光回線が突然つながらない！3つの原因と今すぐできる対処法9選を解説

「突然、光回線がつながらなくなった！」

こんな状況になったら、仕事やプライベートで困ってしまいますよね。

どのように原因を切り分けて解決すればいいのか？正直いってわからない方が多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、光回線がつながらない原因とすぐにできる対処方法をわかりやすく解説していきます。

原因を特定するための考え方についても詳しくお伝えします。

この記事を読めば、光回線でインターネットにつながらないという問題がスムーズに解決できるでしょう。

光回線が突然つながらない3つの原因とは？

光回線が突然つながらなくなる原因には、以下3つのケースが考えられます。

1. デバイス側に原因がある場合
2. ネットワーク機器に原因がある場合
3. 光回線側に原因がある場合

1つずつ、順番に見ていきましょう。

1.デバイス側に原因がある場合

まず、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイス側から見ていきます。

各デバイスのソフトウェアやハードウェアの障害、もしくは故障が原因でインターネットに接続できない場合があります。

デバイスに原因があるかどうかは、ほかのパソコンやスマートフォンがインターネットにつながるかどうかで判断可能です。

ほかのデバイスでも接続できない場合は、「ネットワーク機器」か「光回線」に原因があります。

2.ネットワーク機器に原因がある場合

次に、ONU（光回線終端装置）や無線ルーターなどのネットワーク機器を確認します。

機器の故障やケーブル類の断線・抜け、ネットワークの誤った設定などがある場合も、インターネットに接続できません。

電源ケーブルやLANケーブルが抜けていないか、ONU（光回線終端装置）や無線ルーター本体のアラームランプなどに異常はないかなどをチェックするところから始めましょう。

また、雷などの外的要因でONUが壊れてしまう場合もあります。

関連記事：光回線終端装置(ONU)って何？モデム・ルーターとは違う役割

3.光回線側に原因がある場合

最後に、契約している光回線事業者の回線状況をチェックします。

デバイスやネットワーク機器に異常がなければ、大元の光回線に原因がある可能性があります。

通信障害が起きているときはインターネットに接続できませんし、メンテナンス中であっても同様に利用できません。

また契約者側の問題で、月額料金の滞納があればサービスの利用はできなくなります。

光回線でインターネットにつながらないときの原因を特定する方法

インターネットが突然つながらない状況を想定して、どのように原因を特定するべきかについて解説していきます。

最初に試してほしいのが、機器の再起動です。

パソコンやスマートフォン、ONU、無線ルーターをそれぞれ再起動すれば改善する場合が実際のところ多くあります。各機器の電源をいったん落として、起動するだけです。

なぜなら、再起動すると機器の障害やエラーがクリアされて、インターネットに接続できるようになる場合があるからです。

「電源オフにして2〜3分放置して、電源を入れる」という作業を、以下のいずれかの順番で実施しましょう。

• パソコン・スマートフォン⇒ルーター⇒ONU
• ONU⇒ルーター⇒パソコン・スマートフォン

再起動を試しても改善しない場合は、以下の方法で原因を切り分けていきます。

1. ほかのデバイスで接続する
2. 有線接続する
3. 障害情報・メンテナンス情報を確認する

上記の順番に沿って、試していきましょう。

1.ほかのデバイスで接続する

再起動しても改善しなければ、ほかのパソコンやスマートフォンを使用して接続できるか試してください。

• 接続できたら原因はデバイス側にある
• 接続できなければ原因はネットワーク機器もしくは光回線にある

と切り分けることが可能です。

2.有線接続する

デバイスを変えても状況が変わらなければ、ネットワーク機器や光回線側に原因があります。

そのようなときは、デバイスとONUを有線で接続します。

• 有線接続してもつながらなければ光回線もしくはONUに原因がある
• 有線ではつながるがWi-Fiで接続できない場合は無線ルーターに原因がある

と判断できます。

3.障害情報・メンテナンス情報を確認する

有線接続してもインターネットにつながらない場合は、契約している光回線事業者の公式サイトから障害やメンテナンスに関する情報がないかチェックしましょう。

光回線とプロバイダーの契約が別々の場合は、それぞれ確認してください。

もし事業者側に原因がなければ、ONUが故障している恐れがあります。

このように1つずつ丁寧に切り分けていくことで、光回線がつながらない原因が「デバイス」「ネットワーク機器」「光回線」のどれにあるのか見当を付けられるようになります。

次章からは、それぞれの対処法9選を詳しくお伝えします。

デバイス側に原因がある場合の対処法

光回線がつながらない原因が、デバイス側にある場合の対処法は下記です。

• デバイスを再起動する
• Wi-Fi設定や機内モードを確認する

デバイスを再起動する

パソコンやスマートフォンを再起動すれば、インターネット回線につながる場合があります。

インターネットに接続できないとき以外にも、何かしら問題や障害が起きたときに再起動は有効な方法です。

パソコンに詳しくない方でも簡単にできるため、とりあえず再起動して改善するか確認してみてください。

Wi-Fi設定や機内モードを確認する

Wi-Fi機能がオフになっていると、無線接続はできません。また、スマートフォンなどの場合機内モードがオンになっている場合もWi-Fiを利用できません。

意図せずに設定が変更されている場合があるため、一度チェックしましょう。

ネットワーク機器に原因がある場合の対処法

光回線のつながらない原因が、ネットワーク機器にある場合の対処法は下記です。

• 機器や配線の接続に問題がないか確認する
• ケーブル類が切れていないかチェックする
• ONUやルーターを再起動する
• 有線接続して確認する

機器や配線の接続に問題がないか確認する

ONUやルーターの接続に問題がないかチェックしてください。電源コードやケーブル類が抜けていたり、機器の電源が切れていたりする場合があります。

配線方法が間違っていると、インターネットに接続できないため、この点もチェックしなければなりません。

例えば、光回線サービス「eo光（戸建て向け）」の場合、固定電話とネットを1ギガサービスで申し込みすると、以下の図のように配線する必要があります。

引用：eo光多機能ルーターの配線・接続方法【eo-RT100 / eo-RT110】｜eoユーザーサポート

他社であっても「壁⇒ONU⇒ルーター⇒デバイス」の順に機器を設置、接続する必要があるため、一度見直してみましょう。

特に光回線を乗り換えたあとにインターネット回線が利用できない場合は、配線方法が間違っているケースがほとんどです。

ケーブル類が切れていないかチェックする

ONUやルーターの電源ケーブルやLANケーブルが断線していると、インターネットに接続できない場合があります。

これらのケーブルは固定していないと、足で踏んだり引っかけたりして断線する恐れがあります。

結束バンドを使用するなどして、ケーブル類はしっかりまとめましょう。

ONUやルーターを再起動する

デバイス同様に、ONUやルーターも再起動すると障害が改善する場合があります。電源コンセントを抜いて2〜3分待ち、接続し直せばOKです。

1台ずつ試して、どちらに原因があるか確認しましょう。

有線接続して確認する

ONUやルーターにデバイスを有線接続してインターネットにつながれば、ネットワーク機器までに異常はないとわかります。

有線でもつながらず、ネットワーク機器にも異常がなければ、光回線側に原因があるといえるでしょう。

光回線側に原因がある場合の対処法

光回線のつながらない原因が、光回線側に原因がある場合の対処法は下記です。

• 事業者側に問い合わせる
• 料金を滞納していないか確認する
• 現在契約している通信速度を見る

事業者側に問い合わせる

光回線を利用していると、障害やメンテナンスでインターネットに接続できなくなる場合があります。

公式サイトに、随時情報が掲載されるので確認してください。即日解決できる場合もあれば、数日間要するケースもあります。

光回線とプロバイダーの事業者が異なる場合は、それぞれ問い合わせする必要がある点には注意しましょう。

料金を滞納していないか確認する

月額料金を支払っていないと、当然ながら光回線を利用できません。料金を滞納してすぐにサービスが停止するわけではありませんが、猶予は事業者によって異なります。

請求書払いの方や、クレジットカードの更新手続きが遅れている方は注意しましょう。

現在契約している通信速度を見る

加入している光回線のプランによっては通信速度が遅い場合があります。

「インターネットがつながらない」というよりは速度が遅い・接続が切れやすいといった症状があれば、乗り換えを検討してみてください。

回線事業者を変更することで、より速くて安定したインターネットを利用できるようになる場合もあります。

例えばeo光であれば光回線の中でも超高速の10ギガ・5ギガコースを提供しています。またプロバイダー一体型のサービスを提供しており、独自に回線を敷設していますので、柔軟に回線を増強することができ、混雑しにくいというメリットもあります。

サービスページ：eo光 [イオ] 公式サイト 光回線 インターネット

光回線がつながらないときによくある質問

最後に、光回線がつながらないときによくある質問をまとめました。

光回線がつながらないときはどこに電話したらよいですか？

契約先の光回線事業者に連絡しましょう。もし、契約先がわからない場合は、契約書や請求書を確認すると記載されています。

混み合っていてすぐにつながらないケースもあるため、電話する前に光回線事業者の公式サイトを確認してみることをおすすめします。

自宅のインターネット回線がつながらないときの対処法は？

本記事を参考にして原因を切り分けて、適切な対処をする必要があります。

光回線でなくても、モバイルWi-Fiルーターやホームルーターであっても考え方は変わりません。1つずつ切り分けて原因を特定しましょう。

接続済みなのに「インターネット接続なし」と表示される理由は？

Wi-Fi接続はできていますが、何かしらの理由でインターネットに接続できていない状態です。デバイス側にWi-Fiマークがついていても接続できません。

本記事を参考に原因を切り分けて対処しましょう。

光回線は雨や雪の影響を受けるのか？

光回線は基本的には天候の影響を受けませんが、Wi-Fiルーターから距離のある場所で利用しているときは、雨でつながりにくくなる場合もあります。そのような場合はWi-Fiルーターに近い場所で接続してみましょう。

光回線がつながらないと固定電話も使えない？

光回線のつながらない理由が「ONUやルーター」「光回線事業者」であれば固定電話は使えません。

一方デバイス側であれば、固定電話とは関係ないため問題なく使えます。

ただし固定電話がアナログ電話の場合、光回線とは連動しておりません。そのため、インターネット接続できなくても利用可能です。

まとめ：原因を切り分けて適切な対処をしよう

光回線がつながらないときは「デバイス」「ネットワーク機器」「光回線」のどれに原因があるか切り分けたうえで、以下の対処法9選を実践しましょう。

• デバイス側
  • デバイスを再起動する
  • Wi-Fi設定や機内モードを確認する
    
    
• ネットワーク機器側
  • 機器や配線の接続に問題がないか確認する
  • ケーブル類が切れていないかチェックする
  • ONUやルーターを再起動する
  • 有線接続して確認する
    
    
• 光回線側
  • 事業者側に問い合わせる
  • 料金を滞納していないか確認する
  • 現在契約している通信速度を見る

慣れていないと難しく感じるかもしれませんが、やるべきことは基本的に定まっています。

つながらない原因が光回線やネットワーク機器にある場合、乗り換えることで、改善する場合もあります。

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