、テザリング中はバッテリーやデータ通信量の消費も大きくなるため、長時間インターネットを使用したり、大容量のデータをやり取りしたりする場合は、ほかのインターネット環境を選択するのがおすすめです。

【比較のポイント】インターネット環境の選び方

インターネット環境を選ぶ際に着目したい比較ポイントは、主に以下の4つです。

回線の速度と安定性
初期費用・月額料金
対応エリア
サポート体制

ここからは、ポイントごとに詳細を解説します。

比較ポイント①回線の速度と安定性

テレワークや動画の閲覧、オンラインゲームなどのためにインターネット環境を整備するのであれば、回線の速度と安定性の確認は欠かせません。安定的な高速通信を重視する場合、平均通信速度が速い回線や、IPv6接続に対応したプロバイダーを選ぶとよいでしょう。

IPv6は、データの通信規格の一つです。IP（インターネットプロトコル）という通信規格のうちの6番目のバージョンのことで、これまで主流とされてきたIPv4より速度が速いわけではありません。しかしWebサイトや端末のなかにはIPv6のアドレスからのアクセスを優先するところもあるため、IPv6対応の回線に切り替えることでアクセスが早く感じられるようになる可能性があります。

通信速度の目安は、Web会議や動画視聴であれば20～50Mbps、オンラインゲームを快適にプレイするには50～100Mbps程度です。「bps」は通信速度の単位で、1秒間に転送できるデータ量を表します。数値が大きいほど短時間で多くのデータを送受信でき、快適な通信が可能です。

比較ポイント②初期費用・月額料金

インターネット回線の初期費用や月額料金は、回線の種類や提供事業者によって異なります。また、事業者によっては他サービスとのセット割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを実施していることがあるため、これらも考慮して比較検討し、予算に合った回線を選ぶとよいでしょう。

比較ポイント③対応エリア

インターネット回線は、回線の種類や提供事業者によって対応エリアが異なります。特に固定回線の場合は専用回線を利用するため、専用ケーブルが通ってない（もしくは通せない）地域や建物ではサービスを利用できません。お住まいの地域や建物がサービス対象エリア内かどうか、事前に確認する必要があります。

比較ポイント④サポート体制

インターネット回線にまつわるトラブルや不具合が発生した場合、専門的な知識がないと解決が難しいこともあります。そういった万が一の際に備えて、いつでもサポートを依頼できる事業者を選んでおくと、迅速な復旧につながりやすいでしょう。

また、問い合わせのしやすさも重要なチェックポイントです。電話やチャット、電子メールなど、自分が利用しやすい方法でのサポートが提供されているか、サポートページが丁寧で分かりやすいかなども確認しておくとよいでしょう。

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